コンテンツにスキップ

サムライハート (Some Like It Hot!!)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
印刷用ページはサポート対象外です。表示エラーが発生する可能性があります。ブラウザーのブックマークを更新し、印刷にはブラウザーの印刷機能を使用してください。
「サムライハート(Some Like It Hot!!)」
SPYAIRシングル
初出アルバム『Rockin' the World
B面 Crazy
LINK IT ALL
リリース
規格 マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
ロック
アニメソング
時間
レーベル Sony Music Associated Records
作詞 MOMIKEN
作曲 UZ
プロデュース keiichi wakui
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間18位オリコン[4]
  • 週間1位レコチョク・アニメチャート)[5]
  • 2011年6月度月間34位(レコチョク)[6]
  • 40位Billboard JAPAN HOT 100
  • 18位(Billboard JAPAN Hot Singles Sales)
  • 4位(Billboard Japan Hot Animation)
  • SPYAIR シングル 年表
    ジャパニケーション
    (2011年)
    サムライハート (Some Like It Hot!!)
    (2011年)
    BEAUTIFUL DAYS
    (2011年)
    Rockin' the World 収録曲
    ジャパニケーション
    (2)
    サムライハート (Some Like It Hot!!)
    (3)
    BEAUTIFUL DAYS
    (4)
    ミュージックビデオ
    SPYAIR 『サムライハート(Some Like It Hot!!)』 - YouTube
    テンプレートを表示

    サムライハート (Some Like It Hot!!)」(サムライハート サム・ライク・イット・ホット)は、日本のロックバンドであるSPYAIRの楽曲。同バンドの4枚目のシングルとして、2011年6月8日Sony Music Associated Recordsからリリースされた。

    概要

    前作「ジャパニケーション」から約3か月ぶりの発売となるシングル。収録曲3曲のうち2曲にタイアップがついており、表題曲「サムライハート(Some Like It Hot!!)」は、テレビアニメ銀魂'』のエンディングテーマ[7]、カップリングの「Crazy」は、ニコニコ生放送『電波研究所』のエンディングテーマ[8]にそれぞれ起用された。

    初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売。初回盤には、表題曲のミュージック・ビデオを収録したDVDが付属されており[9]、通常盤には、「初回仕様限定盤」として、アニメ絵柄描き下ろしの三方背BOX仕様となっているバージョンも発売された[9]

    収録内容

    CD
    全作詞: MOMIKEN、全編曲: SPYAIR。
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「サムライハート (Some Like It Hot!!)」MOMIKENUZ
    2.「Crazy」MOMIKENIKE & UZ
    3.「LINK IT ALL」MOMIKENUZ
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「サムライハート (Some Like It Hot!!)」(Music Video)  

    楽曲解説

    1. サムライハート (Some Like It Hot!!)
      ミュージック・ビデオは、ムラカミタツヤが監督を務めた[10]
      元々は、アルバム用として2010年の夏頃に制作された曲だった[11]が、後に『銀魂』のタイアップが決まったことでアレンジを加え、現在の形になった。また、タイトルになっている『サムライハート(Some Like It Hot!!)』というフレーズは、タイアップが決定した後に考案された[5]ものであり、まず『銀魂』のイメージから「サムライハート」という単語が生まれ[12]、更に「サムライハート」を空耳のように聞くと「Some Like It Hot」(サム・ライク・イット・ホット)に聞こえるということから、ダブル・ミーニングとして「Some Like It Hot!!」(「お熱いのが好き」という意)が加えられた[5]。なお、冒頭のコーラスは、バンドのスタッフ2人によるもの[12]
      Musicnetの川崎直子曰く、「孤独を乗り越えて誰かと共に生きようとする姿を描いた、キャッチーでエネルギッシュなロックナンバー」[13]。作詞を担当したMOMIKENは「弱気な部分も含めて、自分を愛しながら生きていくしかない」というメッセージを込めたと発言しており[14]、hotexpressの武川春奈は歌詞について「強い決意がストレートに綴られており、リスナーを鼓舞させる力がある」と評している[15]
      2013年7月発売の12枚目のシングル『現状ディストラクション』の初回生産限定盤にも収録されている。
    2. Crazy
      デジタルロックバンドに影響を受けて制作された[12]アッパーチューン[13]。UZによると、本作の発売時期が初夏なので「デジタルの要素を持ち、クラブで流れるのが似合うような曲があるとより盛り上がるのではないか」という考えから収録されたという[5]
    3. LINK IT ALL
      2011年3月11日に発生した、東日本大震災後に制作された[12]バラードナンバー[16]。「自分にできることを探してみよう」というメッセージが込められている[17]

    収録アルバム

    1. サムライハート(Some Like It Hot!!)
    2. Crazy
      • 1stスタジオ・アルバム『Rockin' the World』
      • 1stスタジオ・アルバム『BEST』
    3. LINK IT ALL
      • 1stスタジオ・アルバム『Rockin' the World』
      • 1stベスト・アルバム『BEST』

    カバー

    New Version

    サムライハート(Some Like It Hot!!) - New Version -
    SPYAIR配信限定シングル
    リリース2023年6月9日
    規格デジタル・ダウンロード
    ジャンルJ-POP
    ロック
    時間3分19秒
    レーベルSony Music Associated Records
    作詞者MOMIKEN(作詞)
    UZ(作曲)
    SPYAIR 年表
    • サムライハート (Some Like It Hot!!) - New Version -
    • (2023年)
    ミュージックビデオ
    SPYAIR『サムライハート(Some Like It Hot!!)- New Version -』Music Video - YouTube

    新ボーカル・YOSUKEによる再レコーディング・バージョン。2023年6月9日に配信リリースされた[21]

    収録曲

    1. サムライハート(Some Like It Hot!!) - New Version - [3:19]

    脚注

    注釈

    1. ^ 第1シーズンからの通算では第17期
    2. ^ 2011年4月4日 - 6月27日放送分

    出典

    1. ^ SPYAIR/サムライハート (Some Like It Hot!!)<通常盤>”. タワーレコード. 2013年7月24日閲覧。
    2. ^ 一般社団法人 日本レコード協会 | 各種統計(2012年7月)2013年11月15日閲覧。
    3. ^ RIAJ 2015年11月度
    4. ^ 「サムライハート(Some Like It Hot!!)」SPYAIR(ORICON STYLE)2013年11月15日閲覧。
    5. ^ a b c d SPYAIR(インタビュアー:長澤智典)「SPYAIR、『サムライハート(Some Like It Hot!!)』リリース」『エキサイトhttp://anime.excite.co.jp/interview/1106spyair.php2012年8月17日閲覧 
    6. ^ 2011年6月のダウンロード(シングル)ランキング”. レコチョク. 2012年8月17日閲覧。
    7. ^ アニメ「銀魂」新主題歌はserial TV dramaとSPYAIR”. ナタリー. ナターシャ (2011年3月22日). 2012年5月6日閲覧。
    8. ^ SPYAIR、新曲「Crazy」がニコ生「電波研究社」6月度エンディング主題歌に”. BARKS. グローバル・プラス (2011年6月2日). 2012年5月6日閲覧。
    9. ^ a b 公式ディスコグラフィー「サムライハート (Some Like It Hot!!)」の項
    10. ^ ムラカミタツヤ | TATEOKA OFFICE co.,ltd.(ムラカミタツヤ公式ウェブサイト)2014年10月23日閲覧。
    11. ^ 橋場了吾 (2011年5月30日). “「サムライハート」を持ったアツすぎるバンドが目指す“日本一の高み””. SAPPORO MUSIC NAKED. p. 2. 2012年8月17日閲覧。
    12. ^ a b c d SPYAIR(インタビュアー:奥“ボウイ”昌史)「新曲『サムライハート(Some Like It Hot!!)』に見えた SPYAIRのバンドの歴史とスピリット 人気上昇中の5人組のロングインタビュー&動画コメントが到着!!」『ぴあ関西版WEB』、2011年6月15日http://kansai.pia.co.jp/interview/music/2011-06/spyair.html2012年8月17日閲覧 
    13. ^ a b 川崎直子. “サムライハート(Some Like It Hot!!)”. Musicnet. ソニー・マガジンズ. 2012年8月17日閲覧。
    14. ^ 大橋美貴子 (2011年6月6日). “SPYAIR、切実なメッセージを込めた新曲「サムライハート(Some Like It Hot!!)」特集”. BARKS. グローバル・プラス. p. 1. 2012年8月17日閲覧。
    15. ^ 武川春奈. “サムライハート(Some Like It Hot!!)”. hotexpress. プランテック. 2012年8月17日閲覧。
    16. ^ SPYAIR(インタビュアー:平山雄一)「SPYAIRのニューシングルは力強さと切なさを兼ね備えた疾走系サマーロック!!」『EMTG MUSIC』、2011年6月6日https://music.fanplus.co.jp/special/20110600827fa3a3c2012年8月17日閲覧 
    17. ^ IKE (2012年3月11日). “さぁ”. SPYAIRオフィシャルブログ. 2012年5月6日閲覧。
    18. ^ bang_dream_gbpの2021年3月11日のツイート2021年3月16日閲覧。
    19. ^ バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.6”. BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト. 2021年9月6日閲覧。
    20. ^ 「バンドリ!」発のボーイズバンド“Argonavis”、1stライブ開催! 熱気に包まれた会場レポート写真到着”. アニメ!アニメ!. 2022年4月4日閲覧。
    21. ^ SPYAIR、新ヴォーカル YOSUKEによる「サムライハート」ニュー・バージョン配信スタート!”. skream!. 2023年6月10日閲覧。

    外部リンク