ホソバツメクサ
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ホソバツメクサ | |||||||||||||||||||||||||||
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群馬県至仏山 2013年7月
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Minuartia verna (L.) Hiern var. japonica H.Hara | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Arenaria verna L. var. japonica (H.Hara) H.Hara | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ホソバツメクサ(細葉爪草) |
ホソバツメクサ(細葉爪草、学名:Minuartia verna var. japonica )はナデシコ科タカネツメクサ属の多年草。別名、コバノツメクサ。高山植物。
特徴
小型の多年草。茎は株状になり、よく枝を分け、高さは4-13cmになる。花のつかない枝は、長さ5-20mmになり、葉は針形、長さ5-7mmで先端は針状にとがる。花のつく枝は直立し、上部に短毛と腺毛がある。花のつく枝につく葉は2-3対が無柄で対生し、葉身は花のつかない枝のものより小さい。
花期は7-8月。花は直径5mmほどで茎先に2出集散花序をつける。花柄には腺毛が密生する。萼は離生し萼片は5個、裂片は卵形から広披針形で長さ3mm、3脈があり短毛があり先端は鋭形。花弁は5個で白色、倒卵形から楕円形になり、萼片とほぼ同じ長さで全縁。雄蕊は10個。雌蕊は3個。果実は蒴果になり、長楕円形で長さ4mmになり、3裂する。種子は腎円形で、長さ0.6-0.7mmになり、種子の突起は目立たない。
分布と生育環境
日本固有種。北海道、本州中部地方以北に分布し、高山帯の岩場や砂礫地などに生育する。
ギャラリー
参考文献
- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』、1982年、平凡社
- 豊国秀夫編『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』、1988年、山と溪谷社
- 清水建美、木原浩『高山に咲く花 山溪ハンディ図鑑8』、2002年、山と溪谷社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)