木頭村
表示
きとうそん 木頭村 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
廃止日 | 2005年(平成17年)3月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 鷲敷町、相生町、上那賀町、木沢村、木頭村 →那賀町 | ||||
現在の自治体 | 那賀町 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 四国地方 | ||||
都道府県 | 徳島県 | ||||
郡 | 那賀郡 | ||||
市町村コード | 36367-7 | ||||
面積 | 233.44 km2 | ||||
総人口 |
1,778人 (2004年(平成16年)10月31日) | ||||
隣接自治体 |
那賀郡上那賀町 那賀郡木沢村 海部郡海南町 三好郡東祖谷山村 高知県安芸市 高知県香美郡物部村 高知県安芸郡馬路村 | ||||
村の木 | 木頭杉 | ||||
村の花 | 福寿草 | ||||
村の鳥 | なし | ||||
木頭村役場 | |||||
所在地 |
〒771-6495 徳島県那賀郡木頭村大字出原字マエダ34番地 | ||||
座標 | 北緯33度46分18秒 東経134度12分09秒 / 北緯33.77178度 東経134.20239度座標: 北緯33度46分18秒 東経134度12分09秒 / 北緯33.77178度 東経134.20239度 | ||||
ウィキプロジェクト |
木頭村(きとうそん)は、徳島県那賀郡にあった村。徳島県の南西部、高知県との県境に位置する。
2005年(平成17年)3月1日、那賀郡の3町2村による合併で、現在は那賀町の一部となる。
名産の木頭ゆず(地理的表示登録)[1]、木頭杉で知られ、秋には高の瀬峡の紅葉が見頃となる。また、木頭杉を使った木頭杉一本乗りの大会が8月に開催され、県内外からの参加者が詰めかける。
地理
徳島県の南西部、高知県との県境に位置する。中央に那賀川が位置し、国道195号が東西に横断している。
歴史
- 1889年(明治22年)10月1日 - 自然村の海部郡南宇村・折宇村・北川村・西宇村が合併、町村制を施行し、行政村の海部郡奥木頭村成立。
- 1911年(明治44年)10月1日 - 海部郡上木頭村のうち大字和無田・大字出原を編入。
- 1933年(昭和8年)1月1日 - 木頭村に改称。
- 1951年(昭和26年)1月1日 - 海部郡から那賀郡に所属変更。
- 1957年(昭和32年)1月1日 - 那賀郡木頭村(第1次)・上木頭村(大字助のみ)が合併し、木頭村(第2次)が発足。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 郡内鷲敷町・相生町・上那賀町・木沢村と合併して木頭村は消滅。同域に那賀町を新設。
行政
歴代村長
- 福井貫一(1917年生まれ - 2014年2月1日死去)
- 榊野誠(1924年生まれ - 2014年12月20日死去)
- 走川輝一
- 藤田恵
- 伊藤英志
経済
産業
地域通貨
木頭村では村おこしのための地域通貨として2002年(平成14年)8月からゆーずが使用されている。ゆーずは(おそらく世界で唯一の)「柚子(ユズ)本位制地域通貨」であり、紙幣式とスタンプ式が存在している。流通範囲は「株式会社きとうむら」を中心とした「ゆーず」協力店などに限られているが、ゆーず使用体験ツアーなども企画されるなど村おこしに役立っている。
気候
教育
高等学校
中学校
小学校
幼稚園
- 木頭村立北川幼稚園
交通
木頭村の交通は主に国道193号、スーパー林道および林道、農道などの道路による。域外へはさらに国道195号などを通り、自動車では徳島市から約2時間半、高知市から約2時間である。林道や農道は区間によっては落石が多発しているので通行には注意が必要である。
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、JR牟岐線阿波海南駅。
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 未来コンビニ
- 美那川キャンプ村(4月20日 - 9月30日)
- 高の瀬峡(秋の紅葉)
- 天霧の滝
- 木頭杉一本乗り(講習会:6月 、大会:7月)
- 木頭おどり(8月16日)
- アメゴ漁(解禁:3月1日)
- アユ漁(解禁:7月1日)
出典
- ^ 徳島の「木頭ユズ」品ぞろえ拡充 化粧品開発加速、海外も開拓」『日経MJ』2021年7月7日(大型小売・ファッション面)2021年7月24日閲覧
関連項目
外部リンク
- 国土地理院 地形図閲覧システム 5万分1地形図名:北川
- 木頭村ホームページ(2005/02/03アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project