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コノミテイオー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コノミテイオー
品種 アングロアラブ(アラブ血量30.02%)[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]栗毛とも[2]
生誕 1991年4月8日[1]
死没 不明(2004年12月用途変更)
抹消日 1995年2月6日[3]
スマノダイドウ[1]
アマノユカリ[1]
母の父 タガミホマレ[1]
生国 日本の旗 日本北海道静内郡静内町(現:日高郡新ひだか町))[1]
生産者 塚田達明[1]
馬主 木稲安則[1]
調教師 福地達晃(園田)[1]
競走成績
生涯成績 12戦6勝[1]
獲得賞金 4118万5000円[1]
勝ち鞍
楠賞全日本アラブ優駿(1994年)
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コノミテイオー1991年4月8日 - 不明)は、日本競走馬種牡馬

アラブダービースマノダイドウを父に持つアングロアラブである。

主な勝ち鞍は楠賞全日本アラブ優駿1994年)。

競走馬時代

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3歳(1993年)

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8月17日、園田競馬場のアラ系3才 新馬でデビューし、3着。2戦目の9月7日に初勝利をあげる。その後園田競馬場で2回、姫路競馬場で2回の計4回のアラ系3才に出走し10月13日の2着を除きすべて1着で入線した。そして迎えた園田ジュニアカップ、1番人気に支えられるもセンターキング(2番人気)の2着。その差は2馬身差だった。

4歳(1994年)

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4歳初戦となった1月19日菊水賞Tr OPでは、エリモチャンスの3着。その後は姫路競馬のアラ系4才 2着を経て、同じく姫路競馬のアラ系4才 OPにて2着馬に6馬身もの差をつけ完勝。楠賞全日本アラブ優駿の前哨戦に当たる全日本アラブ優駿Tr OPでは6番人気ビクトリーガンバの2着。そして迎えた5月18日の楠賞全日本アラブ優駿、6戦6勝中の園田の牝馬カオリビジンや名古屋の怪物ヘイセイパウエルが出場する中、2着馬カオリビジンに4馬身差でゴールイン。コノミテイオーはこのレースを最後に引退、有終の美を飾る形で種牡馬入りを果たす。

エピソード

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  • 楠賞全日本アラブ優駿では名古屋で11戦10勝の実績を持つヘイセイパウエルが1番人気であったが、スタートで出遅れた上、終始外々を回る展開となり、直線でもじりじりとしか伸びず3着、のじぎく賞勝ちで2番人気のカオリビジンは終始後方からの競馬で4コーナーでは大外に持ち出し、ほぼ直線だけの競馬をしてゴール寸前でヘイセイパウエルをかわして2着に入ったのに対し、コノミテイオーは好位から4コーナーで内をついてスパートし、4コーナーだけで4~5馬身のセーフティリードを確保するという会心の騎乗であった[4]

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[6]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名


オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量
[kg]
距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム
1着馬(2着馬)
1993. 08.17 園田 アラ系3歳 新馬 9 2 00-(7人) 03着 0寺嶋正勝 54 ダ800m(不) 50.2 (-) -0.6 イリュウドラゴン
09.07 園田 アラ系3歳 8 4 00-(1人) 01着 0寺嶋正勝 54 ダ800m(稍重) 50.6(-) -1.9 (アインショーター)
09.22 園田 アラ系3歳 7 1 00-(1人) 01着 0寺嶋正勝 54 ダ1300m(稍重) 1:28.1(-) -0.1 (イリュウドラゴン)
10.13 園田 アラ系3歳 10 1 00-(4人) 02着 0寺嶋正勝 54 ダ1300m(稍重) 1:27.5(-) -0.2 オタルシスター
11.09 姫路 アラ系3歳 9 4 00-(1人) 01着 0藤川洋一郎 54 ダ1500m(良) 1:43.0(-) -0.3 (ゴッド)
12.01 姫路 アラ系3歳 12 12 00-(1人) 01着 0藤川洋一郎 54 ダ1500m(不) 1:39.8(-) -0.3 (テンリコスモ)
12.29 園田 園田ジュニアカップ 11 11 00-(1人) 02着 0小牧太 54 ダ1630m(稍重) 1:51.9(-) -0.4 センターキング
1994. 01.19 園田 菊水賞Tr OP 10 5 00-(2人) 03着 0藤川洋一郎 55 ダ1630m(不) 1:50.0(-) -1.0 エリモチャンス
03.09 姫路 アラ系4才 10 7 00-(1人) 02着 0森繁 54 ダ1500m(不) 1:38.8(-) -0.1 ミヤジビジョン
03.30 姫路 アラ系4才 OP 10 10 00-(1人) 01着 0小牧太 55 ダ1500m(良) 1:40.2(-) -1.2 (サンユウダンディ)
04.20 園田 全日本アラブ優駿Tr OP 9 8 00-(1人) 02着 0小牧太 54 ダ1800m(良) 2:02.1(-) -0.2 ビクトリーガンバ
05.18 園田 楠賞全日本アラブ優駿 12 1 00-(3人) 01着 0小牧太 55 ダ2300m(稍重) 2:40.6(-) -0.8 カオリビジン

種牡馬時代

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コノミテイオーは種牡馬として1996年から2003年まで供用され総産駒数は99頭に上る。産駒による通算勝利数は249勝にも上り、種牡馬として自らの優れた能力を後世に伝えた。種牡馬引退後の動向は不明。

主な産駒

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  • 1996年産
  • 1997年産
    • ファストテイオー(はがくれ賞)
  • 1998年産
    • セブンテイオー(ケンタウロスC A ニ着)
  • 1999年産
    • コノミポールスター(はがくれ賞 ニ着)

ブルードメアサイアーとしての産駒

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血統表

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コノミテイオー血統 (血統表の出典)

*スマノダイドウ
1970
鹿毛
父の父
ミトタカラ 1956
栗毛
タカクラヤマ 1947
鹿毛
セフト
峰城
金友 1949
鹿毛
フアヘツド
逸錦
父の母
トキノメジロ 1964
メジロオー 1958
黒鹿毛
ゲイタイム
キヨハ
トキノハツエ 1956
鹿毛
トキデンコー
第二一風

*アマノユカリ
1984
栗毛
タガミホマレ 1962
栗毛
ミネフジ 1947
黒鹿毛
バラツケー
梅橋
バイオレツト 1953
鹿毛
ミネオカ
第三谷川
母の母
クレバーイーグル 1979
栗毛
スカレー 1969
鹿毛
エルシド
トモスカツプ
ローゼンクイン 1965
栗毛
センジュ
ローゼンモルゲン


脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m コノミテイオー”. JBIS-Search. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年1月30日閲覧。
  2. ^ 【ヘロド系】コノミテイオー
  3. ^ コノミテイオーの出走履歴
  4. ^ a b 『ビデオハロン'94 地方競馬重賞年鑑 前期』(VHS)日本レーシングサービス、1994年。 
  5. ^ 『IBC競馬ライブ 南部杯』(テレビ番組)IBCテレビ、2002年10月14日。 
  6. ^ "コノミテイオーの競走成績". JBIS-Search. 2022年1月30日閲覧

外部リンク

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