コンテンツにスキップ

コリー・ベイリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コリー・ベイリー
Cory Bailey
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イリノイ州ウィリアムソン郡マリオン
生年月日 (1971-01-24) 1971年1月24日(53歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1991年 MLBドラフト15巡目
初出場 MLB / 1993年9月1日
NPB / 2003年4月11日
CPBL / 2004年3月4日
最終出場 MLB / 2002年6月3日
NPB / 2003年10月7日
CPBL / 2008年10月4日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

フィリップ・コリー・ベイリーPhilip Cory Bailey , 1971年1月24日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

[編集]

1991年MLBドラフト15巡目で、ボストン・レッドソックスに入団。

2003年リリーフの駒不足を埋める存在として巨人に入団した。4月11日の阪神戦で登板するも、初対戦打者のジョージ・アリアスにいきなり来日通算100号本塁打を、更に片岡篤史からも2ランを浴び、1死しか奪えず3失点を喫する。その後も打ち込まれるケースが多く、二度も二軍降格を味わう。優勝が絶望的な状況になってからではありながら、8月にようやく調子を上げ、19回2/3を自責点ゼロの投球を披露する。結局、中継ぎで30試合に登板したものの、安定感に欠いたのが災いし、シーズン終了後に解雇された。

その後、台湾プロ野球に活路を求め、2004年2005年La Newベアーズでプレー。

2008年に、米迪亜ティー・レックスに入団し、再び台湾でプレーしたが、同年のシーズン終盤に八百長問題に加担したとされて永久失格処分を受けた。

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
1993 BOS 11 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 66 15.2 12 0 12 3 0 11 2 1 7 6 3.45 1.53
1994 5 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 24 4.1 10 2 3 1 0 4 0 0 6 6 12.46 3.00
1995 STL 3 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 15 3.2 2 0 2 1 0 5 1 0 3 3 7.36 1.09
1996 51 0 0 0 0 5 2 0 -- .714 251 57.0 57 1 30 3 1 38 3 0 21 19 3.00 1.53
1997 SF 7 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 45 9.2 15 1 4 0 0 5 0 0 9 9 8.38 1.97
1998 5 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 13 3.1 2 1 1 0 0 2 0 0 1 1 2.70 0.90
2001 KC 53 0 0 0 0 1 1 0 12 .500 283 67.1 57 3 33 2 0 61 4 0 28 26 3.48 1.34
2002 37 0 0 0 0 3 4 1 5 .429 211 46.0 53 5 31 7 2 24 1 1 24 21 4.11 1.83
2003 巨人 30 0 0 0 0 1 0 0 -- 1.000 162 35.2 41 4 17 0 0 32 4 2 20 19 4.79 1.37
2004 La New 33 29 4 0 0 11 14 0 0 .440 912 210.2 185 9 92 0 11 127 12 1 94 69 2.95 1.31
2005 10 10 0 0 0 3 6 0 0 .333 270 56.1 78 3 24 0 1 39 5 0 38 27 4.31 1.81
2008 米迪亜 24 21 1 1 0 9 7 0 1 .563 571 138 123 5 41 0 4 72 3 0 62 47 3.07 1.19
MLB:8年 172 0 0 0 0 9 10 1 *17 .474 908 207.0 208 13 116 17 3 150 11 2 99 91 3.96 1.57
NPB:1年 30 0 0 0 0 1 0 0 -- 1.00 162 35.2 41 4 17 0 0 32 4 2 20 19 4.79 1.37
CPBL:3年 67 60 5 1 0 23 27 0 1 .460 1753 405 386 17 157 0 16 238 20 1 194 143 3.18 1.34
  • 「-」は記録なし
  • 通算成績の「*数字」は、不明年度がある事を示す

記録

[編集]
NPB
  • 初登板:2003年4月11日、対阪神タイガース1回戦(東京ドーム)、9回表に2番手で救援登板、1/3回3失点
  • 初奪三振:2003年4月12日、対阪神タイガース2回戦(東京ドーム)、7回表に矢野輝弘から空振り三振
  • 初勝利:2003年9月28日、対広島東洋カープ27回戦(広島市民球場)、8回裏に2番手で救援登板、1回無失点
  • 初登板で対戦した第一打者に被本塁打:上記の「初登板」の項を参照、9回表無死にジョージ・アリアスに左越ソロ ※史上51人目(セ・リーグ22人目)

背番号

[編集]
  • 43 (1993年 - 1994年)
  • 39 (1995年)
  • 21 (1996年)
  • 41 (1997年 - 1998年)
  • 58 (2001年 - 2002年)
  • 25 (2003年)
  • 22 (2004年 - 2005年)
  • 36 (2008年)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]