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プニクトゲン間化合物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
窒化リンの単分子。

プニクトゲン間化合物(プニクトゲンかんかごうぶつ)とは、複数の異なるプニクトゲン: pnictogen第15族元素)である窒素リンヒ素アンチモンビスマスが結合した化合物の総称である。

一覧

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N P As Sb Bi
N N2, N4, N
P PN, PxNy, P3N5 P2, P4, P
As AsN, (AsN)x AsP3 As4, As
Sb SbN SbP SbAs, Sb3As Sb
Bi BiN BixSby Bi

各化合物の詳細

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リンプニクトゲン化合物

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  • 窒化リン (PN, PxNy) :黄橙色の固体。800℃で分解。水と反応しリン酸アンモニアを生成する[1]
  • 五窒化三リン (P3N5) :純度の高いものは白色固体。純度の低いものはリンと窒素の原子比が3:5の整数にならない。結晶構造は常圧化のαと6GPa以上で現れるγを持つ他、計算科学的には43GPaでもう1つの結晶構造δの存在が推定されている[2]。αは四面体が積み重なった構造をしている[3]。850℃で分解。水と反応しリン酸とアンモニアを生成する[4]

ヒ素プニクトゲン化合物

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アンチモンプニクトゲン化合物

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ビスマスプニクトゲン化合物

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出典

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関連項目

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