全国中学校卓球大会
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大会概要 | ||||
開始年 | 1970 | |||
主催 | 日本中学校体育連盟、日本卓球協会 | |||
開催国 | 日本 | |||
サイト | 大会公式サイト | |||
前回優勝 | ||||
■テンプレート(■ノート ■解説)プロジェクト:卓球 |
全国中学校卓球大会(ぜんこくちゅうがっこうたっきゅうたいかい)は、年1回・8月に開催される卓球の大会である。いわゆる「中学校の部活動の全国大会」にあたる大会である。略称「全中」(ぜんちゅう)。男女団体と男女シングルスの4種目が行なわれる。
出場条件
[編集]出場のためには中学校での登録が必要なため、ジュニアクラブ所属の選手も、現在在学している中学校の名前で出場することになる。当然のことながら、団体は同じ中学校に在学していなければ、同一チームで出場することはできない。(ただし、卓球は学校とクラブチームの2重登録が可能。)
JOCエリートアカデミーに在籍している生徒は2013年(平成25年)から全国中学校体育連盟の推薦枠を設置してシングルスに限って出場できるようになった[1]。JOCエリートアカデミーが日本オリンピック委員会や日本卓球協会から支援を得ていることや、県やブロックの予選を勝ち抜くことなく推薦枠で出場することから、不公平であるとの意見もある[1]。
種目
[編集]第1回から第3回までを例外として、毎回男女シングルスに団体戦が行われる。
シングルスは各地区ブロック大会での上位者と開催都道府県枠の選手に加えて、日本卓球協会推薦者1名を加えて行われる。この推薦者は個人戦の地区大会は予選免除となる。
団体戦はシングルス4戦、ダブルス1戦で行われる。インターハイでは最低4人でチームを編成できるが、この大会では単複での重複出場が不可能なため、最低でも6人が出場する必要がある。団体戦は各地区ブロック大会の上位校と開催都道府県枠の学校が出場する。
団体戦は3校ずつの予選リーグを行い、1位通過校のみが決勝トーナメントに進める。個人戦は完全なトーナメント形式である。
歴代優勝校・優勝者
[編集]回 | 年度 | 男子団体 | 女子団体 | 男子シングルス | 女子シングルス | ||
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1 | 1970 | 森高志 | 仲野公子 | ||||
2 | 1971 | 沼田 | 群馬 | 野木 | 栃木 | ||
3 | 1972 | 睦沢 | 千葉 | 南之郷 | 鹿児島 | ||
4 | 1973 | 田名部 | 青森 | 神山 | 鹿児島 | 山口享 | 川東加代子 |
5 | 1974 | 城北 | 新潟 | 姫戸 | 熊本 | 建部勝彦 | 鈴木美子 |
6 | 1975 | 大曲 | 秋田 | 南之郷 | 鹿児島 | 山本雅彦 | 西村葉子 |
7 | 1976 | 弘前第三 | 青森 | 下館北 | 茨城 | 渡辺武弘 | 荒山光江 |
8 | 1977 | 野木 | 栃木 | 城南 | 福岡 | 斎藤清 | 残間幸子 |
9 | 1978 | 城南 | 和歌山 | 大井西 | 埼玉 | 田村卓 | 福田法子 |
10 | 1979 | 野木 | 栃木 | 球磨 | 熊本 | 池田研一 | 岡本富美子 |
11 | 1980 | 大井西 | 埼玉 | 波崎第三 | 茨城 | 渋谷浩 | 布施江津子 |
12 | 1981 | 日比野 | 愛知 | 大井西 | 埼玉 | 渋谷浩 | 下長智子 |
13 | 1982 | 大井西 | 埼玉 | 足立十四 | 東京 | 渋谷浩 | 内山京子 |
14 | 1983 | 日比野 | 愛知 | 就実 | 岡山 | 江本琢寛 | 富永克子 |
15 | 1984 | 甲田 | 青森 | 八代第一 | 熊本 | 佐藤克典 | 作馬孝子 |
16 | 1985 | 日比野 | 愛知 | 千城台南 | 千葉 | 大矢剛 | 大場範子 |
17 | 1986 | 西新井 | 東京 | 武蔵野 | 東京 | 川嶋崇弘 | 吉田静子 |
18 | 1987 | 西新井 | 東京 | 御所見 | 神奈川 | 中田幸信 | 吉田静子 |
19 | 1988 | 長井北 | 山形 | 山陽女子 | 岡山 | 稲垣康生 | 片岡範江 |
20 | 1989 | 明徳義塾 | 高知 | 武蔵野 | 東京 | 今枝一郎 | 四元静香 |
21 | 1990 | 岡部 | 埼玉 | 武蔵野 | 東京 | 仲村錦治郎 | 西飯由香 |
22 | 1991 | 五所川原第一 | 青森 | 武蔵野 | 東京 | 遊澤亮 | 岡崎恵子 |
23 | 1992 | 愛知工大附 | 愛知 | 曽根 | 福岡 | 真田浩二 | 藤田由希 |
24 | 1993 | 愛知工大附 | 愛知 | 四天王寺 | 大阪 | 郡司俊彦 | 川越真由 |
25 | 1994 | 愛知工大附 | 愛知 | 高蔵 | 愛知 | 山本和之 | 武田明子 |
26 | 1995 | 愛知工大附 | 愛知 | 就実 | 岡山 | 大柿友彦 | 小西杏 |
27 | 1996 | 愛知工大附 | 愛知 | 高蔵 | 愛知 | 太田昌彦 | 藤沼亜衣 |
28 | 1997 | 明徳義塾 | 高知 | 四天王寺 | 大阪 | 川口努 | 藤沼亜衣 |
29 | 1998 | 愛知工大附 | 愛知 | 四天王寺 | 大阪 | 岸川一星 | 樋浦令子 |
30 | 1999 | 青森南 | 青森 | 島地 | 山口 | 坂本竜介 | 杉田早苗 |
31 | 2000 | 実践学園 | 東京 | 仙台育英学園秀光 | 宮城 | 村守実 | 伊藤みどり |
32 | 2001 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 軽部隆介 | 酒井亜季 |
33 | 2002 | 青森山田 | 青森 | 青森山田 | 青森 | 高木和卓 | 福原愛 |
34 | 2003 | 青森山田 | 青森 | 青森山田 | 青森 | 大矢英俊 | 福原愛 |
35 | 2004 | 明豊 | 大分 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 水谷隼 | 石垣優香 |
36 | 2005 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 松平健太 | 田口知佳 |
37 | 2006 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 野邑太陽 | 石川佳純 |
38 | 2007 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 平野友樹 | 石川佳純 |
39 | 2008 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 丹羽孝希 | 高橋真梨子 |
40 | 2009 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 吉田雅己 | 前田美優 |
41 | 2010 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 森薗政崇 | 前田美優 |
42 | 2011 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 坪井勇磨 | 平真由香 |
43 | 2012 | 青森山田 | 青森 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 三部航平 | 佐藤瞳 |
44 | 2013 | 愛知工大附 | 愛知 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 木造勇人 | 早田ひな |
45 | 2014 | 愛知工大附 | 愛知 | 四天王寺羽曳丘 | 大阪 | 出雲卓斗 | 早田ひな |
46 | 2015 | 愛知工大附 | 愛知 | 明徳義塾 | 高知 | 宇田幸矢 | 塩見真希 |
47 | 2016 | 愛知工大附 | 愛知 | 明徳義塾 | 高知 | 張本智和 | 長﨑美柚 |
48 | 2017 | 愛知工大附 | 愛知 | 四天王寺 | 大阪 | 手塚崚馬 | 木原美悠 |
49 | 2018 | 中間東 | 福岡 | 四天王寺 | 大阪 | 谷垣佑真 | 大藤沙月 |
50 | 2019 | 愛知工大附 | 愛知 | 四天王寺 | 大阪 | 吉山僚一 | 小塩遥菜 |
52 | 2021 | 愛知工大附 | 愛知 | 貝塚第二 | 大阪 | 松島輝空 | 張本美和 |
53 | 2022 | 野田学園 | 山口 | 四天王寺 | 大阪 | 松島輝空 | 面手凛 |
54 | 2023 | 愛知工大附 | 愛知 | 星槎 | 神奈川 | 渡部民人 | 竹谷美涼 |
55 | 2024 | 星槎 | 神奈川 | 星槎 | 神奈川 | 川上流星 | 髙橋青葉 |
脚注
[編集]- ^ a b “エリートアカデミーの全中出場が、すんなり決定!?”. 卓球王国WEB (2013年3月12日). 2014年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月21日閲覧。