彌生書房
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彌生書房 | |
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正式名称 | 株式会社 彌生書房 |
現況 | 営業休止 |
出版者記号 | 8415 |
取次コード | 8525 |
設立日 | 1956年3月1日 |
本社郵便番号 | 〒162-0835 |
本社所在地 | 東京都新宿区中町18 |
ネット販売 | 自社サイト |
主要出版物 | 『曽我量深選集』 |
得意ジャンル | 詩、短歌、俳句、随想、文学、文学評論、宗教(仏教・キリスト教) |
外部リンク | http://www.parsihouse.com/yayoishobo[リンク切れ] |
彌生書房(やよいしょぼう)は、東京都新宿区中町に所在する日本の出版社。
詩集・歌集を中心に随想等、文学関係の出版物を主に発行している。宗教、特に仏教関係も多い。
概要
[編集]1956年(昭和31年)3月1日、津曲篤子(つまがり あつこ)によって文京区本郷弥生町で創業。
なお創業年について、京都新聞の1998年2月3日付記事「インタビュー「支えられかなえた出版の夢 人情の温かさに泣いた日もあった」[1]によれば、創業は1951年とあるが、彌生書房公式サイト「彌生書房出版案内~Yayoi Shobo~」内の「彌生書房 会社案内」[2]によれば、1956年3月1日創業とあり、ここでは会社公式サイトの年月日を優先する(2017年12月現在、公式サイトはリンク切れで閲覧不可)。
2008年5月30日に営業休止となった[3][信頼性要検証][4]。
2017年12月現在、Amazonマーケットプレイスにて、株式会社彌生書房が出品者として一部在庫書籍(新品)を販売している[5]。
2017年10月現在、公式サイトには時期は明記されていないが「彌生書房よりお知らせ 近日、電子書籍で随時お届けします。」との記載がある。なお2017年12月現在、公式サイトはリンク切れで閲覧不可となっている。
主な出版物
[編集]- A・ハックスレー編 伊藤整・永松定訳 『D.H.ロレンスの手紙』 1956年、ISBN 4-8415-0279-3。 - 処女出版[2]。
- 八木重吉『定本 八木重吉詩集』1958年、ISBN 4-8415-0672-1。
- 吉野秀雄『吉野秀雄歌集』1958年。 - 1959年読売文学賞受賞
- 吉田健一・平井正穂監修 『エリオット選集』全4巻 1959年。[6]
- 富士川英郎責任編集『リルケ全集』全7巻 1959年。[7]
- 『〈世界の詩〉シリーズ』全76巻 1963年-1983年。[8]
- 『〈現代の随想〉シリーズ』全30巻 1981年-1983年。[9]
- 曽我量深『曽我量深選集』全12巻、曽我量深選集刊行会 編、1970年 - 1972年[10][11][12][13][14][15][16][17][18][19][20][21][22]。[23]
- 曽我量深『曽我量深講義集』全15巻、行信の道編輯所 編、彌生書房、1977年 - 1990年。[24][25][26][27][28][29][30][31][32][33][34][35][36][37][38]
- 『曽我量深対話集』 津曲淳三編、1973年[39]。 - 曽我量深との対話集[40]
- 吉野せい『洟をたらした神』1975年、ISBN 4-8415-0362-5。 - 田村俊子賞、大宅ノンフィクション賞受賞
- 海音寺潮五郎『平将門』全3巻 1996年(上巻:ISBN 4-8415-0716-7、中巻:ISBN 4-8415-0718-3、下巻:ISBN 4-8415-0721-3)。 - 菊判・特染布装版。
外部リンク
[編集]- 彌生書房出版案内~Yayoi Shobo~ - ウェイバックマシン(2018年3月15日アーカイブ分)
脚注
[編集]- ^ 津曲篤子 (1998年2月3日). “支えられかなえた出版の夢 人情の温かさに泣いた日もあった”. 京都新聞. 2017年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月9日閲覧。同記事には「五二年人文書院入社、五一年弥生書房創業」とあるが、時系列に矛盾があるので誤記の疑いがある。
- ^ a b “彌生書房出版案内(会社案内)”. 彌生書房. 2017年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月9日閲覧。
- ^ 山田順 (2009年11月23日). “メディアの未来[015]2009年の出版業倒産件数は平成最悪に”. 山田順プライベートサイト. 山田順. 2014年5月18日閲覧。
- ^ 「弥生書房が廃業するようだ。」小田光雄. “出版状況クロニクル 8 (2008年11月26日~12月25日)”. 論創社. 2018年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月7日閲覧。
- ^ (株) 彌生書房のストアフロント Amazon.co.jp
- ^ “彌生書房出版案内 エリオット選集”. 彌生書房. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月9日閲覧。
- ^ 彌生書房/データ065 - 同上。[リンク切れ]
- ^ 彌生書房(Yayoi Shobo)/世界の詩 1963-1983年 - 翻訳作品集成(Japanese Translation List)
- ^ “彌生書房出版案内 現代の随想(1)”. 彌生書房. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月9日閲覧。
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第一巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第二巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第三巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第四巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第五巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第六巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第七巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第八巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第九巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第十巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第十一巻
- ^ NDL-OPAC『曽我量深選集』第十二巻
- ^ NDL-OPAC曽我量深選集月報 1〜12
- ^ “彌生書房出版案内 曽我量深選集”. 彌生書房. 2017年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月9日閲覧。
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第一巻「本願成就」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第二巻「本願の国土」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第三巻「大無量寿経講義」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第四巻「教行信証内観」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第五巻「荘厳の世界観」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第六巻「現在に救われよ」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第七巻「自信教人信」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第八巻「法然と親鸞」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第九巻「浄土の問題」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第十巻「真宗再興の指標」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第十一巻「愚禿親鸞」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第十二巻「他力の大道」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第十三巻「正信の道」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第十四巻「仏陀のさとり」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深講義集』第十五巻「信心の智慧」
- ^ NDL-OPAC『曽我量深対話集』
- ^ 『曽我量深対話集』の出席者は、鈴木大拙/デマーティノ/武藤義一/金子大栄・西谷啓治・訓覇信雄/増谷文雄/金子大栄・稲葉秀賢・広瀬杲/増谷文雄・北森嘉蔵/梅原猛で、計9回の対談が収録されている。