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手稲インターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
手稲インターチェンジ
札幌JCT方面料金所(2010年9月) 地図
所属路線 E5A 札樽自動車道
IC番号 7
料金所番号 05-134
本線標識の表記 手稲
起点からの距離 17.5 km(札幌JCT起点)
札幌西IC (3.5 km)
(2.5 km) 金山PA
接続する一般道 札幌市主要地方道9905号手稲インター線
供用開始日 1971年昭和46年)12月4日
通行台数 3,944台/日(令和4年度)[* 1]
所在地 006-0015
北海道札幌市手稲区富丘5条7丁目4番5号
北緯43度6分37.21秒 東経141度14分24.11秒 / 北緯43.1103361度 東経141.2400306度 / 43.1103361; 141.2400306
備考 札幌JCT方面出入口と小樽方面入口のスリークォーターIC
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手稲インターチェンジ
RP4
小樽IC方面
RP1+l RP4KwnRP1
RP2nRP1 RP4oRP2 RP2q RP2sRP1
手稲山国道5号
RP1+l RP4oRP1 RP1seRP1 RP1rf
RP1l RP4KwesRP1 RP1rf
RP4
札幌JCT方面
手稲山麓通からの札幌JCT方面料金所入口(2010年9月)

手稲インターチェンジ(ていねインターチェンジ)は、北海道札幌市手稲区富丘にある札樽自動車道インターチェンジ

札幌JCT方面の出入口と小樽方面への入口のみが設置されているスリークォーターインターチェンジであり、小樽方面からの出口は設けられていない(設置構想はある。詳細は後述)。

歴史

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周辺

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富丘・手稲富丘
手稲本町
前田

接続する道路

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  • 直接接続
    • 札幌市主要地方道9905号手稲インター線(手稲山麓通)
  • 間接接続

料金所

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料金体系・収受方法については注意が必要[2]

札幌中心部方面と小樽方面では入口が異なるため[注 1]、注意を促す看板が設置されている。

ブース数:4

札幌JCT方面入口
  • ブース数:1
札幌JCT方面出口
  • ブース数:1
    • ETC/一般:1
小樽方面入口
  • ブース数:2
    • ETC専用:1
    • ETC/一般:1

利用状況

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年度 1日平均
通行台数
出典 備考
2004年(平成16年) 3,533 [* 2]
2005年(平成17年) 3,506 [* 3]
2006年(平成18年) 3,303 [* 4]
2007年(平成19年) 3,218 [* 5]
2008年(平成20年) 3,004 [* 6]
2009年(平成21年) 3,245 [* 7]
2010年(平成22年) 3,319 [* 8]
2011年(平成23年) 3,274 [* 9]
2012年(平成24年) 3,581 [* 9]
2013年(平成25年) 3,848 [* 9]
2014年(平成26年) 3,296 [* 9]
2015年(平成27年) 3,410 [* 9]
2016年(平成28年) 3,559 [* 9]
2017年(平成29年) 3,419 [* 10]
2018年(平成30年) 3,576 [* 1]
2019年(令和元年) 3,710 [* 1]
2020年(令和02年) 3,440 [* 1]
2021年(令和03年) 3,680 [* 1]
2022年(令和04年) 3,944 [* 1]

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E5A 札樽自動車道
(6) 札幌西IC/TB - (7) 手稲IC - 金山PA/緊急開口部 - (8) 銭函IC

フルインターチェンジ化計画

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小樽方面入口の新設

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札樽道と直接接続する手稲山麓通にある道路標識 開通まで手稲インターチェンジの小樽方面入口の案内が隠されていた(2010年9月)

2019年(令和元年)の開通まで札幌市北西部から札樽道を利用して小樽方面へ向かうには、小樽市銭函IC、あるいは逆方向の札幌都心寄りにある札幌西ICを利用しなければならなかった。

1997年(平成9年)、インターチェンジ周辺の連合町内会から、鈴木道雄日本道路公団総裁(当時)宛てへ手稲ICの小樽方面アクセスの新設要望が提出され、1998年(平成10年)には桂信雄札幌市長(当時)宛てにも提出された。同年末には札幌市も将来的な必要性を認め、関係機関へ働きかけを行うとしていた[3]

2000年(平成12年)に日本道路公団北海道支社が用地の測量や買収などを行っていたが、道路関係四公団の民営化により、東日本高速道路は有料道路ネットワーク整備時期の検討に取り掛かり、小樽方面への乗り口レーン新設は継続調査となっていた[4][5]

2014年(平成26年)8月、東日本高速道路北海道支社が2018年度(平成30年度)に開通予定である北海道横断自動車道小樽JCT - 余市ICの開通までに、手稲ICの小樽方面入口を整備する方針を発表し、地形調査や詳細設計に着手[5][6]。入札の不調から、東日本高速道路は工期を2017年(平成29年)7月28日から2019年(令和元年)9月15日とする契約を締結し[7]、2017年(平成29年)11月に着工、2018年度(平成30年度)中に完成予定であると報じられていた[8]。その後、2019年(令和元年)11月24日14時に開通した[1]

小樽方面入口が開通したことで、手稲渓仁会病院後志地域から最も近い三次救急医療機関)によるドクターカーの後志方面への運用範囲も拡大し、救急医療体制の充実が期待される[9]

小樽方面出口の新設構想

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2019年度時点では小樽・余市方面からの降り口レーン設置の予定は無いが[10]、地元から設置要望が出ていることから、東日本高速道路北海道支社は今後の交通量を踏まえて設置を検討するとしている[6]

脚注・出典

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注釈

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  1. ^ 国道5号側から小樽方面へ進入する場合、札幌方面入口には入らずに通過し、札樽道の高架をくぐる必要がある。

出典

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  1. ^ a b 【E5A】札樽自動車道 手稲ICの小樽方面の入口が11月24日(日)14時に開通します』(プレスリリース)東日本高速道路 北海道支社、2019年11月12日https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/hokkaido/h31/1112b/2019年11月12日閲覧 
  2. ^ 札樽自動車道の料金体系・注意事項” (PDF). 東日本高速道路. 2014年9月10日閲覧。
  3. ^ 平成10年 第4回定例会”. 札幌市議会事務局. 札幌市議会 会議録検索システム (1998年12月8日). 2014年9月11日閲覧。
  4. ^ “地域空間づくりと新産業創造に繋がる公共事業に重点化する”. 建設グラフ(2003年10月) (自治タイムス社). (2003年10月). オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20130501012938/http://www.jiti.co.jp/graph/int/0310satou/0310satou.htm 2016年7月18日閲覧。 
  5. ^ a b “札樽自動車道手稲ICに小樽方向の乗り口新設へ-地形調査に着手”. 北海道建設新聞(2014年8月5日) (北海道建設新聞社). (2014年8月5日). オリジナルの2014年9月15日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20140915022629/http://e-kensin.net/news/article/8223.html 2014年9月11日閲覧。 
  6. ^ a b “札樽道手稲ICの小樽方面乗り口新設が16年春にも着工”. 北海道建設新聞(2015年1月23日) (北海道建設新聞社). (2015年1月23日). オリジナルの2015年1月24日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20150124084122/http://e-kensin.net/news/article/8438.html 2015年1月23日閲覧。 
  7. ^ 入札公告・契約情報検索”. 東日本高速道路 (2017年7月25日). 2019年6月4日閲覧。
  8. ^ “札樽道、本年度改修完了へ 手稲IC小樽方面入り口新設/銭函IC出口の一時停止解消”. 北海道新聞(2018年4月4日 札幌圏版). どうしん電子版 (北海道新聞社). (2018年4月4日). オリジナルの2018年4月8日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/gVwJz 2018年10月12日閲覧。 
  9. ^ "札樽自動車道手稲IC 小樽方面入口開通 医療体制など利便性向上に". 真相報道 バンキシャ!. 24 November 2019. 札幌テレビ放送. 2019年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月29日閲覧
  10. ^ “札樽道手稲ICに小樽方向乗り口新設”. 北海道建設新聞(2019年11月22日) (北海道建設新聞社). (2019年11月23日). オリジナルの2019年11月26日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/93e7J 2019年11月26日閲覧。 
利用状況
  1. ^ a b c d e f 札幌市統計書(令和5年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市 (2024年4月17日). 2024年11月18日閲覧。
  2. ^ 札幌市統計書(平成22年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市. 2017年4月7日閲覧。
  3. ^ 札幌市統計書(平成23年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市. 2017年4月7日閲覧。
  4. ^ 札幌市統計書(平成24年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市. 2017年4月7日閲覧。
  5. ^ 札幌市統計書(平成25年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市. 2017年4月7日閲覧。
  6. ^ 札幌市統計書(平成26年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市. 2017年4月7日閲覧。
  7. ^ 札幌市統計書(平成27年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市 (2016年4月12日). 2017年4月7日閲覧。
  8. ^ 札幌市統計書(平成28年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市 (2017年4月12日). 2018年4月12日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 札幌市統計書(平成29年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市 (2018年4月12日). 2018年10月12日閲覧。
  10. ^ 札幌市統計書(平成30年版) 第11章「運輸及び情報通信」” (PDF). 札幌市 (2019年4月5日). 2019年11月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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公式