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「リュシュテュ・エルデルフン」の版間の差分

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[[エディルネ]]生まれ。{{要出典範囲|1914年に[[砲兵]]として陸軍士官学校に入学。|date=2012年2月}}[[第一次世界大戦]]では中隊長を務める。1921年に[[トルコ革命|独立戦争]]に参加。1923年‐1926年、陸軍大学で学び、参謀将校となる。1945年までさまざまな部隊で勤務したほか、[[東京]]、[[ローマ]]、[[ロンドン]]駐在の各トルコ大使館で[[駐在武官]]を務めた。
[[エディルネ]]生まれ。{{要出典範囲|1914年に[[砲兵]]として陸軍士官学校に入学。|date=2012年2月}}[[第一次世界大戦]]では中隊長を務める。1921年に[[トルコ革命|独立戦争]]に参加。1923年‐1926年、陸軍大学で学び、参謀将校となる。1945年までさまざまな部隊で勤務したほか、[[東京]]、[[ローマ]]、[[ロンドン]]駐在の各トルコ大使館で[[駐在武官]]を務めた。


1945年に[[准将]]、1947年に[[少将]]、1952年に[[中将]]、1956年に[[大将]]に昇進。准将として第15旅団司令官及び参謀本部教育副長、少将として参謀本部教育局長、第6・第51師団長、国防省[[イスタンブル]]監査委員、中将として駐日公使、第18軍団司令官、参謀本部次長を歴任。大将として第2軍司令官を務めたのち、1958年8月から陸軍総司令官、同月第10代参謀総長に就任。
1945年に[[准将]]、1947年に[[少将]]、1952年に[[中将]]、1956年に[[大将]]に昇進。准将として第15旅団司令官及び参謀本部教育副長、少将として参謀本部教育局長、第6・第51師団長、国防省[[イスタンブル]]監査委員、中将として駐日公使、第18軍団司令官、参謀本部次長を歴任。大将として第2軍司令官を務めたのち、1958年8月から陸軍総司令官、同月第10代参謀総長に就任。


[[アドナン・メンデレス]]政権への不満が高まる世情の中、軍部の青年将校はその批判の矛先を軍の上層部にも向けた。1960年5月27日、青年将校たちはクーデターを起こし、メンデレス首相らと共にエルデルフン参謀総長も逮捕した。政府首脳らと共にヤッスアダ監獄に収監されたが、政権を掌握した[[ジェマル・ギュルセル]]大統領により恩赦された。
[[アドナン・メンデレス]]政権への不満が高まる世情の中、軍部の青年将校はその批判の矛先を軍の上層部にも向けた。1960年5月27日、青年将校たちはクーデターを起こし、メンデレス首相らと共にエルデルフン参謀総長も逮捕した。政府首脳らと共にヤッスアダ監獄に収監されたが、政権を掌握した[[ジェマル・ギュルセル]]大統領により恩赦された。

2016年10月18日 (火) 11:59時点における版

ムスタファ・リュシュテュ・エルデルフン
Mustafa Rüştü Erdelhun
生誕 1894年
死没 1983年11月9日
所属組織 トルコ陸軍
軍歴 1914 - 1960
最終階級 陸軍大将
指揮 共和国軍参謀総長
第2軍司令官
第18軍団司令官
戦闘 第一次世界大戦
トルコ革命
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ムスタファ・リュシュテュ・エルデルフン(Mustafa Rüştü Erdelhun, 1894年1983年11月9日)は、トルコ軍人。第10代参謀総長を務めるが、1960年に青年将校によるクーデターで失脚した。

経歴

エディルネ生まれ。1914年に砲兵として陸軍士官学校に入学。[要出典]第一次世界大戦では中隊長を務める。1921年に独立戦争に参加。1923年‐1926年、陸軍大学で学び、参謀将校となる。1945年までさまざまな部隊で勤務したほか、東京ローマロンドン駐在の各トルコ大使館で駐在武官を務めた。

1945年に准将、1947年に少将、1952年に中将、1956年に大将に昇進。准将として第15旅団司令官及び参謀本部教育副長、少将として参謀本部教育局長、第6・第51師団長、国防省イスタンブール監査委員、中将として駐日公使、第18軍団司令官、参謀本部次長を歴任。大将として第2軍司令官を務めたのち、1958年8月から陸軍総司令官、同月第10代参謀総長に就任。

アドナン・メンデレス政権への不満が高まる世情の中、軍部の青年将校はその批判の矛先を軍の上層部にも向けた。1960年5月27日、青年将校たちはクーデターを起こし、メンデレス首相らと共にエルデルフン参謀総長も逮捕した。政府首脳らと共にヤッスアダ監獄に収監されたが、政権を掌握したジェマル・ギュルセル大統領により恩赦された。

外部リンク

先代
フェイズィ・メンギュチ
トルコ共和国参謀総長
第10代:1958年 - 1960年
次代
ラグプ・ギュミュシュパラ