猪苗代駅
表示
猪苗代駅 | |
---|---|
駅舎(2013年7月) | |
いなわしろ Inawashiro | |
◄川桁 (3.3 km) (4.4 km) 翁島► | |
福島県耶麻郡猪苗代町大字千代田字扇田[1] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越西線[1] |
キロ程 | 36.7 km(郡山起点) |
電報略号 | イロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
499人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)7月15日[1][2] |
備考 | 業務委託駅 |
猪苗代駅(いなわしろえき)は、福島県耶麻郡猪苗代町大字千代田字扇田(おうぎだ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1899年(明治32年)7月15日:岩越鉄道の駅として開業[2]。
- 1906年(明治39年)11月1日:岩越鉄道が国有化[2]。
- 1956年(昭和31年)3月:駅本屋を改築[3]。
- 1972年(昭和47年)9月1日:貨物の取り扱いを廃止[4]。自動券売機を設置[新聞 1]。
- 1973年(昭和48年):このころ、駅舎内にハンバーガー店の営業を開始[新聞 2]。
- 1974年(昭和49年)4月1日:みどりの窓口の営業を開始[5][新聞 3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[4][6]。
- 2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2018年(平成30年)7月1日:業務委託化[7]。
- 2022年(令和4年)
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[8][報道 2]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線[9]を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎側の1番線を主本線とした一線スルーとなっているため、列車交換がない場合は、上り・下り列車とも1番線に発着する。2番線は列車交換時に下り列車が使用する。
JR東日本東北総合サービス運営の業務委託駅で、あいづ統括センター(会津若松駅)が当駅を管理する。自動券売機[1]、指定席券売機[1]、簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■磐越西線 | 上り | 郡山方面[10] |
1・2 | 下り | 会津若松・喜多方方面[10] |
- 2番線は列車交換時のみ使用
-
改札口と切符売り場(2023年4月)
-
待合室(2022年9月)
-
ホーム(2022年9月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は499人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 847 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 830 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 807 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 785 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 798 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 804 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 784 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 743 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 702 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 652 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 611 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 551 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 235 | 335 | 570 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 247 | 353 | 601 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 241 | 341 | 582 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 255 | 340 | 595 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 258 | 337 | 596 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 261 | 339 | 600 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 250 | 334 | 585 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 235 | 309 | 545 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)116 | 298 | 414 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)130 | 283 | 413 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)194 | 305 | 499 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)212 | 287 | 499 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]駅前から会津バス、タクシー[9]の連絡があり、磐梯朝日国立公園の入り口となっている。
- 磐越自動車道 猪苗代磐梯高原インターチェンジ
- 道の駅猪苗代
- 国道115号
- 福島県道204号猪苗代停車場線
- 猪苗代町役場
- 猪苗代警察署
- 猪苗代駅前郵便局
- 猪苗代郵便局
- 猪苗代町立千里小学校
- 猪苗代町立猪苗代中学校
- 福島県立猪苗代高等学校
- 会津乗合自動車旧猪苗代営業所 - 駅のすぐ向かい側、駅から向かって左手。夢街道会津号の一部が発着する。
- 猪苗代スキー場 - 当駅からシャトルバスが運行されている。
バス路線
[編集]「猪苗代駅」停留所にて、以下の路線バスや高速バス、タクシーが発着する。
運行事業者 | 行先 | 備考 |
---|---|---|
路線バス | ||
会津バス | ||
福島交通 | 郡山~裏磐梯線:グランデコマウンテンセンター・EN RESORT Grandeco Hote[11] | スキーシーズンに運行。予約制 |
高速バス | ||
|
夢街道会津号:バスタ新宿(新宿駅新南口)・東京駅・東京ディズニーランド(夜行便) | |
空港リムジン | ||
会津タクシー | 福島空港 |
その他
[編集]「手書きの駅名看板が、レトロな雰囲気を醸し出す駅舎」を有するとして、2002年(平成14年)に、東北の駅百選へと選定された[9]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h “駅の情報(猪苗代駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月7日閲覧。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
- ^ 『仙台鉄道管理局40年史』仙台鉄道管理局、1960年、216頁
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、515頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年5月号
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
- ^ “営業職場の施策の提案と説明について” (PDF). JREU仙台地本事業部 (2018年5月25日). 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月14日閲覧。
- ^ “駅の情報(猪苗代駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月14日閲覧。
- ^ a b c 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、23頁、2014年10月20日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(猪苗代駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月14日閲覧。
- ^ “グランデコスノーリゾートへのスキーバス「郡山~裏磐梯線」を運行いたします(2023年12月16日より)”. 福島交通. 2024年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月6日閲覧。
- ^ “時刻表 猪苗代駅:JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月20日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日 。2024年11月14日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(猪苗代駅):JR東日本