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猪苗代駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
猪苗代駅
駅舎(2013年7月)
いなわしろ
Inawashiro
川桁 (3.3 km)
(4.4 km) 翁島
地図
福島県耶麻郡猪苗代町大字千代田字扇田[1]
北緯37度32分46.73秒 東経140度6分11.08秒 / 北緯37.5463139度 東経140.1030778度 / 37.5463139; 140.1030778座標: 北緯37度32分46.73秒 東経140度6分11.08秒 / 北緯37.5463139度 東経140.1030778度 / 37.5463139; 140.1030778
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 磐越西線[1]
キロ程 36.7 km(郡山起点)
電報略号 イロ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
499人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1899年明治32年)7月15日[1][2]
備考 業務委託駅
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猪苗代駅(いなわしろえき)は、福島県耶麻郡猪苗代町大字千代田字扇田(おうぎだ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線である[1]

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線[9]を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎側の1番線を主本線とした一線スルーとなっているため、列車交換がない場合は、上り・下り列車とも1番線に発着する。2番線は列車交換時に下り列車が使用する。

JR東日本東北総合サービス運営の業務委託駅で、あいづ統括センター(会津若松駅)が当駅を管理する。自動券売機[1]指定席券売機[1]、簡易Suica改札機が設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 磐越西線 上り 郡山方面[10]
1・2 下り 会津若松喜多方方面[10]
  • 2番線は列車交換時のみ使用

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員499人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     847 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     830 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     807 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     785 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     798 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     804 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     784 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     743 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     702 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     652 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     611 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     551 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 235 335 570 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 247 353 601 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 241 341 582 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 255 340 595 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 258 337 596 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 261 339 600 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 250 334 585 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 235 309 545 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 116 298 414 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 130 283 413 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 194 305 499 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 212 287 499 [利用客数 1]

駅周辺

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駅前から会津バス、タクシー[9]の連絡があり、磐梯朝日国立公園の入り口となっている。

バス路線

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「猪苗代駅」停留所にて、以下の路線バスや高速バス、タクシーが発着する。

運行事業者 行先 備考
路線バス
会津バス
  • 上戸駅線:猪苗代病院入口/上戸駅
  • 北窪・金の橋線:北窪/金の橋
  • 慧日寺線:猪苗代病院入口/慧日寺資料館
  • 桧原線:桧原
  • 休暇村線:休暇村裏磐梯
  • 千貫線:千貫
  • 磐梯桧原湖畔ホテル線:磐梯桧原湖畔ホテル
  • 中ノ沢線:達沢
  • 川桁駅線:川桁駅
 
福島交通 郡山~裏磐梯線:グランデコマウンテンセンター・EN RESORT Grandeco Hote[11] スキーシーズンに運行。予約制
高速バス
夢街道会津号バスタ新宿(新宿駅新南口)東京駅東京ディズニーランド(夜行便)  
空港リムジン
会津タクシー 福島空港  

その他

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「手書きの駅名看板が、レトロな雰囲気を醸し出す駅舎」を有するとして、2002年(平成14年)に、東北の駅百選へと選定された[9]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線
快速(「あいづ」を含む)
磐梯熱海駅 - 猪苗代駅 - 磐梯町駅
快速(一部列車)[12]普通
川桁駅 - 猪苗代駅 - 翁島駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h 駅の情報(猪苗代駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月7日閲覧。
  2. ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
  3. ^ 『仙台鉄道管理局40年史』仙台鉄道管理局、1960年、216頁
  4. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、515頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年5月号
  6. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  7. ^ 営業職場の施策の提案と説明について” (PDF). JREU仙台地本事業部 (2018年5月25日). 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月14日閲覧。
  8. ^ 駅の情報(猪苗代駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月14日閲覧。
  9. ^ a b c 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、23頁、2014年10月20日閲覧 
  10. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(猪苗代駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月14日閲覧。
  11. ^ グランデコスノーリゾートへのスキーバス「郡山~裏磐梯線」を運行いたします(2023年12月16日より)”. 福島交通. 2024年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月6日閲覧。
  12. ^ 時刻表 猪苗代駅:JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月20日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf2024年11月14日閲覧 
  2. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年7月31日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 「三線の営業体制近代化実施」『交通新聞』交通協力会、1972年8月30日、1面。
  2. ^ 「車窓」『交通新聞』交通協力会、1973年5月3日、2面。
  3. ^ 「小牛田駅など七駅にも」『交通新聞』交通協力会、1974年3月31日、3面。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月9日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月10日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。 

関連項目

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外部リンク

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