コンテンツにスキップ

高知城前停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高知城前停留場*
停留場外観、奥に下り伊野方面行きのホーム
こうちじょうまえ
Kochijo mae
大橋通 (0.2 km)
(0.2 km) 県庁前
地図北に高知城がある
所在地 高知県高知市本町
北緯33度33分30.62秒 東経133度32分2.13秒 / 北緯33.5585056度 東経133.5339250度 / 33.5585056; 133.5339250座標: 北緯33度33分30.62秒 東経133度32分2.13秒 / 北緯33.5585056度 東経133.5339250度 / 33.5585056; 133.5339250
所属事業者 とさでん交通
所属路線 伊野線
キロ程 0.8 km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1904年明治37年)5月2日
* 改称経歴
- 時期不詳 警察前→本町公園通
- 1950年 本町公園通→公園通
- 1978年 公園通→高知城前
テンプレートを表示

高知城前停留場(こうちじょうまえていりゅうじょう)は、高知県高知市本町にあるとさでん交通伊野線路面電車停留場

歴史

[編集]

当停留場は1904年明治37年)、警察前停留場(けいさつまえていりゅうじょう)の名で開業した[1]。とさでん交通の前身である土佐電気鉄道の創業より存在する停留場である。停留場名はその後本町公園通停留場(ほんまちこうえんどおりていりゅうじょう)に改称されるが、1944年昭和19年)にいったん営業を休止[1][2]1950年(昭和25年)に公園通停留場(こうえんどおりていりゅうじょう)の名で復活し、1978年(昭和53年)より高知城前停留場と称するようになった[1][2]。高知城前と改称する前は隣の県庁前停留場で下車して高知城へ向かう観光客が多く、名称変更は観光客への案内のためだったとされる[3]

年表

[編集]

停留場構造

[編集]

高知城前停留場は伊野線の併用軌道区間にあり、道路上にホームが設けられている。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように置かれている[6]。ただし互いのホーム位置は東西方向にずれており、東にはりまや橋方面行きのホーム、西に伊野方面行きのホームがある[6]

停留場周辺

[編集]

高知城は停留場の北、徒歩5分の距離にある[7][8]。隣の大橋通停留場との間の軌道沿いには日本銀行高知支店や高知本町郵便局が立地する[7]

隣の停留場

[編集]
とさでん交通
伊野線
大橋通停留場 - 高知城前停留場 - 県庁前停留場

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、60頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  2. ^ a b 服部重敬(編著)『路面電車新時代 LRTへの軌跡』山海堂、2006年、296頁。ISBN 4-381-01816-8 
  3. ^ 『路面電車はゆく 高知』高知新聞社、1998年、88頁。ISBN 4-87503-268-4 
  4. ^ a b c 『土佐電鉄が走る街 今昔』98・156-158頁
  5. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  6. ^ a b 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、41,92頁。ISBN 978-4-06-295161-6 
  7. ^ a b 『土佐電鉄が走る街 今昔』31頁
  8. ^ 電車軌道路線図” (PDF). とさでん交通. 2017年5月14日閲覧。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]