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SSCバーリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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バーリ
原語表記 Società Sportiva Calcio Bari SpA[1]
愛称 I Galletti (若い雄鶏)
I Biancorossi (白と赤)
クラブカラー 白と赤
創設年 1908年
所属リーグ セリエB
所属ディビジョン 2部
ホームタウン バーリ
ホームスタジアム スタディオ・サン・ニコラ
収容人数 58,270
代表者 イタリアの旗 ルイージ・デ・ラウレンティスイタリア語版
監督 イタリアの旗 ミケーレ・ミニャーニ英語版
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ソチエタ・スポルティーヴァ・カルチョ・バーリSocietà Sportiva Calcio Bari,[2])は、イタリアバーリを本拠地とするサッカークラブである。チームロゴはニワトリを採用している。2022-23シーズンはセリエBに所属。

歴史

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1928年創設。1930年代から1940年代にかけてセリエAで成績を残すものの、その後はセリエAとセリエBを行き来するシーズンが続き、1974年にはセリエCへ降格した。

その後、1980年代に入ると再びセリエAへ復帰するなど持ち直しを見せるが、2000-01シーズンを最後に下部リーグでのシーズンが続いていた。2008-09シーズンはアントニオ・コンテ監督の下でセリエA昇格を達成。

2009-10シーズンは昇格1年目ながらも、アンドレア・ラノッキアレオナルド・ボヌッチらの活躍もあり、勝ち点50を叩き出して最終順位が10位と大躍進した。2010-11シーズンも躍進が期待されたが、ラノッキア、ボヌッチの移籍もあり、序盤から不振が続いた。2011年2月にはジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督が解任され、ボルトロ・ムッティ監督が就任したが、不振から抜け出せず、残り4試合を残して、わずか2年でセリエBへ降格。

2014年、財政破たんによって競売にかけられ、地元出身の元審判員ジャンルカ・パパレスタ英語版が480万ユーロで落札した[3]。2014-15シーズンから、クラブ名を「FCバーリ1908」へと変更している。

2017-18シーズン終了後にクラブは再び経営破たん。セリエDから再出発することになったクラブを2018年8月にSSCナポリ会長のアウレリオ・デ・ラウレンティスが傘下に収め[4]、クラブは「SSCバーリ」と改称した。

ホームスタジアムとしているサン・ニコラは1990年イタリアW杯の会場として建設されたスタジアムである。その他にも優秀な下部組織を持つクラブとして知られており、アントニオ・カッサーノらを輩出。イタリア南部のクラブとして、USレッチェとはライバル関係にある。

タイトル

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国内タイトル

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国際タイトル

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なし

過去の成績

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シーズン ディビジョン コッパ・イタリア
リーグ 勝ち点 順位
1993-94 セリエB 38 14 17 7 49 27 45 2位 1回戦敗退
1994-95 セリエA 34 12 8 14 40 43 44 12位 2回戦敗退
1995-96 セリエA 34 8 8 18 49 71 32 15位 2回戦敗退
1996-97 セリエB 38 15 17 6 52 35 62 4位 2回戦敗退
1997-98 セリエA 34 10 8 16 30 45 38 11位 ベスト16
1998-99 セリエA 34 9 15 10 39 44 42 10位 ベスト16
1999-00 セリエA 34 10 9 15 34 48 39 14位 2回戦敗退
2000-01 セリエA 34 5 5 24 31 68 20 18位 2回戦敗退
2001-02 セリエB 38 14 11 13 44 51 53 7位 GS
2002-03 セリエB 38 10 19 9 38 37 49 11位 ベスト8
2003-04 セリエB 46 13 11 22 50 63 50 21位[5] GS敗退
2004-05 セリエB 42 13 17 12 41 37 56→55 11位 GS敗退
2005-06 セリエB 42 11 18 13 43 47 51 13位 ベスト16
2006-07 セリエB 42 12 14 16 40 46 50 14位 1回戦敗退
2007-08 セリエB 42 13 16 23 50 55 55 11位 3回戦敗退
2008-09 セリエB 42 22 14 6 65 35 80 1位 3回戦敗退
2009-10 セリエA 38 13 11 14 49 49 50 10位 3回戦敗退
2010-11 セリエA 38 5 9 24 27 56 24 20位 ベスト16
2011-12 セリエB 42 14 14 14 47 48 56→50 13位 4回戦敗退
2012-13 セリエB 42 16 12 14 55 47 60→53 10位 2回戦敗退
2013-14 セリエB 42 19 10 13 52 43 67→63 7位 3回戦敗退
2014-15 セリエB 42 14 12 16 43 49 54 10位 3回戦敗退
2015-16 セリエB 42 19 11 12 58 48 68 5位 2回戦敗退
2016-17 セリエB 42 13 14 15 39 44 53 12位 3回戦敗退
2017-18 セリエB 42 18 13 11 59 48 67→65 7位[6] 4回戦敗退
2018-19 セリエD・ジローネI 34 24 6 4 69 22 78 1位
2019-20 セリエC ・ジローネC 30[7] 16 12 2 54 24 60 2位
2020-21 セリエC ・ジローネC 36 18 9 9 52 34 63 4位 2回戦敗退
2021-22 セリエC ・ジローネC 36 22 9 5 52 26 75 1位
2022-23 セリエB 38 17 14 7 58 37 65 3位

現所属メンバー

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2022年9月1日現在 注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK イタリア ピエルルイジ・フラッターリ
4 MF イタリア マッティア・マイータ
6 DF イタリア ヴァレリオ・ディ・チェーザレ キャプテン
7 FW イタリア ミルコ・アンテヌッチ
9 MF イタリア アンドレア・デッリーコ
10 MF アルゼンチン ルベン・ボッタ ()
11 FW モロッコ ワリード・シェッディーラ ()
13 DF フランス ギヨーム・ジギオティ ()
14 FW イタリア エディ・サルセド ()
17 MF イタリア ラッファエレ・マイエッロ
18 GK イタリア エリーア・カプリーレ
19 MF イタリア クリスティアン・ガラーノ
20 DF イタリア エマヌエレ・テッラノーヴァ
21 DF スロベニア ジャン・ジュジェク
22 GK イタリア エマヌエーレ・ポルヴェリーノ
23 DF イタリア フランチェスコ・ヴィカーリ
No. Pos. 選手名
25 DF イタリア ラッファエーレ・プチーノ
26 FW フランス オーレリアン・シェドレ
27 DF イタリア アントニオ・マッゾッタ
29 MF イタリア マヌエル・スカヴォーネ
30 FW コロンビア ダミル・セテル
31 DF イタリア ジャコモ・リッチ
44 DF イタリア パオロ・ボジージオ
63 MF イタリア ニコラ・ベッローモ
74 MF イタリア ジャンマルコ・カンジャーノ
80 MF イタリア レオナルド・ベネデッティ
90 MF イタリア マイケル・フォロルンショ ()
93 DF フランス メディ・ドルヴァル ()
99 MF イタリア アレッサンドロ・マッラモ
-- FW イタリア マヌエル・マッラス
-- FW イタリア ダニエーレ・パポーニ

※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍選手

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in 注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
14 FW イタリア エディ・サルセド (インテル)
74 MF イタリア ジャンマルコ・カンジャーノ (ボローニャ)
80 MF イタリア レオナルド・ベネデッティ (サンプドリア)
No. Pos. 選手名
90 MF イタリア マイケル・フォロルンショ (ナポリ)
99 MF イタリア アレッサンドロ・マッラモ (アタランタ)

out 注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- DF イタリア ダニエーレ・チェリエント (チェゼーナ)
-- DF イタリア マルコ・ペッロッタ (プロ・ヴェルチェッリ)
-- MF イタリア ムサ・マネ (モンテヴァルキ)
-- MF イタリア マッテオ・ロッセッティ (リミニ)
No. Pos. 選手名
-- FW モンテネグロ マッテオ・アフメタイ (モノーポリ)
-- FW イタリア ジョヴァンニ・メルクーリオ (フィデーリス・アンドリア)
-- FW イタリア シモーネ・シーメリ (モノーポリ)

歴代監督

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歴代所属選手

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GK

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DF

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MF

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FW

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脚注

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  1. ^ “La SSC Bari diventa società per azioni. Luigi De Laurentiis amministratore unico” (Italian). BariViva.it. (14 June 2019). https://www.bariviva.it/sport/la-ssc-bari-diventa-societa-per-azioni-luigi-de-laurentiis-amministratore-unico/ 13 July 2019閲覧。 
  2. ^ “Il calcio a Bari ripartirà ufficialmente con Aurelio De Laurentiis” (Italian). Fox Sports. (31 July 2018). https://www.foxsports.it/2018/07/31/ufficiale-bari-riparte-serie-d-aurelio-de-laurentiis/ 13 August 2018閲覧。 
  3. ^ Il Bari va a Paparesta: 4,8 milioni dopo il duello con Antonio Cipollone” (イタリア語). repubblica.it (2014年5月20日). 2014年10月24日閲覧。
  4. ^ Napoli president Auerlio De Laurentiis takes over Serie D side Bari”. ESPN (2018年8月1日). 2020年11月19日閲覧。
  5. ^ セリエBチーム数増加、ナポリの財政破綻による降格のため特別残留
  6. ^ 破産のため、4部へ降格
  7. ^ 新型コロナの影響でリーグが途中で打ち切られた

外部リンク

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