『マインクラフト/ザ・ムービー』の初映像に原作ゲームファンから困惑の声「マイクラにAIフィルターをかけたようだ」

『ソニック・ザ・ムービー』と比較するファンも

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『Minecraft』の映画化作品『マインクラフト/ザ・ムービー』の初映像が公開されたが、原作ゲームのファンはあまり気に入っていないようすだ。

初映像となるティーザー予告には、ジャック・ブラック演じるスティーブ (ただの青いTシャツを着たジャック・ブラックだ)や、ジェイソン・モモア演じる人物などが登場。さらに、アイコニックなクリーパーをはじめ『Minecraft』でおなじみのキャラクターたちが、不気味なほどリアルなアートスタイルで描かれている。

「『Minecraft』の映画はゴミっぽい」とシンプルに題されたRedditの投稿は3500の賛成票を獲得しており、多くの人がコメントで衝撃と失望を共有している。「このクソ映画を10年も待ってたってことか?」との嘆きもあれば、「ビデオゲームが、ゲームのプロットやアイデアにほとんど触れない駄作映画になっていた黄金時代に戻りつつあるのがうれしい」と、皮肉たっぷりのコメントも書き込まれている。

ファンの間ではCGが最大のネックとなっており、バーチャルと実写の離れ具合を飲み込むのに苦労している人が多いようだ。「CGが最悪だ」というコメントには、「いいや、CGは問題ない。ただ、登場人物が場違いなんだ」との返信が寄せられている。

ユーザーのDragonPaulZ322は「立方体でできた“不気味の谷”の世界で、実写のキャストが魅力的に見えると、(スタジオの)幹部たちがどうして考えたのか知りたい」と述べ、この意見にEmreYasdalも同意。「この映画のキャラクターデザインは大嫌い。モブキャラはそれほど悪くないけど、俳優は生身の人間だから全然フィットしてない」とコメントしている。

そのほか、『マインクラフト/ザ・ムービー』を、予告編の公開後にファンの批判を受けてソニックのデザインを変更した『ソニック・ザ・ムービー』と比較する声もあった。ArgoniumCodeは、「ネットいじめがソニックを救った。『Minecraft』も救えるよ」と書いている。

なお、『マインクラフト/ザ・ムービー』の予告編はすでにソーシャルメディアでミームやジョークを生み出している。以下はXにおける反応の一部だ。

「ガチで『Minecraft』にAIフィルターをかけたように見える。めちゃくちゃひどい」

「『Minecraft』の映画、私にはこう見える」

「まさにこんな感じの見た目になってて泣いてる」

「最初はソニック。こんどは『Minecraft』の羊。リアルなアニメーションが全部だめにする」

「『Minecraft』のストーリーモードに謝らなきゃいけなくなるかもしれないなんて信じられない」

『マインクラフト/ザ・ムービー』は2025年4月4日に米国公開予定(日本では2025年と発表されている)。公開日はそう遠くないため、ワーナー・ブラザースが批判に​​対して行動を起こす可能性は低そうだ。しかも『Minecraft』の映画化である以上、本作が子供をターゲットにしていることはほぼ間違いない。したがって、ゲームのファンが苦言を呈してもそれほど効果はないかもしれない。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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