6月16日は和菓子の日でございます。
その由来は、平安時代に遡る「嘉祥菓子」の行事。
この日は、お菓子を神様に供えて無病息災を願う行事があり、
この日に16個のお菓子を食したり、十六文でお菓子を買ったする行事が、
室町時代には年中行事となったとか…
宮中はもちろん、江戸幕府でもそして、庶民の間でも広まった行事でございます。
お菓子を食べて厄除け招福を祈る行事が「嘉祥菓子」。
〜「嘉祥菓子の室礼」〜
盆果 シャクヤク、カワラナデシコ、テッセン、ヤグルマギク、フジの葉
五色饅頭、神札
盛り器 長板、三方、かいしき、花器
今回のお稽古は、多忙につき、全く構想がまとまらなかったので…
とりあえず我が家の天空庭園で育てた花々と、
五色饅頭と若鮎のお菓子を持参してのお稽古となりました。
〜フジのさや〜
我が家の天空庭園のフジ。
今年はたくさんの美しい花を咲かせ、フジのさやもたくさんつきました。
この美しいフジの枝を室礼に使ってみたかったのですが…
どうも、フジのさやは、秋になって色づいたものを使うのが定番とか…
とりあえず、櫻撫子スタイルでということで、お許し下さいませ💦
〜五色饅頭〜
今回は、お花も全くうまく生けられず、あれこれ悩んでいるうちに、
お花もしおれてしまい⤵︎、私の心もしおれてしまいました⤵︎
見事に、玉砕となったお稽古でございました〜😹
〜企業研修の室礼「嘉祥菓子」〜
と、悩んでいるヒマもなく、翌週には、某企業様での室礼講座が❣️
受講生の皆様方に地元のお菓子や、思い入れのあるお菓子を持ち寄って頂きました。
〜受講生の「嘉祥菓子」の盛り物〜
青紫聯芳と和菓子で水無月の風景。
山田饅頭はご主人様の出身地の銘菓だそうです(確か?)
桃のお菓子と起き上がり小法師でどこのお菓子かわかりますか?
皆様、楽しそうに「嘉祥菓子」の室礼をされていました。
持ち寄ったお菓子の解説や、ご自分の盛り物の解説もとても楽しくされて、
あっという間の講座でした。
最後には、皆さんでお菓子を分け合ってご自宅へ。
きっと、ご家族と共にお菓子食べて、楽しいひと時を過ごされたことと思います。
受講生の皆様方には、楽しい講座をお届けできたようですが…
今ひとつ、自分の室礼の壁を超えられない今のワタクシ。
この状態、いつまで続くのか…😹😹😹
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