前回続きです~
御本尊の十一面観音は秘仏で
毎月18日に開扉されるようです。
そして、山門をくぐった時から
右手に見える群青色の美しい
五重塔がすごく気になってた。
予想外に伽藍も多数で広大な敷地
のお寺だったから、拝観は機会を
改めようかと思いつつ、塔に引寄せ
られ、ここまで来た
近代の美と融合した美しい塔は
平成29年に再建され、東方を
守護する青龍塔と呼ばれてるそうです
本堂は1603年、豊臣秀頼により
再建。
上手く撮れなかったけど、桃山建築
らしく色鮮やかに修復されてて美しい
中山寺は秀吉公とも縁深く、秀吉公
の子授け祈願を叶えたともされてます。
境内は江戸時代に再建された伽藍
に交じり、近年に再建された塔中も
数多くひしめき合ってたけど、
今回は、本堂にお参りだけして、
退散。
参道のオオデマリ。
ところで、仁王像の姿が鮮やか
過ぎて見落してましたが、後ろに
ワラジ。下に沢山のワラジがぶら
下がってて、足腰の祈願、そして、
特に安産祈願で有名なお寺のよう
です
そして、今回は時間がなく回れ
なかったけど、本堂の裏側の大黒堂
の横手には、横穴式で仲哀天皇の
先后大仲姫(大中姫命)を埋葬した
とされる石の唐櫃とも白鳥塚古墳
とも呼ばれる古墳もあったようです。
仲哀天皇の后としては、神功皇后
が有名ですが、実在しないとの
説もあり、后大仲姫はここに古墳が
あるし、今まで存在を知らなかった
けど、興味深い
先日、エジプト展で訪れた兵庫県立
博物館の常設展示に神戸市の歴史を
展示したブースがあったのですが、
兵庫県には全国の古墳の約12%程
の18000基を超える古墳があり、
数は全国一だそう。
2位は鳥取、3位京都。
ただ、大きいのは大阪の大仙陵古墳
を始めとする大阪と奈良に集中。
神戸の様々な古墳からは、土器など
も沢山出土されたようです。
今回は、たまたま立ち寄ったから、
まさかその古墳の一つがお寺の一角
にあるとは知らなかったけど、また
の機会に訪れたい
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