ニューカレドニアから、こんばんは。
朝は晴れていたものの、お昼前にはパラパラ。
風も強く、天気がよく変わる1日でした。
今は日が暮れて、星空が見えてきています。
近所でこんな花を見つけました。
赤くて、もふもふな感じの。。。
これは実なのです。
紅の花の実。
英名ではリップスティックツリー。
花は白いのですが、花の後に赤い実が出てきます。
しばらくすると乾燥して茶色、そして黒になって。
袋が割れてくるのです。
その中にタネと果肉。
果肉は、食紅や口紅などにも利用されるほどのものなのです。
熱帯アメリカ原産の木。
こんなところにもあるのです。
今はちょっと寒いから、、機嫌が悪いかもしれませんね(笑。
さて、今回の暴動で仕事を失った人たちに対して、電気代を政府が補填する案が出ているようです。
1ヶ月につき5000フランを上限に最長4ヶ月間補償をするというものです。
でもすでに暴動が始まって3ヶ月。
それでもまだ「案」のまま。
なんだか遅いようにも思えます。
うちも電気代の支払いがキツくて、電気を止められる寸前まで支払うことを先延ばしにしてしまいました。
それでも先月やりくりをして、やっとの思いで支払いをしたのです。
主人の場合、2ヶ月半仕事がありませんでした。
仕事がないということは収入がないということです。
でも恩恵を受ける人たちは、完全失業者。
さらに失業保険をもらっている人たちです。
うちのような中途半端な失業者には適応されません。
確かに我が家よりもっと大変な家庭はあるはずです。
だからと言って、前と同じように生活をしているかというとそうではありません。
最後にこう書かれていました。
暴動での危機に直面した住民だけではなく、他の理由により不安定な生活をしている住民に料金の支払いを援助する仕組みを整えていきたい。
その分でかかった費用に関しては、ニューカレドニアの住民に分散して負担してもらうことになる。と。
ということは、政府が負担するとか言っておいて、我々の電気代が値上がる。ということになります。
ある程度、欧州連合からの援助金を使うそうですが。
どうにか倒れずに持ち堪えている住民に対しても、政府は厳しく徴収していくということです。
ニューカレドニアを離れていく人たちの気持ちもわかります。
政治家はこの暴動の渦中にあっても、毎月100万を超える給料を得ている人は少なくありません。
この方達の給料の調整をしてくれたらと思うのは、私だけではないはずです。
だって、非常事態なのですから。
結局は庶民ばかりが割りを食う。
なんだか先行きは、、暗いです。