今回の情報を見て、テンションはかなり下がりました。
何度も言っていますが、僕が求めていたのは高画素機。
それも噂されているような60MPとかではなく、70MPオーバーで出てくると真剣に思っていたのです。
60MPで出したところでどうなるというのでしょう。
誤解のないように言っておきますが、単に高画素機が欲しいから言っているのではありませんよ。
(欲しいですけれど…)
来年に迫ったパリオリンピックで登場するはずの次期フラッグシップを睨んでのことです。
キヤノンがパリオリンピックに向けてフラッグシップEOS R1を準備しているという噂が昨年ありましたよね。
写真はネットからお借りしました
その時に85MP以上の超高画素センサーを搭載するという話も。
以前のEOS 1Dのように、高速と高画素の2タイプ体制に戻るのかと話題にもなりましたが、だとしてもオリンピックに高画素タイプを合わせる必要はありません。
何でだろうと思って少し計算してみたのですが、これってHDMI2.1で規定されている10K画像フォーマット(10,240×4320)を包括できる画素数に近いんですよ。
ああそうか、キヤノンはパリオリンピックで10Kムービーを実現しようとしているんだなと、その時思いました。
HDMIのフォーマットは8Kの長辺だけを伸ばした特殊なアスペクト比ですが、スタジアムのスクリーンだと意外にピッタリくるのかも。
でも、85MPと言われたって、自前で撮像素子を用意できないニコンには真似できることではありません。
かといって、指をくわえてただ見ているというわけにもねえ。
そこで思いついたのが、UHDフォーマットによる10K画像。
もちろんそんなものはどこにも規定されていませんが、16:9のアスペクト比で10Kにすると9,600×5,400になるはず。
長辺9,600ドットであれば70MP程度で包括できるじゃないですか。
かなり初期の段階でD850後継機向けに70MPのセンサーをという話もありました。
いやD850登場前からあったかな。
だったらそれを何時やるんですか?
今でしょ、ということです。
別に裏面照射でいいじゃありませんか。
いきなりムービーじゃなくて、先ずは10Kタイムラプスから。
D850がタイムラプスで8Kの先鞭をつけたように、10Kもニコンが主導する。
イメージ戦略としては最高ですよね。
ニコンのいう、プロ/趣味層向けにも訴求力は高いでしょう。
そしてオリンピック直前、満を持して次世代フラッグシップ機が登場!
これにはもちろん70MPオーバーの積層型センサーを搭載して。
こんなシナリオを思い描いていたのですが、所詮は夢物語なんでしょうね。
R1の噂もその後、あまり目にしなくなりました。
兎にも角にも、今月末のミーティングでどのようなことが発表されるのか?
それを黙って待つだけ。
僕のテンションがV字回復し、さらに想像を超えるような内容を期待しています。
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明日はメンテナンスということなので、午前中の更新はお休みさせていただきます。