箱根と深海魚の旅part23
~箱根VCで箱根をstudy!~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた、五月晴れ2」。
風に乗って来る何かのにおいをかいでいたももた。
撮られてると知るや、パッとカメラ目線に変わります。
なぁ~んか用なのぉ??
もっと撮るんならモデル料ね
なぁ~んてことは言ってないと思うのだが。
ちゃんちゃん。
旅行2日目、午後2時半。
芦ノ湖の桃源台港近く。
ついさっき大涌谷の方に行って来たんだが、かなりの人混みだったんで「箱根ジオミュージアム」の方には行けずじまいだった。
箱根についてまじめにお勉強するつもり満々だったのに、このまま箱根をおいとまするのは(明日も箱根に立ち寄るつもりではいるんだが)なんとなく物足らん。
そこで箱根ビジターセンター(略称箱根VC)に行ってみることに。
今いるところからは2kmもなく、車だと3分くらいで着いてしまう超近場だ。
こぉ~んなところです
専用の駐車場もあり
施設を管理してるのは環境省で、入館料なんかはなし。
ジオミュージアムは名前の通り箱根についての地学関連の勉強が出来る場所なんだが。
こっちは箱根の自然についてふんわりとしたお勉強が出来る場所。
ではではさっそくstudyさせてもらって来るとしませう。
シカちゃんの情報
この旅ちゅうには会わなかったが
この辺にいるんだろうな
クマさんの情報
近年よくニュースになるよな
うまく共存したいもんだが
本州にいるのはツキノワグマ
成体でも人よりちっさいが
接触は出来る限り避けましょう
夏の箱根の自然
こういう景色、見たいとは思うが
環境を荒らしたくはないな
描いてあるものの一部しか分からないが。
サンショウバラ、トリカブト、タマアジサイ、ツチアケビ、ベニテングダケ。
リスにモモンガにハコネサンショウウオなどなど。
実際にこういうのを見ようとしたら、かなり人里離れて奥へ奥へ分け入って行かなくちゃならないんだろうな。
カヤネズミの巣
体長5cmの日本最小ネズミだ
仙石原のススキ野原にいるらしい
かわい過ぎる!!
数種の鳥の声が聴ける
これはカケス
聞きなしは「ジェ~ジェ~」だが
「ガァ~ガァ~」としか聞こえん
こういうコーナーもあった
タッチペンを操作して
鳥の鳴き声を聞くらしい
(特に箱根とは関係ないが)
植物の種子をばらまく工夫だ
旅読も以前凝ってたことがある
植物が種子を運んでもらう工夫はおおまかに次の4つ。
① 風によって運んでもらう
② 水によって運んでもらう
③ 動物によって運んでもらう
④ 自力で周囲にまき散らす
右下のサキシマスオウノキなんかは、②なんだが旅読も知らなかったやつだ。
正確にはこれは果実で、「名も知らぬ遠き島より~♪」のヤシなんかと同じく、海にプカプカ浮いて海流に乗って運ばれる。
左のクロトゲハムシ
ススキの葉っぱによくいる
以前見たことはあるんだが
今度会ったら写真を撮っときたい
トラツグミの羽だけの展示
こういう展示はあんまりないんで
写真に撮ってみた
昔の写真もあった
茶屋の前で休む男たちと馬
こういうのいいな
昔の写真その2
峠を越えて行く男たちが
遠くの富士山を見やっている
…で。
ここでのいっちばんの発見は、この日すご~く気になっていた木の名前がきっちり判明したこと。
実は午前中スカイラインを爆走していて、道端に結構サクラが咲いていたんだが。
ちょ~っと花が小ぶりで、ほとんど下を向いているっていう、旅読にしたらちょっと変わったサクラだったのだ。
こ~んなやつね。
雨の中で撮影したもの
葉っぱは出ていない
花はほぼ下向きに咲いている
で、こいつが何者なのか、判明しました!!
「マメザクラ」でした!!!!
箱根のサクラたち
マメザクラは上段左
花はほとんど白色
わずかにピンクが入っている
10種ほどの日本の野生種のサクラのひとつ。
「マメ」は木が小さく、花も小さいことから名付けられたもの。
「フジザクラ」のほか「ハコネザクラ」とも呼ばれるほどに、ここ箱根を代表するサクラであるらしい。
疑問点がひとつ解決してスッキリ。
おまけ。
参考図書が置いてある一角の窓際の椅子に、外国人の年配の夫婦が並んで座り、かなり熱心に本のページをめくっていたんだが。
こういう方たち
失礼を承知で撮らせてもらった
偏見バリバリなのを承知で書かせてもらうと。
日本人のアベックがこういうことをやってると、どこかうさんくさく、いやらしいものを感じてしまうことが多いんだが。
外国の人たちがこういうことをやってると、な~んか自然な感じがして。
結構微笑ましく感じてしまうんよなぁ~。
結局何が違うのかよくは分からないんだが、見習いたいもんだ。
…以上、個人的独善的感想でした。
箱根VC、よかったです。
無料だし、観光客とかたいして多くないし、落ち着いて休憩出来るスポットでもあるんでオススメですっ。
今日はここまで。
次回のうPは旅日記の続きです。