中学受験で志望校を選ぶ際の基準はいろいろあると思いますが、大学受験の実績を考慮するケースは多いと思います。

 

例えば、中学入試での偏差値と大学合格率を比較する方法。

 

その際に注意したほうがいいとされるのが、例えば2024年の大学合格実績は、6年前に中学に入学した生徒によるものだという点。

 

つまり、「今の偏差値」で見てもあまり意味がなく、6年前の中学入試の偏差値をみて比較する。

 

ヨコ比較するためになるべく定員が多くデータも取りやすい難関大学として、例えば早慶現役合格率をとってみる。

 

6年前の中学偏差(入口)と、その学校の今年の早慶現役合格率(出口)を調べて、偏差値帯ごとに比較するのはそう難しいことではありません。

 

各差値帯毎の平均合格率がどれくらいの水準なのか、同じ偏差値帯の中でも特に合格率が高い学校がどこなのか。

 

ある学校の出口実績が、同じ偏差値帯の平均的なレベルよりも高い学校があったら、なぜそうなっているかを考えるといろいろな要因が考えられます。

 

学力が高い生徒を集めることに成功したものなのか、学校側の戦略や教育方針、カリキュラムによるものなのか、あるいは「たまたま」なのか…。

 

学校に関する情報もいたるところで入手可能で学校説明会等の場もあります。

 

但し、入口の偏差値が低めで出口の実績がいい学校が本当に「お得」で「コスパがいい」のかはわかりません

 

出口実績が良い学校には生徒が集まりやすくなり人気が出てくる、つまり入試難易度が上がってくるので、もはやお得ではなくなっている可能性もありますし、「これまでそうだった」ことが、「今後も続く」保証はどこにもありません。

 

6年後に大学合格実績を伸ばしそうな学校がわかる方法があるといいのですが…。

 

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