受験に暗記は付き物で避けて通れないと思います。

 

中学受験では、特に理科と社会については思考力以前の問題として幅広い知識が必要です。

 

何もないところから独創的な考えが浮かんでくるわけではないと思います。

 

「幅の広さ」という点では、塾のテキストやプリントで学ぶことが全てではありません。

 

日常の生活の中で身の周りにあるものや普段見聞きするもの、世の中で起きていることも子どもにとって「学び」になります。

 

受験は常に時間との勝負なので、親としては欲張って出来るだけいろいろ詰め込もうとしてしまいがち。

 

絶対に覚えなければいけないのか、覚えておいた方がいいのか、覚えなくてもいいのか。

 

最初の頃はそのあたりがよくわからず、

 

とりあえず全部覚えといて

プリントの問題は全部やって

 

今思えば随分無茶な指示をしていました。

 

子どもにとっては人生初めての受験

 

全く要領がわからなかったと思います。

 

限られた時間内に全て記憶することはほぼ不可能。

 

塾では授業をやって「後は家でやっておいてください」と言いますが、我が子に必要なことは何で、そのためには何をどのようにやればいいのか。

 

何をやるかの指定はあっても、どうやるか、どこまでやるか不明でした。

 

解法を暗記するのではなく、本質を理解できるようにすればどうしたらいいのか。

 

何が重要で、何が重要ではないのか。

 

今の我が子に足りないものは何なのか。

 

他の人に聞いても教えてくれるはずがありません。

 

子どもの一挙手一投足をみているわけではないですし。

 

家で宿題の丸付けや返却されたテストの見直しを何回も繰り返していると、「そういう聞かれ方をするのか」とか「ここは根本的に分かってないな」と思うことがありました。

 

自分は教育の専門家ではないし、別に教科に詳しいわけでもない。

 

でも、自分の子どものことに関しては他の誰より分かっている。

 

その場ですぐにアドバイスできたらその方が手っ取り早い。

 

「一緒に考える」だけでも違います。

 

アドバイスしたのは主に国語と社会でした。

 

算数は一緒に悩み、考え、

 

理科は子どもに教えてもらうことでアウトプットと知識の整理を行いました。

 

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