中学受験を通じて子どもは大きく成長したと感じます。

 

子どもなりに精一杯やったという満足感、数々の問題を解くことを通じた体験の積み重ねによって「頑張ればできる」という自信につながったこと。

 

受験生活ではいいことばかりでなく、多くの間違いや失敗もありました。

 

本人が得意な科目ばかりではなく、苦手や不得手に最後まで悩まされたし…。

 

「挫折」というとちょっと重たい響きだが、たくさん失敗できたことも後から振り返ると受験の副産物で、本人の成長につながったと思います(そう思いたい)。

 

中学受験の勉強は小学生が中学・高校レベルに匹敵する問題に挑戦するんですから、最初から無茶なわけで、できないことだらけ。

 

子どもにとっては、不正解、間違い、失敗から目を背けずに、直視することは簡単なことではありませんでした。

 

プライドが高すぎるのか負けず嫌いなのかわかりませんが、「出来なくてはならない」と勝手に思い込んでいたようです。

 

そんな考えはさっさと捨ててしまえばいいのに…。

 

失敗に一早く着目することが成長につながる、ということは親にとっても発見であり、サラリーマン生活で生かそうと思っているくらい。

 

親として子どもの成長の軌跡を見つけることができるのはうれしいものです。

 

受験生にとっては、本番までの最後の数ヶ月という時間は得に貴重で、「やるだけやった」と思えることが大切なのではないか。

 

そんな気がしました。

 

これ以上ないくらい頑張った末の結果であればどんな結果であっても受け入れることができる、そんな心境だったと思います。

 

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