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HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

仙北鉄道3号機の製作・ゆるっとブレーキ梃子

上回りを放り出して下回りの追加工作を始めました。走らせて遊ぶ場合には、こんなコチャコチャしたパーツの追加は不要と思いますが、(^^ゞ。

左奥は梃子のベース板で動輪押え板に取付けます。横の小片は梃子の軸受で共に08板から切り出しました。左手前はブレーキシリンダーの取付ベース。左のコの字の切り欠きはモーター取付板のネジを避ける為です。ブレーキシリンダーは7ミリ丸棒からドリルレース、06真鍮線のブレーキロッドを差し込みました。右は梃子で05板から切り出しました。

梃子の軸受をハンダ付けしますが、一応鉛50%を使用して、梃子の取付時にバラバラにならないようにと考えましたが、このあたりは気休めです、(^^ゞ。

フレームに組み付けて当たりを確認します。絶縁側動輪のクリアランスはギリギリで、何か考えないといけませんね、(^^ゞ。

梃子とシリンダーをハンダ付けしました。

組み付けてました。ガランとしたキャブ下は充実しました。(^^)。

横から覗いてみると、まぁ無いよりはマシ程度です、(^^ゞ。最終段階でサイドタンクからキャブ下の配管をすれば、更に充実するでしょう。

ここまで進めて、ようやくシリンダーに取り掛かりました。

 仙北鉄道3号機のシリンダーはポーターによく見られる、主動輪の車軸中心に向かってピストン棒が真っ直ぐに向かう、シリンダーが後傾するタイプです。市販の下回りを転用するにははなはだ不経済ですが、シリンダーブロックを作ってみます。シリンダーは8ミリ真鍮丸棒から糸鋸で輪切りにし、左右のシリンダーをつなぐ板を1,5厚真鍮板から切りました。

シリンダーの傾斜は糸鋸でそぎ切りし、ヤスリで修正しました。

傾斜は極わずかです。傾斜したシリンダーは初めての製作で、動くモデルが作れるか全く自信が無いので、天賞堂オリジナルの2本スライドバー付きのシリンダーは、触らずに残してあります、(^^ゞ。動くシリンダーが作れなければ、ゆるっと諦めます。 

 後傾したシリンダーに弁室は水平、スライドバーとロッカーアームが平行しないポーターの個性は楽しいですが悩ましいです。(^^ゞ