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リスク選好相場、日経先物4万円台回復

10/14(祝)東京休場も夜間取引で日経平均先物4万円台へ

日経平均先物、4万円台回復しています。

日経平均先物

週明けは、中国の財政政策会見への失望から中国株が売られるかと懸念されていましたが、意外や意外、中国株は小幅反発しています。

上海総合指数

「12日の記者会見は今後の追加策を示唆する内容だった」
「今回の財政刺激策の規模は4兆元を上回り、10〜12月期の成長率を5%以上に引き上げ、2024年成長率目標(5%前後)を達成させるだろう」と予想(中国格付け会社のアナリスト)

そうですか。12日には具体的な金額が示されなかったのですが、藍財政相が「財政赤字の拡大余地はある」と明言したことが、期待を紡いでいるようです。ともかく、失望の売りが広がることが避けられたことと、中国からの巨額財政支出が世界の流動性をさらに高めるだろうという期待が、世界の株価を押し上げる効果があったといえそうです。

今夜米国株市場も軒並み高。ダウ、S&P500は連日の史上最高値更新となっています。強い9月分雇用統計以降、米国のリセッション警戒はすっかり後退し、好材料に反応しやすい地合いに変わっているようですね。

上段 ダウ、S&P500、SOX指数
下段 NASDAQ、ラッセル2000、ダウ輸送株

ドル円今週にも150円トライか

リスクオン相場ですので、円安=円キャリー・トレードの復活となる可能性が高く、今週は150円をテストする相場になるでしょう。
150円台に立ちはだかる200SMA,90SMA、7/3~9/16下落幅に対しての50%戻り水準の150.76円を超えて上昇するのかが焦点。

ドル円日足

本邦通貨当局(財務大臣、財務官、日銀関係者、内閣官房参与)などから円安進行に対する牽制発言も出ようかと思われますが、選挙前に実弾介入は難しいと思われ、選挙前に150円を突破する可能性もあるかもしれません。しかし、ここを超えてしまうとテクニカル的な節目に乏しいため155円方向に円安ドル高が加速するリスクは大きく、ドル金利が急低下でもしてくれないことには再び円キャリートレードが相場のファッションになりかねませんね。
暴落したメキシコペソ円、直近高値を超えてくれば38.2%戻り水準までの上昇が見込めそう。

ペソ円

明日21:30は前回予想外に強かったNY連銀製造業景気指数に注目。

NY連銀製造業景気指数

前回9月は予想が▼4.1のところ+11.5というジャンプアップ。
今回10月予想は+3.4ですが、さて。
数字が良ければドル金利上昇、ドル高加速の可能性大。

ポンドドル1.3117ドルショート、
ユーロドル1.10444ドルショート継続。
ドル円を149.21円ロング参戦。
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