【第3巻】トカゲロウを救う。シャーマンキング無印原作感想【第18廻~第26廻】

シャーマンキング無印感想、第3巻です!

感想の前にまずは講談社完結版3巻の紙版のダブルカバー仕様作者コメントに注目です。

電子版では見られないのでぜひ紙版で見て頂きたい。

いつもキャラクターのセリフに対する作者の切り替えしが面白すぎるけど、3巻のは目頭熱くなったのでほんと見て欲しい。

私のベストプレイスって、なんだろうと考えさせられます。

初回

前回

この感想記事は「改めて書く」が主旨となります。続編も含むシャーマンキングシリーズ全てのネタバレを含みます。

ネタバレ全開ですのでご注意下さい。全てただの主婦である個人の主観による感想考察です。もちろんただの一般のファンなので関係者とは一切関係ありません。

今回の画像はシャーマンキング展、シャーマンキング複製原画展の撮影許可エリアで撮影したものを使用しております。

私は紙版はAmazonか楽天で予約し、電子書籍版はブックライブで購入しています。

目次

葉とまん太の関係性を再確認。第18廻「BEST PLACE TREKKERS」

とても変な角度から感想述べていいですか。

わし

葉くんとまん太の金銭感覚が好き

……いやこれ何が言いたいかというと

まん太はお金持ちの御曹司で、木刀買うなんて駄菓子買うのと同じレベルだと思うんです。

でも木刀は「半分出すよ」

つまり、まん太は自分がお金持ちだからって奢らないんですよ。

家が彼にとって訳アリだからかもしれないけれど。

葉くんも「すぐ返すから」

そう、その日の内にすぐお金を返す。

金銭の考え方が二人ともしっかりしてる。

物語を進める為の展開としても自然な流れだし好き。

これをフラワーズの黽くんに例えましょうか

彼はまん太とは真逆なんですよ。

敵に向かって「金額なら10倍出そう」なんですよ

これは常人離れのお金持ちの発言ですね、これはこれでエンタメとしては大好きですね。

アンナさんにヒトメボレする竜さん

ふんばりが丘駅から離れてるボーリング場を徒歩で歩いてるアンナさん。

駅からめっちゃ遠いところに家がある……不便……

そうか……実の住所は……埼玉……

竜さんもそういえばアンナさんにアタックしてたわ

アンナさんモッテモテ。美人だから……

 許嫁。普段聞くことはないから竜さんの反応普通すぎて笑う。

ベストプレイスはなぁ……場所じゃぁ……ないんだなぁ……

二人で住んでるんじゃない、

「阿弥陀丸もいれば安心だね!」

「あ?どゆことだよ?」

↑これはアレだろ、ジャンプ連載可能な倫理的な意味のメタ発言だよね笑

意外と知らないキャラクター設定がある。第19廻「因縁六百年」

20年目の新たな発見。

「竜さん、お酒飲めない」

(タバコは吸ってなかったっけか……?)

改めて感想を書く、となると細かい部分にまで目が行きがちなのですがこれは知らなかった。

今まで推ししか見ていなかったことがよくわかりますね。

束の間の日常が垣間見える貴重なシーン

まん太もずっと霊感があるわけじゃなくて、葉くんと出会ったあの瞬間から霊が見えるようになったという認識でOKですかね。

阿弥陀丸とまん太のやりとり、ファンタジーと現実の境目って感じで好き。

シャーマンで、特殊能力で、バトル漫画で(この時はあまりまだバトル!って感じではないけど)

だけどまん太がちゃんと現実に戻してくれて。

阿弥陀丸も「本来は相容れない者同士」「だけど霊の見える人間に悪い者はいない」

と肯定してくれる。

マンキンのこういう所が好き。

竜さんファミリーも好き。

このグループ、ワルだけどワルじゃない。

守るべきことは守る。

はぐれものの居場所を作る。あったかい集団……

あと全員が(あだ名)なのが良い。

ボールボーイとかマッスルパンチの本名知らないけど明かされてましたっけ?多分されてないよね。

木刀の竜も(あだ名)ですし。

今でこそ本名知ってるけどどっちで呼ぶ?ってなったら竜さんだもんなぁ。令和アニメのクレジットはハッキリ梅宮竜之介になっていますが、やっぱり竜さんは竜さん。

トカゲロウがちらっと初登場。

竜さんに目を付ける、最適解すぎて!数えきれないくらい読んでるのに続きが気になってくる!

あとタメ五郎も初登場。

アンナさん、特に大変だな……

あれくらい強くなれないと生活するのも難しい……

第20廻「強襲トカゲロウ」

第20廻「強襲トカゲロウ」 シャーマンキング複製原画展

 トカゲロウと阿弥陀丸のやりとり。

トカゲロウが本当に大したことない人間なのに阿弥陀丸に恨み持ってて、でも阿弥陀丸は全然そんなの覚えてすらなくて(わざとコマのコピー使う手法だったのかな、あのコマは笑った)

だんだん強敵になっていくのが定説の少年漫画の敵キャラにしては「ただの盗賊」という点でキャラ立ちもインパクトも薄く。

戦闘力でいえばきっと前回の潤と白竜の方が強いのに、

でもトカゲロウは力ではなく頭を使って葉くんと阿弥陀丸の前に立ちはだかる。

一話から登場している霊の見えないただの不良、竜さんを使ってくる物語の展開も上手いし、周りの竜さんファミリーも何も状況がわからないまま巻き込まれていく。

そして全ての真ん中に位置するまん太。

この全員の立場を綺麗に全て使った話の構成、めちゃめちゃわかりやすく描かれてるのも面白いです。

アンナさん、とにかく強い。

アンナさんのまん太に対する「別にいいけど」

あれはまん太を見捨ててるのが半分、トカゲロウにはまん太に手をかける勇気すらないだろうが半分かなと思っています。

アンナさんを含む全員が葉くんのトイレシーンに集結するくらいには強い(?)

こういうことでまだ慌ててしまう少年らしい葉くんも可愛いなと思ってしまう。

あと最後のトカゲロウのコマの絵、めっっっっっちゃ好き

春雨の成り立ち。第21廻「春に降る雨」

阿弥陀丸と喪助の回想。名刀、春雨の由来が明かされます。

作画の書き直しすご……全体的に整ってる……

春雨って時代的にも太刀っぽいんだけど見た感じ打刀のような気もします……

その辺はコマによって曖昧かな……?どっちだ……?(刀剣乱舞履修者のぼやき)

阿弥陀丸の場合は「阿弥陀流」つまり自己流です。

喪助も刀鍛冶にしてはこう……師匠がいた訳でもないので自己流なのかな。

つまり刀の種類は打刀でもあり太刀でもある!おっけー!万事解決!!(?)

阿弥陀丸VSトカゲロウ

見開きのトカゲロウの四連コマ、この構図めちゃ好きですね。

「うそ!」って最後に声が出てしまって、表情も良い。

阿弥陀丸、若い。とにかく気持ちの切り替えも早いのに、でも侍として、人間として完成されている。

霊で葉くんのパートナーで従者だから一歩後ろにいる立場なんだけど、どっしりしてて……

葉くんの気持ちとシンクロして憑依状態になれるのは彼の性格の良さもあるからじゃないかしら。

そりゃみんな欲しがるわ。

阿弥陀丸は実力として強いだけじゃなくて、心も強いんだ。

葉くんも阿弥陀丸の強さをわかってて一緒になんとかしようとしてる。

今回の葉くんは阿弥陀丸の思いのままに全て任せてる感じですね。

春雨をあのようにしようとする決断、葉くんの立場なら「本当にいいのか?阿弥陀丸」ってためらってしまうだろうに。

阿弥陀丸に全て任せたからこそ、迷いなく行動に移せたんだろうな。

おまけページ、麻倉葉明のプロフィール

 ねえまって

この話の次のページの葉明さまのおまけプロフィール!

2020年段階で101歳になる葉明さま!スパスタ2014年段階でもお元気そうなので、まだまだ麻倉の長として秘めていそうですよね……

木刀の竜ファミリーに注目。第22廻「オレ達の竜さん」

まだマンキン3巻段階では 1998年の二学期、だから秋くらいのはず。

2000年1月にはシャーマンキングが決まる時系列で進んでるんだもんね。

たまにこうして時系列確認しながら読まないと忘れてしまいます。

なぜそんな突拍子もなくこんな文章を書いているかというと……

いや、、、あの、、、

扉絵~~~~~!!!!????

今秋ぐらいっつったじゃん???

真冬じゃん????

連載時のリアルが冬だったって事ね、おけ、おけ……

蓮ぼっちゃまのマフラー桃柄なんだけど何……かわいいかよ……

改めて読むと気が付くシーンが多い

葉くんは阿弥陀丸に任せていると先程書きましたが、

葉くんは葉くんでシャーマンとしてトカゲロウをなんとかせにゃ、と思ってる。

何度も読んでますが細かいことは忘れがちです。

先の展開は知ってるのに、細かいキャラクターの心情と深読みがまだまだ浅い。

アパッチとスペースショットとブルーシャトーが竜さんに最も忠実だったのも忘れてたというか今初めて知ったみたいな感情を抱いているし。

竜さんファミリーが竜さんとの出会いを語るコマ、

春夏秋冬じゃん

って今初めて気づいたし

(中学の入学式、夏祭りの夜、秋風舞う遊歩道、木枯らし吹く寒い夜……みんな詩人すぎるセリフに卒業式の群読みたいで笑ってしまった)

アンナさん、やっぱりトカゲロウは行動に移す度胸もないってわかってた。

いや、このブログ書いて良かったわ……

すんごい細かいことに気付けるようになった。

今までどんだけ流し読みしてたん……?

まだお互いの信頼度が低い葉アン。第23廻「トカゲロウブルース」

葉くんがどうしてここまでトカゲロウの気持ちを察することができるかって

それは色々なシリーズを読んでほしさがある。

 ただのお人よしのユルい主人公かと思いがちですが、彼はそうではない。

きちんと裏付けがある。

自分がトカゲロウのように人を信じられなくなる瞬間が、出来事が、あったという事。

連載時にどこまで裏付けされてるのか、後付けされていたのかはわからないけど、この裏付けがないとただの薄っぺらい少年主人公だったんだろうなって思わなくもないです。多分……

涙を流す恐山アンナ

「でも……」って、トカゲロウ編のアンナさん、まだ葉くんと一緒に過ごして間もないイメージある。

なんか逆に良いよね。こうしてお互いの考えを知り、深めていくんだなあという葉アン……

あの怖いと言われているアンナさんをいざという時は「だめだ」としっかり止める葉くん、さすがダンナだよ。

あとあの苦しい顔をする阿弥陀丸。

あれ見たい。

アニメで。

新アニメで。

見たかった。

「そんな顔したってだめっ!」ってトカゲロウに言って欲しい。かわいい。

最終巻がよぎる。第24廻「憑依合体トカゲロウ」

これは……最終廻かな……

いやマジで改めて読んでそう思った。最終廻だ……

マンキンの35巻、最終廻。

打ち切りの先、おやすみの後のグッドモーニング。

トカゲロウが本当に求めているもの。

葉くんがトカゲロウを救おうとした方法。

気持ち。

憎しみは憎しみしか生まない。

ダンゴはみんなで食べるから美味しい。

葉くんの「誰かを救う」は何一つ最後まで変わってないじゃない……と……

これ、今日読んで

最終廻を思い出して

泣いてしまった。

トカゲロウはお母さんが大好きだったんだねぇ……

 と思った時に

葉くんが物語の最後に本当に救わなくてはならない存在を思い出して

また泣いた。

これ誰向けに書いたブログかというと、改めて文字で感想を書くことで自分の考察を深める為なので……

 好き勝手書いてますね。

エモい…

エモ言われぬ……感情……

迫力のあるバトルだけがシャーマンキングじゃないんだよなあ

物語の本質はここにあるって感じだ。

アンナさんの夢、竜さんの特技。第25廻「竜の恩返し」

 トカゲロウの一件からシャーマン能力……というか霊感が生まれてしまった竜さん。

平成版アニメを見たから勘違いしてたんですけど、ここでは竜さんが「シャーマンになりたい」なんて一言も言ってない事に驚きました。

ただ春雨や首塚を壊してしまったお詫び、自分を犠牲にしてまで助けてくれた阿弥陀丸に恩返しがしたい。

ただそれだけだったんだなって。

板前として働かせてくれってお願いしてきたのも、自分は「料理が取り柄だ」って自信があるから出てくる言葉だし、

ファミリーのみんなも竜さんの一声で全員が協力する(シュノーケルつけて池から出てくるのはどうなんだ)

あったかい世界観だなって思った。

アンナさん「あたしがごはんなんか作るわけない」

作らないの?作れないの?と疑ってしまうばかり(殴られるぞ)

「なんか」って言葉キッツイな!

アンナさん、バリバリのキャリアウーマンタイプなのかなぁ。

仕事(イタコ)能力はとても高くても、家事全般はできなくて。

でも人の使い方は心得てる(?)から、自分はあたかも「できるけどやらないの」を貫いてるのかな。

この話で初めて温泉業界、女将への夢を見るアンナさんは可愛い。

竜さんがきっかけだったのかあと改めて読むとなんか面白いなぁ。

(マガジンエッジの最新まで読むと女将って結局今……と思ってしまう私)

(すべてが終わったらふんばりに戻るのかな?でも個人的にはたまおちゃんがどうなるのかも気になる……)

ラゴウが流れる。第26廻「開幕を告げる星」

今回のようなこういう扉絵はいっぱい見たい。

 ピーターパン?に似てるような可愛らしい姿のまん太と、これは一体なんなのだという王様スタイル葉くん。

最近のマンキンはすっかり大人向けになってしまったのでお遊び要素が少し少なくて寂しい。

と思ったら最新話でかなり遊んでいる。

ラゴウ シャーマンキング複製原画展

今回ラゴウが流れ、シャーマンファイトの開幕が告げられました。

こんなデカい流れ星が一般人の中でも話題にならない訳ないですよね。

そういえばリアル世界でも少し前に「火球」が話題になりましたよね。

2020年の話ですが……

ラゴウが流れたのは1999年1月

まず今回気になったのは時系列。

「冬場は空気が澄んでいる」

冬になっている。

2巻の地点で9月だったんですよね。

トカゲロウのプロフィールが1999年版だったから年明けしてるのかな?とぼんやり考えたところで私はマンタリテの存在を思いだしました。

この最終公式ファンブックに時系列載ってる(現在廃盤なので中古でしか買えない)

ラゴウの登場が1999年1月と記載されてるので、やっぱり年明けてた。

おなじみのちょっと気になる人々の登場

カンナ、マチルダ、マリオン、この時どこにいるのでしょうか?

各自自分の国にいる設定なのでしょうか?

ハオさまと一緒にいるんじゃないのかしら?

まああの……ただの雰囲気演出だと思うので気にしませんが……

テオさんはわかる。

なんかガンダーラっぽいじいさんも誰なんだ……

BoZのニューアルバム「秘仏」も秘密とかけてるの?

1999年2月19日発売で看板立ててる。めっちゃ広告費かけてる。

潤さんは葉くんに負けてから思う事があるようで。

蓮ぼっちゃまも心の中では思う事あったんだろうけど、しまって背負いこんで、修行して努力して、だから自分の力を信じてるんだろうなぁ……

平成版アニメ感想

旧ブログから引っ越し作業中。ちょっと待ってね

令和版アニメ感想

旧ブログから引っ越し作業中。ちょっと待ってね

次回

執筆中。ちょっと待ってね

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