盗撮対策で衣装変更 明豊高チア部、数年前センバツで被害 「元気な姿で選手にエールを」 /大分

夏衣装で演技を披露した明豊チア部=大分市の別大興産スタジアムで2021年7月25日、辻本知大撮影
夏衣装で演技を披露した明豊チア部=大分市の別大興産スタジアムで2021年7月25日、辻本知大撮影

 アスリートの競技画像が性的な目的でインターネットで拡散される被害が相次いでいる。被害はチアリーダーにも及び、高校野球で夏の甲子園大会への出場が決まった明豊高校チア部も対策に取り組んでいる。【辻本知大】

 「顔が真っ青になり夜も寝られなくなった部員を前にして、対策をするしかないと決意しました」。同部の顧問・笠松紗佐教諭は振り返った。

 数年前のセンバツだった。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で、同校野球部の応援をしていたチア部員の背後から男性がスマートフォンのカメラをスカート内に差し入れた。学校関係者が気づき、警察に相談したが、犯人は捕まらなかった。

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