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えーと、このスーパーの奥にひっそりと謎めいた扉の奥にあります。 時間があったのと、とっても美味しそうでオトクなマグロと鯛とタコを 買って、レジ袋もって店内に。 なんか所帯じみててカッコ悪い・・
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スーパーのレジの奥〜に進むとこの看板があります。 これ見るまで、不安で不安で。
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12、3人分の大きなカウンターにオープンキッチン。 本日のメニューです。 料理の鉄人では、毎回、料理を始める前に道場さんが筆で献立を したためられてました。
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命の出汁。 血合い抜きの本枯節と昆布の一番出汁。 グルタミン酸とイノシン酸の世界最強コンボ。 日本人が発見した「うま味」。 東京帝国大学、池田菊苗博士が昆布出汁の味の正体を明らかにし、 1908年、昆布からグルタミン酸を取り出すことに成功。 その味を「うま味」と名付けたのですよ。
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食欲をそそる前菜。 左下から反時計回りに、焼きチーズ、もろこし津久根揚、この2品は熱々。 いきなり旨〜。
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同じく左下から反時計回りに、笹巻すし、バフンウニの冷やし茶碗蒸し。 冷製二品、これが丁寧に手が施してあって旨いんだ。
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同じく左下から反時計回りに、炊いた蕗とミズダコ梅肉ソース、茄子の 煮浸し辛味噌添え。 中央はアワビの柔らか煮。 前菜だけでちょっとシビレた。 これ、約7,000円のコースだよ?
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オープンキッチンの様子。 みんな若い。 大将を中心とした鮨屋のカウンターとはだいぶん違った空気感。 キビキビとのびのびが混在してなんか楽しそうでもある。
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鱧しんじょの椀。 新玉ねぎ、三つ葉、焼き豆腐入り。 命の出汁がベース。 しみじみ、いや、うなるほど美味しい。 うーん、4、5万円する日本料理屋との比較は意味を持たないんだが、 少なくとも椀に関しては、お代ほどの差を感じませんなぁ。
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お造り。 カツオとアジ。 道場さんらしいでしょ。 これ、ほぼサラダ仕立てです。 理屈はそこそこ。 美味しければいいんです。 特にカツオに鬼おろしや玉ねぎのみじん切りをのっけたの、カツオの たたきの変則料理なんだけど、実に旨いんです。 もちろん素材にはお金はかけられないんだけど。
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竹筒で焼いた若鮎。 これ、プレゼンテーションじゃないんです。 ほんとに竹で焼いてんの。 竹、熱々だし。 燻の香りが鮎に移って情緒がある料理。 粘りをつけた蓼酢もOK。
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しっとりと柔らかく、鮎の香りと薫香が酒を呼びますなぁ。 昼時から3合飲んじゃったじゃん。
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愛媛のエボダイの唐揚げ。 小さい個体なんだけど、頭、骨は2度揚げで柔らかい。 甘酢あんをたらして。 甘酢が甘くなく、酸っぱくないので、想像以上に美味しい。
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黒毛和牛のしゃぶ仕立て。 出汁を煮凍りにして、豆腐ようソースをからめていただきます。 牛肉の下には、白ネギなどの野菜を敷き詰め、酢味噌を使わないぬた のように仕立ててて、牛肉で巻いて食べると、とっても旨いのです。
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アサリの釜飯と赤だし。 冷やし胡麻ダレうどんも選べるんだけど、ごはん大好きなんで。 うーん、美味しいー。 量もたっぷり。 お腹いっぱいです。
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これは、みつまめじゃなく、あんみつ? あんこにアイスにお餅。 黒蜜でいただきます。 なんか懐かしいお味でした。 いやはや、すんごい満足感と気持ちの良い食後感。
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「美食アカデミー」という架空の団体の主宰
者、鹿賀丈史さんの迫力ある叫び声。
聞き覚えのある食いしん坊諸兄も多いのでは?
中華の鉄人、陳建一、フレンチの鉄人、 坂井
宏行、和の鉄人、道場六三郎。
この3氏の鉄人在任期間が最も長く、また番
組全盛期の中心を担った立役者でした。
それにしても、あの頃のフジテレビの企画力
はすごかった。
今は見る影もない・・
(テレビ見ないけど・・)
赤坂の四川飯店には連日、陳さんのファンが
訪れ、銀座ろくさん亭には道場さん会いたさ
に行列ができ、青山のラ・ロシェルにはムシ
ュ坂井を一目見ようとマダムたちが押し寄せ
ました。
懐かしいなぁ。
僕も類に漏れず、3人のシェフのお店巡りを
したものです。
特にムシュ坂井には、青山でも、上大岡(閉
店)でも福岡でもお会いしたなぁ。
コックコートを脱ぐと、めちゃワイルドなフ
ァッションが好きなカッケーオジサンでした。
1993年というバブル終焉前後に始まった、
「料理人対決」という新しいコンテンツに、
まだ食べ歩きを始めて間もない30代前半の僕
は、毎度毎度、感動したのを覚えています。
神田川俊郎さんが「関西料理会のドン」とし
て、そして鉄人に対するヒール役として登場、
独特のパフォーマンスで番組をにぎやかして
くれました。
因みに、「食材」という言葉はこの番組によ
って一般化され、1998年の『広辞苑』に収
められたと言われています。
その料理の鉄人も、一番若かった陳さんが昨
年亡くなり、道場さんはほぼ引退、ムシュ坂
井だけはいまだに現役。
つい先日、ムシュ坂井と道場さんが旧交を温
められた様子がインスタにアップされてまし
た。
8月には久しぶりに両鉄人の料理がいただけ
るコラボイベントが開催されるとか。
その道場さんも、御年93歳。
YouTuberとしてもご活躍です。
店舗でお目にかかることは、もうないかと思
いますが、道場ブランドはまだまだ健在。
道場六三郎事務所は現在、銀座ろくさん亭と
この店の2店を経営されています。
この店が開店して約1年半。
一度うかがってみようかなと思ってたところ
でした。
正直なところ、1万円以下の日本料理に期待
するものはありません。
ただ、ろくさん亭も昔からとってもお安いん
ですよね、場所を考えれば。
まぁ、あの頃の懐かしさや、僕が食べ歩きを
始めた頃の初期の原動力になったあの鉄人た
ちへのオマージュもこめてやってきたわけで
す。
ろくさん亭では、必ずしも和の伝統や流儀に
そうことなく、番組内でもよく目にした自在
で縦横無尽な道場流の料理を何度か味わいま
したが、はたして、この店はいかに。
ここは、道場さんの薫陶を受けた若き料理人
たちが活躍する場のようですね。
オープンキッチンのスタッフも若い。
大将らしき存在が希薄な分、若いスタッフが
テキパキと、時におおらかに仕事をしていま
す。
なんだか料理の鉄人の番組内のキッチンスタ
ジアムの風景がよみがえります。
まずは命の出汁。
血合い抜きの本枯節と昆布の一番出汁ですね。
美しく黄金色に輝いています。
これは、日本人のDNAが覚醒されるやつ。
道場ブランドの真骨頂といったところです。
土曜日のランチ限定メニューは¥6,996(税込)。
酒3合と合わせて10,000円をわずかに切りま
した。
品数、ボリュームともに十分です。
よくこれだけの料理をこのお代でだせるもん
だと感心します。
この店のスペシャリテでもある焼きチーズを
含めた前菜7種。
熱い料理はきちんと熱く、冷たいものは冷た
く、提供される時間に合わせて温度管理され
てます。
小さなアワビはとても柔らかく魅力的な食感、
冷製茶碗蒸しは餡の下に湯葉が敷かれ、大き
なバフンウニまで使用、ミズダコの梅肉ソー
スがけも見事。
小さい皿ながら、それぞれに丁寧に仕込まれ
ています。
鱧と新玉の椀は先ほどの出汁を若干調味した
もの。
竹筒ごと焼いた若鮎、骨を二度揚げしたエボ
ダイの唐揚げ、黒毛和牛のしゃぶしゃぶサラ
ダ仕立ても、道場ブランドらしい、和の流儀
に囚われない自由な料理。
食事は、一人分の鉄釜で炊かれたアサリごは
んに赤だし。
大変リーズナブルながら、休日の昼餉として
十分に堪能させてもらいました。
多くは地元のご家族づれ。
鉄人道場六三郎を記憶する年代が中心のよう
です。
場所といい、コンセプトといい、的を得てま
すね。
「高級食材なんて使わなくても、
旨いメシが食えるよ。」
そんな道場さんからのメッセージが聞こえて
きそうです。
企業努力のたまものですね。
理屈はそこそこ。
ただひたすらに「美味い」。
遊味三昧。
いいんじゃないでしょうか、この店。
料理の鉄人世代には特に楽しめると思います。
ーー
読んでいただきうれしいです。
車いすで飛行機に乗って全国の主に鮨屋をめ
ぐっています。
食べログを初めて1年が経過しました。
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変、励みになります。
ありがとうございます!
ご参考になればうれしいです。
ーー
━ バリアフリー情報 ♿ ━
エントランスの奥に3段あります。
予約時に、その旨、伝えておけばお手伝いい
ただけます。
若いスタッフが大勢いるので、その点は安心。