近隣の方にはお馴染みの工場直売所！ : Coppelia

コッペパンで検索をかけると、専門店ならヒットしますが、はっきり言うと後は愚にもつかないお店ばかり。

とはいえ、同店『コッペリア』さんのように屋号から入ってたら、ちょっと期待できる？

しかも他のレビュアーさんの投稿や、写真を拝見するに、こりゃ面白そう？

当たり前ながら『コッペリア』って、あの人形の動きを模したバレエの作品じゃありません。

学校給食や購買部などで、この辺なら知らない人のいない昭和55年創業パン製造販売卸『(株) 小柳』さんの工場の直売所だそうですし。

ちなみにワタシの学校にもあったような気はしますが、購買部で一番憶えててるのは銀チョコ、衝撃的だったのはマンハッタンでしたし、創業の年からしても、まだ置いてなかったのかも？

確かに言われてみれば『コッペリア』と書かれてる社用車は何度か目にしたような気がし、そう思いながら同店へ向かってると、そんな車を発見、金魚のフンのごとくストーカーしたら、ご丁寧に連れてってくれました。

そんな場所は筑紫野市塔原東、二日市の幹線道路112号福岡日田線の昭和町交差点と、５号線の杉塚交差点を結ぶ505号板付牛頸筑紫野線の、そんな両.交差点の真ん中辺り、交差点の角地にあります。

むろん駐車場もありますが、トラックが激しく出入りするんで、お気をつけください。

狭い店内ながら、溢れるぐらいパンがあり、なんだか余りの色彩感覚で目が痛くなるほどです。

そんな店内で今回、購入したのは以下の５点です。

① チョコづくし ￥99

② もりもり野菜ドック 173円

③ ラムレーズンサンド ￥157

④ きなこだんご ￥141

⑤ 品種名不明（アウトレット） 40円

①は生地にもチョコが練り込んであるのか、ちょっぴり甘め。

白いホイップ・クリームの上にもチョコ・ソースが掛かってるように、両者が混じり合うから、幼稚な甘さです。

って、お子ちゃまなワタシですから、相性はバッチリ。

もっとも、銀チョコのチョコレートが少ないバージョンみたいなイメージもするかなあ？

②はコールスローみたいな中に、ややレモンのような酸味があり、爽やかな後味も感じられます。

ほんの少し辛子を感じられるのが昭和っぽく、野菜たっぷりだけど、味つけは割と控えめ。

③は、あんまりレーズンって好きじゃないんだけど、チョコチップに見えて手が伸びちゃいました。

ですが、やたらホイップ・クリームが甘いからか、さほど気になりません。

ラムって付いてるからか、昔のラム・チョコレートに近い味もするような？

結構レーズンが入ってるから、好きな人には、お値打ちかもしれませんね。

④は、だんごと冠するだけあって自然に一個ずつ離れます。

中にもきなこクリームが入ってるし、かなり濃厚っちゃ濃厚で、モタつく感も否めないものの、昭和世代なら抗えない甘さがあります。

ちょっとザラザラしたきなこらしい粉っぽさもまた堪りません。

ただ、口の中の水分は根こそぎ持って行かれます。

⑤はアウトレット・コーナーにあり、中に何のクリームが入ってるのか皆目検討がつかないまま買ったら、なんも入ってなかった！

しかもパッサパサに乾いとるし、仕方がないんで自らバターやピーナッツ・バターを塗って食ったけど、それにしても残りもんにゃ福がなかったなあ？

そんなこんなでしたし、パン生地じたいは昔ながらな感も否めないものの、さすが工場直売所、全体的に安いし、種類豊富なんで高い確率でお気に入りも見つかるでしょう。

唯一、問題なのは、客層が高めなようで、その日もお爺ちゃんが小銭をバラ撒いちゃってワタシも従業員さんも、もう一人の高齢気味な女性客も総出で探す羽目になったことでしょうかね？


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