Restaurant name |
Umi to Yama Genzou
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
078-991-2220 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
兵庫県神戸市西区井吹台東町1-1 セリオ内 |
Transportation |
104 meters from Seishin Minami. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
JPY 1,000 - JPY 1,999
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Payment methods |
Credit card accepted QR code payments accepted |
Number of seats |
40 Seats |
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Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Available |
Parking |
Available |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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神戸の和食処「海と山 玄蔵」でいただいた「日替わり御膳」は、900円というリーズナブルな価格ながら、繊細で奥深い和食の魅力が詰まった一品。
お店は和風の佇まいでとても落ち着く雰囲気で食事を楽しめる。
まず、お肉料理の「手羽先の煮付」。しっかりと染み込んだ甘辛い醤油ベースのタレが、柔らかく炊き上げられており、口に入れた瞬間にほろりと崩れる食感が絶妙。特にタレの旨味が染み込んだ皮と肉のバランスが見事で、手羽先特有の脂が程よく溶け込み、ほんのりとした甘みが心地よく舌に残る。
次に、魚料理の「鯛の煮付け」は丁寧な火入れが際立つ一品。ふんわりと柔らかい鯛の身が、特製の煮汁と絡み合って、魚の繊細な旨味が引き立つ。鯛特有の上品な甘さが引き立つ味付けで、身がふわっとしていて口の中でほろりと解けるような食感が楽しめる。煮汁の塩梅も絶妙で、素材そのものの味わいを感じられるシンプルな仕上がり。
そして、こだわりの「自家製おぼろ豆腐」は、この御膳のもうひとつの名脇役。ふんわりと滑らかで、口の中でとろけるような柔らかさが特徴で、大豆の甘さと香りがしっかりと感じられる。味噌、肉そぼろ、鰹節を添えると豆腐そのものの風味が引き立ち、食べ終えた後にも心地よい余韻が残る。
他にも、しっかりと旨味が染み込んだ「茄子の煮浸し」や、シャキシャキとした食感が心地よい「小松菜のおひたし」、ほのかな酸味が効いた「じゃこときゅうりの酢物」など、ひとつひとつが手の込んだ副菜たちが並ぶ。また、ジューシーな「焼豆腐の煮付け」も、しっかりとした味付けで食べ応えがあり、ほっとする味わい。
最後に、白飯と濃いめの赤だしが、この御膳をしっかりとまとめ上げ、和食の繊細な味わいを堪能させてくれる。食材の持ち味を活かしつつも、しっかりと主張する味わいに満足感があり、心まで温まる、充実した日替わり御膳。
美味しかったです。ご馳走様でした。