北陸新幹線・福井旅。～その１１・永平寺参拝したら。 : 山侊

丸岡城観光のあとは、永平寺に来ましたよ。
永平寺は厳しい戒律の中で修業をしてるお寺だけど、福井の有数の観光地でもある。
なんか両極端な話だけど、参拝料はお寺に維持に必要不可欠な収入源だろうから、そこはありだよね。それ言ったら、京都や奈良はどうなのさって話だ。

永平寺の参道周辺はすごい栄えてる。
大きな駐車場があって、自家用車や観光バスがわさわさ集まってるよ。
コインパーキングに、永平寺駐車場って書いてあるけど、これもお寺で経営してるのかな。
もっとお寺に近いとこに駐車場ってあるのかなって思ったらなくって、あららって思ったら、永平寺駐車場を通り過ぎたら、参道にびっしりと立ち並ぶお店の駐車場に停める形だ。
有料だけど、お店を一定料金以上の利用で駐車場代が無料ってやつね。

どちらにしろ、この辺りでお昼にしようって思ったから、ここでもいいかな。
駐車所の入り口には店員さんが待機していて、呼び込みみたいなことしてる。そういう人がいると、駐車場に空きがあるってことが分かるから、停めたいときは助かるね。誘導してくれるから。
そのお兄さんは、眩しい笑顔で、駐車券を渡してくれる。

一旦はここで駐車料金の５００円を支払って停める。
そんで、店舗利用のときに会計時に、その５００円を引いた額で会計してもらえるってシステムだ。

まずは永平寺参拝しないとね。
お店が参道の中でもお寺に近い位置なので、ちょっと小雨のこの時はありがたかったね～。
雨に濡れる苔は本当に瑞々しくキレイだったよ～。
崇高なお寺の雰囲気と、観光客のワイのワイのな雰囲気のギャップを感じつつも、お店に戻ったよ。
駐車場の入り口に待機してるお兄さんに、おかえりなさ～いと元気に迎えてもらって店内へ。

お店そのものは、古くから営業しているのがわかる年季の入ったもの。
店内びっしりと、お土産物が並んでるけど、ちょっと生活用品っぽものがあったりして、もしかして、お寺の方々もちょっとしたものを買いに出るのかなって思ったりしたよ。

売店の奥には食事処。
テーブルがぱっと見で５～６卓はあったかな。
そしてさらに奥には小上がり。
食事処も合わせると、結構大きなお店だよね。そんで駐車場も合わせると、敷地面積は相当だよ。


え～と、何にしようかな。
お品書きはお蕎麦がメイン。あ、うどんもありますって書いてあるわ。
ご飯ものは、牛丼とカレーライス。おでんもある。

温かいお蕎麦は、とろろ、山菜、天ぷらとある。
もっちっちは、どの季節もお蕎麦は冷たいのが好きだよ。
冷たいお蕎麦は、ざる、ぶっかけ、おろしとある。そして、冷たいお蕎麦にはゴマ豆腐がつくみたい。
ラッキー。永平寺と言えばゴマ豆腐。これも食べたかったんだ～。

ということで、おろしそばにしよう。
やっぱり福井にいるからには、お蕎麦をたべるときはおろしそばでしょ。これは千円なので、駐車料金との相殺で、５００円で食べられるわ。
下の方の永平寺駐車場も当然、有料だからちょっとラッキーな気がしたよ。

お盆に乗って登場。
へ～これが永平寺そば。ずいぶんと色が濃いんだな～。刻み海苔がパラリ。
もうひとつのお椀にはツユがなみなみ。ゴマとおろしがたっぷりと入ってる。
そして、ゴマ豆腐。味噌がのってる。
ゴマ豆腐と味噌って絶対に美味しいわ。

やっぱり美味しいゴマ豆腐。味噌がいいね。
ほどよいムッチリ感がいい食感だよ。
あ～ゴマ豆腐、好きだ～。

さてさて、永平寺そば。おおっ、かなりコシが強いな。
一歩間違えれば硬いってことかもしれないけど、きちんと茹で上がってると思うし、お蕎麦の風味がたまんないわ。
ツユをつけなくても、お蕎麦だけでも美味しく食べられる。

まあ、ツユ使うけどね。
このツユがまた美味。ゴマがいいね。ゴマの香ばしさもあるし、おろしのさっぱり感もある。
あ、そういえば、おかかがのってないけど、これはところ変わればってやつかな。

う～ん、これはなかなかの美味。
お蕎麦を食べて思うのが、あんまり満腹にならないってことかな。
天ざるだと、もういらんってくらいになるんだけど、それは、お蕎麦で満腹っていうよりも、天ぷらで満腹だよね。
お蕎麦だけで満腹にしようって思ったら大盛りにしないとね。
こちらのお蕎麦が少ないって意味じゃなくてね。こちらのお蕎麦の量は、よく見る量だと思うよ。だから、いわゆる標準量なんだと思う。

完食するころには、店内は結構なお客さんが入ってたよ。
もっちっちがお店に入ったのは、ちょっとお昼前だったんだよね。

会計して、売店のほうもチラッと見てみる。
あっ、モケケがある。
これ、相棒が集めてるんだよね。集めてどうするって思わなくもないけど、お土産に買って行こう。
少し、参道を散策してから次に行こう。
駐車券は出るときに見せる必要があるから、なくさないように持っていないとね。