博多の人気店！刺身醤油を使わない味付け済みの創作寿司♪…たつみ寿司 : たつみ寿司 岩田屋店

福岡市中央区天神・博多の老舗百貨店《岩田屋本店》の新館7階にあるレストラン街〈イートパラダイス〉内にある寿司店《たつみ寿司 岩田屋店》。
平成16年に《岩田屋》が、旧《Zサイド》を新装した〈本館〉と旧《NHK福岡会館》跡地に建設した〈新館〉を合わせて《岩田屋新本店》としてリニューアル開業される際にニューオープンしたお店です。
《たつみ寿司》は、和食の料理人を経て寿司職人となった松畠民亘氏が福岡市中央区長浜の魚市場そばで昭和55年に創業した老舗寿司店。
“博多の台所”とも呼ばれる〈長浜鮮魚市場〉から仕入れる玄界灘で獲れた新鮮な地魚を中心としたネタの美味しさを最大に引き出すため、「一貫、一貫をひとつの料理として出す」という信念で全ての「寿司」を予め工夫を凝らし多種な方法で味付け・調味し、醤油を使わないスタイルの創作寿司を提供される博多で人気のお寿司屋さんです。
平成20年に博多区上川端の〈博多座〉横に3階建ての自社ビルを建設してそちらを《総本店》とされ、現在は2代目店主・松畠辰郎さんが中心となって《総本店》、《長浜店》、そしてこちら《岩田屋店》を切り盛り。
こちら《たつみ寿司 岩田屋店》は、九州最大の繁華街・天神のランドマークでもある百貨店《岩田屋》内にあり、博多の歓楽街・中洲にある《総本店》や創業地にある《長浜店》よりも地の利に勝り、多くの方々に認知され、最も親しまれているお店です。
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先日、こちら《岩田屋店》を訪問し、改めて博多の人気寿司店《たつみ寿司》の魅力を再認識。
今回、中央区天神での所用の後、ランチをいただきに“ヘビロテ”気味の訪問です♪
繁華街＆ビジネス街にある人気店につき、行列回避のため開店早々に訪問。
お店前で並ぶことなく深紅の暖簾をくぐることが出来ました。
店内に入るとカウンター内にいらっしゃるコックコート姿の3人の板前さんが「いらっしゃいませ。」と低音ボイスでハモってお出迎え。
店内は、入口正面から左手にカウンター席が伸びその背面がテーブル席、右手が半個室の掘り炬燵式の小上がりとなっています。
ワタクシが入口そばのカウンター内の板前さんにオヒトリサマであることを告げるとカウンター席をご案内下さいました。
着座しメニュー表を精査。
前回頂いたローコスト＆マックスバリューな『旬のおすすめコース「にぎり」』を頂いても間違いなく大満足なのですが、今回はチョットだけグレードを上げて『おすすめにぎり　Bコース』をいただくことに決め、先ほどの板前さんが濃い緑茶をサーブしてくださるタイミングで注文をお通しいただきました。
程なく、“お通し”的に「サラダ」＆「茶碗蒸し」がサーブ。
では、いただきます！

「サラダ」は、オニオンスライス+キャベツの千切り+シリシリにんじん+スウィートコーン+水菜に胡麻ドレッシング。
いい塩梅の分量・組み合わせで丁寧に盛られ、しっかり美味しい♪
「茶碗蒸し」は、ダシの旨味と玉子の優しい甘みがシンプルに美味しい！
続いてカウンター上に桜が彩る“竜田川”的な模様の四角でおおきな青い陶板が置かれ、目の前で板前さんが握る「にぎり」が順次サーブ。
先ずは、「真鯛」。
醤油を使わず予め調味されているのがこちらのお店のお寿司のスタイルですが、「真鯛」のにぎりには“酒盗（塩辛）”がトッピングされています。
肉厚でほのかな甘みのある優しい味わいの真鯛の刺身とアルデンテな炊き上がりでフワッと握られた咀嚼する度に甘みが増すお店オリジナルのブレンド米のシャリ。
それらをキュッと引き締める塩辛の塩味が絶妙な味わい、絶品です♪
続いて「ひらめ」、「マグロ」、「カンパチ」、「クルマエビ」、「生アナゴ」、「イカ」、「バッテラ（サバ押し寿司）」、「南関いなり」と順次サーブ。
それぞれネタに合わせて様々に調味されています。
全て美味しく甲乙つけがたいですが、もろみと生のスライス唐辛子をトッピングした「カンパチ」がMyベスト！
醤油漬けのニンニクスライスが添えられた赤身の「マグロ」、たまり醬油を塗付し梅肉のピューレをトッピングした「イカ」も◎。
「クルマエビ」には、タマリ醤油+トビコがトッピング。
「生アナゴ」には酒盗が添えられています。
「バッテラ」は、肉厚のサバをしっとり目に酢で〆られ、表面をおぼろ昆布でラッピング。
にぎりとは違いギュッと〆られたシャリが食べ応えがあり〼♪
お店の“お持ち帰り”の定番となっている熊本名物・南関揚げを使った「南関いなり」は、甘辛く煮た南関揚げを裏返しにしてシャリを包んで俵型にしたいなり寿司。
シャクシャク食感の酢レンコンが入っておりワサビの爽やかな風味が効いて、こちらも◎。
口直しに吸物の「お清まし」。
毬麩が可愛くワカメがたっぷり。
玉あられが芳ばしく、カイワレがピリリと効いて、存在感を示す一杯です。
最後にこちらの名物、カクテルグラスに装われた雲丹とイクラのミニミニ丼「うにいくらカクテル」の登場です。
何と言っても、見た目が美しく映える！
＆甘い味わいの醤油ダレ+角の無い辛味の生わさびの味付けも◎♪
見かけだけでなく、看板だけの実力ある味わいの逸品です。
最後は、甘味・クコの実とレモングラス、生クリームが添えられた抹茶の水ようかんで〆。
甘味に興味の無いワタクシでも、飽きが来ない絶妙な量のお口直しです♪

今回もやはりマチガイナイ、大満足な一時となりました。
ランチとしてはワタクシ的にちょっと値が張りますので、今後も自分へのご褒美に利用させていただきたいと思います♪
創業店の《長浜店》とこちら《岩田屋店》の雰囲気は判りましたので、博多区下川端にある現在の本店《総本店》にも行ってみたいな。
ごちそうさまでした。

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たつみ寿司 岩田屋店
福岡市中央区天神2丁目5-35 岩田屋本店新館　7F
℡.092-723-0236
営業時間・11:00 - 22:00
定休日・無し

福岡市中央区長浜の魚市場そばで昭和55年に創業した老舗＆博多で人気の寿し店《たつみ寿司》。
現在、本店は博多区下川端の〈博多座〉横にあり〼。
ワタクシ、お店発祥の《長浜店》には伺ったことがありますが、福岡の中心“天神”にあるこちら《岩田屋店》は初訪問♪
評判のお徳なランチメニュー『旬のおすすめコース「にぎり」』をいただきました。

オニオンスライスがメインで胡麻ドレッシングが掛けられた「サラダ」と「赤だし」が先ずサーブ。
次に「南関いなり」「山芋巻き」「エビの押し寿司」。
その後順次、「サバ」「スズキ」「ヒラメ」「真鯛」「マグロ」のにぎりがサーブされました。
「サバ」のにぎりには、甘みのある醤油ダレが塗付され三つ葉の茎とおろし生姜が添えられています。
「スズキ」は炙りで、大根おろしに酢醤油＆七味が施されています。
「ヒラメ」には、梅干しのピューレがトッピング。
「真鯛」には甘めの刺身醤油が塗られ青ネギと鷹の爪が添えられています。
赤身の「マグロ」にはスライスされたニンニクの醤油漬けが添えられています。

刺身醤油を使わない味付け済みの創作寿司。
現在は博多の創作寿司ですが、これからスタンダードな“博多前”となって行く可能性を秘める人気のお寿司。

改めて美味しいお寿司であることを確認。
また伺います、ごちそうさまでした♪

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たつみ寿司 岩田屋店
福岡市中央区天神2丁目5-35 岩田屋本店新館　7F
℡.092-723-0236
営業時間・11:00 - 22:00
定休日・無し