絶メシ町中華のもやし麺。 : 長栄軒

八幡西区光明の町中華『長栄軒』を6年ぶりに再訪。
隣の教会の駐車場が利用可能ですが、…狭い。苦笑

6年前（おそらくそれ以上前）から変わらない破格の
価格設定に驚きつつ、
好きだった、もやし麺(500円)を注文。
中華そばベースの辛旨なスープに、豚肉ともやしの
炒め物。『もやし麺』なのに、豚肉もたっぷり。
中細ストレートの麺もまた美味。

このボリュームで500円は安過ぎます。
ごちそうさまでした。

辛くて安くて美味しかった(記憶の)もやし麺が無性に食べたくなって、
およそ半年ぶりの再訪、長栄軒。
平日の夜、先客はいませんでした。店内には野球中継が流れてました。
店主、巨人ファンなのでしょうね。お冷のグラスにジャイアンツ愛が。

メニューも見ずに、もやし麺(500円)を注文。
メニューは｢もやし麺｣と書いてますが、女将さんは｢もやしラーメン｣と
オーダーを通しています。どちらが正しいのだろう…と、いつも疑問。

数分で、真っ赤なもやし麺が提供。
具材は、細モヤシと細切りの豚肉と青ネギ。(あれ？ネギが変わった？)
辛さに深みが無いのが残念なところですが、具材の豚肉ともやし炒め、
麺も美味しかったです。

何より500円という抜群のコストパフォーマンス！ごちそうさまでした。

文字だけのメニューから料理を想像しながら注文してみると、いつも
想像を裏切って楽しませてくれる老舗中華料理店、長栄軒。

今回は、もやし麺を注文。500円なので肉無しモヤシ炒めラーメンを
想像していると、店主から『辛いけれど、御存知ですか？』と聞かれ、
『知らなかったけど、大丈夫だと思います。』と返答。

『辛さが足りなかったら、卓上の辣油を足してください。』と言われて
登場したのは、真っ赤なもやし麺。肉が入っていることにも驚く。(笑)
細モヤシと細切りの豚肉と白ネギがたっぷり。真っ赤なスープ自体は
深みのない辛さでしたが、モヤシと豚肉と麺は、辛くて美味しかった！
何より500円という信じがたい価格設定！ごちそうさまでした。

18時半に訪れると準備中の札。『今日はもう閉店？』と思いながら、
調べてみると、夜は19時からの営業とのこと。
コンビニに立ち寄って戻ると、19時前ですが開店していました。

前回はとっさに｢汁ビーフン｣を注文してしまったので、今回こそは
以前から気になっていた｢中華そば(500円)｣を注文。
タケノコや水菜の入った汁ビーフンも、麺以外は美味しかったので、
ビーフンを中華麺に置き換わったものを期待していたら、全くの別物。
汁ビーフンよりも色が薄めで透明感のある鶏ガラ醤油系のスープ。
具材は、チャーシュー、ちくわ、青葱、海苔。今日のチャーシューは
少し塩辛めでしたが、基本的には美味しいチャーシュー。
ストレートの太麺で、茹で加減は柔らかめ。ボリュームも少なめですが
大盛を注文するお客さんがいたので、メニューには書かれていないので
値段は分かりませんが、大盛もできるようです。

豚骨ラーメンで育ち、豚骨に骨を埋めるつもりでラーメンを食べてきて、
醤油ラーメンには全く疎いのですが、美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。

中華料理が食べたくて、久々に長栄軒を再訪。
メニューが文字だけで、ネットの情報も少ないので、注文が届くまで
どんな料理か分からないのが、長栄軒の魅力のひとつ。笑
また特々麺や担々麺も食べてみたいなと思いつつ、食べたことの無い
メニューも気になりつつ、最後に訪れたときは｢次は中華そば！｣と心に
決めていたことを思い出しつつ、お冷を出された瞬間の思い付きで、
汁ビーフン(600円)を注文。(なぜ汁ビーフンを注文したんだろう…。)

富貴亭の裏メニューの汁ビーフンがオススメだと、ビール党の党首に
勧められたことがあり、確かに美味しくて、その味を想像していると、
全く違う色をした汁ビーフンが登場。

汁ビーフンのスープは、以前、定食に出てきたスープと同じ色合い。
具材はチャーシュー、タケノコ、キクラゲ、水菜。長栄軒の中華そばを
知らないけれど、中華そばの麺をビーフンに置き換えたメニューかも？
スープの味は、見た目ほど濃くも辛くもなく、スッキリとした中華味。
麺の食感がゴワゴワしていたけれど、ビーフンってこんなものかな？
思い出せない…。
チャーシューは肉感あふれ、少し甘さのある味付けが美味しかったです。
薄味のタケノコも美味しく、同じ具材なら、中華そばの方が好みかも。

スープを飲み干したかったけれど半分に留め、ごちそうさまでした。
店主に「ごちそうさまでした。美味しかったです。」と伝えると、
「お疲れ様です。」と労いの言葉を掛けられたのが、妙に嬉しくて、
印象的でした。また訪れます。次こそは中華そば。笑

前日晩の｢特々麺｣に続き、正午過ぎに長栄軒を再訪。ほぼ満席でした。
中華ソバを食べるつもりでしたが、お客さんの8割がラーメン定食か
ホルモン定食を注文しており、ローカル情報誌にも担々麺とホルモンが
人気メニューと書かれていたので、ホルモン定食(800円)に路線変更。

店主は厨房で黙々と調理。サバサバとした女性スタッフが注文を承り、
配膳を手伝ったり料理を運んだり。テキパキしたコンビネーションを
カウンター越しに眺めるのは気持ち良かったです。10分程度で提供。

定食は、ホルモン炒め、ごはん、スープ、小鉢、漬物の組み合わせ。
ホルモン炒めは、豚ホルモンとニラ、タマネギを塩胡椒で炒めたもの。
まず、主役のホルモン炒めのボリュームが少ないなと感じました。
柚子ごしょうのような(山椒の？)風味も感じられましたが、味付けは
塩コショウベースで、塩気とコショウが効き過ぎていました。
ご飯と交互にちょうど食べきれる程のボリュームで、それはある意味
バランスが取れているのかもしれませんが、ホルモンをガッツリと
食べたかったので、やはり物足りなさが残りました。苦笑

豚ホルモンは下茹でして柔らかく、臭みもありませんが、ホルモンを
食べている実感が乏しく、物足りなさを感じました。
好みが分かれるところだと思いますが、一度食べたら僕は満足でした。

小鉢は、中華風の茹でモヤシ。辛くないナムルといった感じでした。
漬物は、ヌカの臭いが感じられるキュウリの床漬けでした。
中華スープは、(自信がありませんが）八角の風味が感じられました。
煮詰め過ぎていたのか塩分が強すぎ、胡椒も効き過ぎて辛かったです。

ラーメンや特々麺が安かったので、ホルモン定食は割高に感じました。
中華の定番、酢豚、ホイコーロー、マーボードーフも食べてみたいけど
定食はもう良いかな…。次回訪問時こそは、中華ソバ。

追記
単品メニューに『ホルモン 温・冷』とあるのが気になってましたが、
注文時に何も聞かれず、定食はホルモン(温)となるようです。
ホルモン(冷)が気になって会計時に尋ねると｢酢の物です｣と返答。
酢モツのような料理なのでしょう。

折尾で60年以上続く老舗大衆中華、長栄軒。半年ぶりに再訪しました。
前回(初訪問時に)食べた担々麺も独特で、また食べたくなるのですが、
今日の目的は特々麺。ローカル情報誌に『特々麺が美味しい』とだけ
写真無しで紹介されていて、どんなものか気になって、気になって、
ネットでも探しても見つからず、百聞は一食に如かずということで。

週末の夜。先客のいない店内のテレビには野球中継が流れていました。
カウンターに座って特々麺を注文。ラーメンのメニューを眺めていると
ラーメン(450円)と中華ソバ(500円)とありました。どう違うのだろう…。
そんなことを考えているあいだ、厨房からは油を使って調理する音が
聞こえてきます。どんな料理が作られているのやら、期待が高まります。

…と、前書きが長くなりましたが、特々麺とは豚唐と肉野菜玉子炒めを
盛りつけたラーメンでした。厨房から聞こえる油の調理音は、唐揚げと
炒めものを同時に作っている音だったようです。
豚肉と野菜たっぷりの炒め物と、一口サイズのジューシーな豚唐揚げ。
豚がかぶっていますが、美味しければ、そんなこと関係ありません。笑

中太の麺が、もちもち感があって美味しかったです。丼が小ぶりなため
もう少しボリュームが･･･大盛があれば良いのにな…とも思いました。

スープは透明感のある中華風で、ほのかにまろみも感じる優しい味。
豚唐にかけてあるのか、コショウが強く感じる部分もありましたが、
全体的には味が優し過ぎるので、途中から辣油を投入してみようかとも
思いましたが、失敗を恐れて、そのまま最後まで食べることにしました。
食べているうちに、そのままの味にも慣れてきました。

この旨さは一度食べただけでは分からない、そんな印象です。
回数を重ねるほどに美味しく感じそうな予感。(伝わるでしょうか？)
また食べたいけれど、他のメニューも気になるので、悩ましいです。笑

会計後、店主に｢ラーメン｣と｢中華ソバ｣の違いを尋ねてみました。
まず、特々麺(600円)から豚唐を抜いたのが、ラーメン(450円)だそう。
中華そば(500円)は透明感のあるスープで、創業当時はラーメンとして
提供しており、現在のラーメンは「特製ラーメン」と呼んでたそう。
（肉野菜玉子炒め入りのラーメンですから、特製という名前にも納得。）
現在は(旧)特製ラーメンをラーメンとして提供しているのですが、
創業当時のラーメンが食べたいというお客さんの声で復活して、
現在は中華そばというメニューで提供しているのそうです。
そんな話を聞くと、中華そばも食べてみたくなりました。笑

ちなみに情報誌によると、ホルモン(炒め)も人気メニューだそうで、
こちらも別の機会に食べてみたいと思います。ごちそうさまでした。

『福岡軒』という老舗のラーメン店があることを知り、福岡県民として
一度は行ってみようと、ランチで足を運んでみることに。
『食べログ』で、ザックリと場所を店の外観を確認して訪れてみると、
たどり着いたのは『長栄軒』という別の中華料理店。
（福岡軒は同じ通りの反対側にあり、どうやら通り過ぎていたらしい。）
どちらも未訪問。ラーメンは450円と同じ値段だったので長栄軒に入店。

先客は3名。昭和時代の大衆食堂にタイムスリップしたような店内。
ラーメン以外にも酢豚やホイコーロー、マーボードーフといった定番の
中華料理メニューもたくさん並んでいました。
再び食べログを確認すると（ラーメン以外の情報は見当たりませんが、）
ラーメンの具材は、叉焼ではなく野菜と豚肉と玉子の炒めものらしい。
食べたかったラーメンとイメージが違ったため、担々麺(600円)を注文。

白髪の男性が一人で調理を担当、女性が担々麺を運んで来てくれました。
『辛さが足りなければ、こちらをどうぞ。』と案内された壺を開けると
粉末唐辛子の浸かった辣油でした。まずは、そのまま食べてみることに。

具材は、黒っぽい肉味噌と茹でた水菜。青ネギも浮かんでいます。
中太のちぢれ麺で、弾力性は無く、たまに幅の太い麺が混じってました。
自家製麺では無いのでしょうけれど、あまり食べたことのないタイプ。
スープはサラッとして、ピリ辛程度。すりゴマが浮かんでいました。
唐辛子と黒胡椒の刺激で、山椒の刺激は感じられません。

肉味噌を溶かしても辛さは変わりませんが、味噌の味でかなり濃くなり、
味のバランスを崩しそうなので、辣油は入れないことにしました。
肉味噌は、豚バラのスライスを千切りにしたものが入っていました。
老舗の独創的な担々麺。挽肉ではない肉味噌、斬新過ぎました。

スープを飲み干してしまいましたが、底にはゴマや唐辛子、黒胡椒の粒が
大量に沈んでいました。

担々麺で600円は安いと思うのですが、麺のボリュームがが物足りなくて、
白いご飯が欲しくなりました。

お会計を済ませて退店する際、店員さんが深々とお辞儀されていたことが
印象的でした。機会があれば、別の中華の定番メニューも食べてみようと。