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店舗基本情報
| 店名 |
若松食堂
|
|---|---|
| ジャンル | 食堂、ラーメン、かつ丼 |
| お問い合わせ |
0242-22-2284 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
会津若松駅から徒歩10分 会津若松駅から742m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
30席 （テーブル8席、座敷22席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 3台（店舗の道路向かい） |
| 空間・設備 | 座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| オープン日 |
1930年 |
| 備考 |
麺：会津若松飲食業組合 謹製 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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「会津ソースカツ丼」の起源については諸説あるようですが、こちら「若松食堂」さんもその発祥説の一つとされているようです。
そういえばこちらの「若松食堂」さん、確か以前は「伝統会津ソースカツ丼の会」マップにも掲載があったはずなのですが、いつの間にか消えてしまっているんですよね。
発祥説の解釈をめぐり何かトラブルでもあったのでしょうか？
そのあたりもちょっと気になり、大変遅ればせながらですが今回初訪問させていただきました。
JR会津若松駅から市街中心部へ向かっていつも通る道沿いにありますので迷うこともありません。
お店の外観はさすがに「発祥店」の一つとされるだけあって年輪の深みを感じさせますね。
店内もまさに昭和初期のまま時間が止まっているかのよう。
床に置かれたストーブ一つとってみてもその情緒があふれています。
メニューは昔ながらの食堂といった感じで、和洋、中華そばまで何でも有り。
好きですね、こういう雰囲気。
家族でやっていらっしゃるのでしょうか、お店の方のみなさんとても接客が丁寧で穏やかですね。
「伝統会津ソースカツ丼の会」と骨肉の争いを繰り広げたなんて勝手に想像していた私が恥ずかしくなります。
では早速「会津ソースカツ丼」の発祥の一つとされる「若松食堂」さんの「ソースかつ丼」をいただいてみましょう。
丼のご飯の上に敷き詰められた細切りのキャベツの上にはカットされた一枚肉のカツ。
まさに会津のソースカツ丼らしい王道的なスタイルですね。
ただ肉の厚みだけは今までいただいてきた「会津ソースカツ丼」の中では比較的薄切りです。
「いとう食堂」さんや「むらい」さんでいただいたような極厚のカツこそが会津のスタンダードというイメージが非常に強かっただけにこれはちょっと意外でしたね。
初期の会津スタイルというのはこういうものだったということですね。
福井、群馬、信州、その他全国にいくつかある「ソースカツ丼」の製法の中でも会津の製法の特徴は、煮立ったソース鍋の中に揚がったカツを入れて軽く「煮カツ」のようにして味付ける製法が主流とのこと。
調理過程を確認したわけではありませんが「若松食堂」さんの「ソースカツ」もまさにそんな感じでした。
衣のカリッとした食感を損なわない程度に程よくソースのしみたカツ。
会津らしいやや甘めの味付けですが決してしつこすぎることはありません。
しつこすぎないソースだからこそ薄切り肉とちょうど合っていて、ご飯やキャベツも箸が止まらず進んでいきますね。
他店のような厚切り肉の「会津ソースカツ丼」ももちろんいいのですが、このどことなく素朴さをも感じさせる味わいというのもまたいいものですね。
ずっと昔から会津にある伝統の味、楽しませていただきました。