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カントナさんの他のお店の口コミ
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店名 |
会津高原 星の郷ホテル
|
---|---|
ジャンル | その他 |
予約・ お問い合わせ |
0241-73-2121 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー可 QRコード決済不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
不可 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、朝食・モーニングあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、ホテルのレストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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カントナ一行が一泊お世話になる事にしたのが、南会津の山中深くに佇む開業して間もないこちらのホテル。
公民館のような飾り気の無い建物なのではありますが、新築レベルの木の香りと新しい設備、そして小さいながらも幾つもの心遣いが嬉しいサービスのお宿なのであります。
そんな嬉しい心遣いは、当然料理にも反映されている事を感じ取れるのであります。
食堂集合方式の夕食はコース料理。アルコールは日本酒の「4蔵飲み比べセット」をお願いいたします。そのラインナップは、花泉酒造の瑞祥、開当男山酒造の夢の香、会津酒造の会津純米吟醸、国権酒造の特別純米。全てが南会津の素敵な酒蔵で揃えられておりますので、選択しない理由が無いのであります。
そんな日本酒達をチビチビとやってみますと、カントナ好みであったのは「夢の香」と「国権の特別純米」。どちらもフルーティーで旨味が強くて食が進む気がする日本酒なのでありました。
さてお料理の方であります。
前菜
合鴨ロースの塩麹焼き、山ウドのきんぴら、会津田島産グリーンアスパラの塩ゆで、完熟トマトのカプレーゼ、にしんの山椒漬け
カプレーゼのトマトは甘さとグリーンアスパラの新鮮さが印象的なのでありました。
刺身
阿武隈川メイプルサーモンと帆立のお造り
「メイプル」と言う名から連想出来る身の甘さ。そして歯を包み込みような弾力のある身の具合が記憶に残っているのであります。
「台物」として提供されたのは「福島県産黒毛和牛のしゃぶしゃぶ」。和牛らしい脂の乗り具合と縮まない肉に、和牛のプライドを感じるカントナなのであります。
「煮物」は郷土料理の「こずゆ」であります。初体験のこずゆは見た目は地味ではありますが、美味しい出汁が効いた汁が張られたあとを引く一品で、同じサイズにカットされた根菜関連が食べやすくて「郷土料理の枠の中に抑えておくのはもったいないな」と思うカントナなのでありました。
「焼物」は「南会津産いわなの塩焼き」。こちらは知っている味でコメントは無いのであります。
「揚物」は「会津田島アスパラと鰊と山菜の天ぷら」。鰊よりもやはり気になるのは山菜であります。竹の子、たらの芽、こごみの中では、特に「たらの芽とこごみ」は期待通りの大人の味で、塩(ユカリ塩、カレー塩、抹茶塩)を使い分けていただきましたがやっぱり一般的な「抹茶塩」がカントナの味覚に合うのでありました。
「ご飯物」は会津名物の「山菜のわっぱ飯」「春キャベツの浅漬け」。そして「アサリの味噌汁」。貴重な山菜たっぷりのわっぱ飯は、山菜好きのカントナといたしましては喜びのわっぱ飯なのであります。浅漬けの漬かり具合は適度で、味噌汁はアサリの出汁が濃厚で美味しいのでありました。
炭水化物でしっかり蓋を出来たカントナの目の前に提供されたデザートは「イチゴのタルト」。こちらは特筆する事の無い一般的なタルトなのでありました。
地産地消と郷土料理を交えて「丁寧に作っている」と感じる嬉しい料理の数々。そして素人っぽさを醸し出しながらも温かみのある接客スタイルが、お料理をますます満足させるのでありました。