搭乗ゲートからはコチラのラウンジが近いですよ : SilverKris Lounges

……と、推奨をいただいたからには、義を見てせざるは勇なきなり、スウェーデン食わぬは侠のハジ！

と眦を決して入り口に向かい合い、スマ・ホに取り込んだ搭乗券並びにスーパーフライヤーというカネで解決！　なメンバーズカードを提示し入場の資格を得るというのが、道理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー（世界基準©︎副島隆彦）であること、いうを待たぬ。

カネで解決はサテ・アヤムに決めている。

決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。

もしあるとすれば30年以上前、今やｷﾚｲｷﾚｲになってしまった新嘉坡はブギ・ストリート沿いのまさにチキン・ストアに日参する馬來西亞諸君に混ざって食ったホッカセンター（Hawkers Centrę)での味わいが忘れられず、とは、多様性の時代とは言え、オマエも好きモノだね、と、誤解を頂戴しそうだから黙っている。

そう思いながら、バーカウンターのタップから注いでもらった虎牌啤酒（たいがぁ・びあ）を傍に、南洋風趣と言えなくもない冷めてやや歯応えに勝つ、花生醤（ぴーなっつ・ぺいすと）味のチキン・ブロシェットに齧り付くと、李炳文プロデュース、林憶蓮歌唱、情人的眼涙　https://youtu.be/qwYolZXtHD4?si=2HGhtJJNuBIL7ow8 のメロディが香港國際機場にあって脳内再生されない、事もない。

尚、具体的な御菜の詳細は、別掲の写真ないし、写真のコメント欄に当たって頂きたい。

香港発成田行きNH812はETD1000時。

これに間に合うよう、空港には0800時に到着する必要がある。

と、いう事は機場快線（えあぽーとえくすぷれす）香港站には最低0720時に到着、シティ・チェックインを済ませるべく、定宿を出るのは0700時、それまでの身繕い、荷物のパッキングに余裕を持とうと思えばさらに1時間逆算して0600時が起床時間となるのは道理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー（世界基準©️副島隆彦）である事、いうを待たぬ。

普段から0400時には目覚ましが鳴り、0420時から風呂を使いながらスマートフォンで「日本経済新聞電子版」に目を通す事を「決め事」にしているわたくしにとり、上のようなスケジュールで動く事は造作無く、稚戯に等しい、というのも、もはや改めて書くまでもない

…但し、その前の夜、ステイクハウスでポーターハウスを肴に男二人でドライマティニから始め、シャンペーンを二本空にし、深夜営業の酒場にハシゴし、ウヰスキーは喉越しだ！ と、ばかりにスペイサイドの生一本、マッカラン蒸溜所謹製火酒をガブガブと、オーバーアイス（おんざろくす）の刑に処しポンイツ空け、宿に戻ったのが日付変更線を大幅に超えた2600時、目やにのたまる眼を擦りながら覚醒してみると、ベッドカバーも外さぬ寝床に、ボタンダウンシャツとチノクロースのトラウザーズを脱ぐ事なく、ベルトも外さずに転がっていた自分を発見しなければ、だ。

おとうさんも、もーイイ年なんだから、そーゆー乱暴な飲み方は大概にしておきなさい、と、お叱りを頂戴するのは重々承知だが、マカオ某所の特設臨時調理場でクリスマス休みの四日間、

「MSSBサーン、今回のプロモーションはテッパンヤーキの締めに出てくるガーリック・ライスでオネガイシマース」

というリクエストを受け、朝から晩まで休憩なく、助手もつけずにひとり、ステンレス鋼雪平鍋で飯を炊き、窒化熱処理加工を施した鋼鉄製フライパンで、アーリオオーリオ・ペペロンチーノの手法で香りを思い切り抽出した油を用い、華人相手にチャーハンを提供し続け、ニンニクのニオイまみれになりながら同時に製品直売を敢行、夜はと言えば、休日のことゆえ「食べ物屋」は皆満席、仕方なく宿の部屋で、超級市場（すーぱーまーけっと）で買ってきたツゥイングルスのポテトクリスプと缶ビールで夕食兼晩酌を済ませ、という「興行」をようやく終え、ボロボロになりながら辛くも香港の文明社会に復帰、プロモーターのJ氏から、

「オツカレサマでした、今夜はイローカイのオイワイね☆」

と、お誘いを受けたのに、これを断る事が出来ようか、いや、ない、と、古文の定法「二重否定は強い肯定」に基づき、或いは、義を見てせざるは雄なきなり、スウェーデン食わぬは侠のハジ！

と、酒盛りに突入してしまったのだからしょうがない。

0530時。

素早く状況を把握。まずはバスルームに飛び込み、火傷しそうに熱い湯と、凍りつきそうに冷たい水のシャワーを交互に浴び、身を引き締め、脱ぎ捨ててそこいらじゅうに散らばった服と気力を拾い集め、フライパン二枚、包丁三本、鍋及び蓋とともにリモア・サルサのポリカーボネート製スーツケースに放り込み、その間、これも打ち捨てられていたアイフォーン、アップルウオッチに最低限の充電を施し、どうにかこうにか予定通りの時間に宿を出る。

香港空港到着。

セキュリティ・チェックを済ませ、旅券に貼られた顔写真と本人の画像認識だけで「あっ」と言う間に済んでしまうパスポート・コントロールを抜け、こちらに至る。

朝の出発ラッシュな時間帯であるから、ビュッフェテーブルの皿は空が目立ち、やや荒れている。

が、そもそも食べものに手を出したくなる体力気力のある状態ではない。

再び襲ってきた眠気と胸焼けに、むくんだ顔を歪めながら、リーチイン冷蔵庫から取り出し、グラスに注がず、プルトップの罐にそのまま口をつけ、グイグイと喉を鳴らして身体に入れたシュエップス社謹製「炭酸水」が、この上もなく甘露に感じない、事もない。

はい出典記事はコチラ

…と、おぢさんはなにをヤッても嫌われ、世間さまから叱られるモノであるが、年を経るにつれ神経が図太くなり、心臓に毛が生え、ツラの皮が厚くなる。

いわゆる厚顔ムチムチ #ちがう というやつで、こうなると #言いたいだけ #シャシン載せたいだけ で、機会があればこーゆー風にやっちゃう訳である。文句、ある？

尚、実際の御菜の印象は、別掲のシャシンないし、シャシンのコメント欄に当たっていただきたい。ぬはは。

とは言え、居心地、食べるものとも、当空港内同じ★グループのU社のラウンジよりはまだし（ry #よけいなことをかいてはいけません