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2023.11 蟹の薄蒸し
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2023.11 前菜盛り合わせ
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2023.11 伊勢海老と松茸の土瓶蒸し
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2023.11 お造り(真鯛と鮃)
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2023.11 甘鯛の鱗焼き
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2023.11 赤ムツの幽庵焼き
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2023.11 太刀魚南蛮
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2023.11 蕪と真鯛の炊き合わせ
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2023.11 海老芋と蓮根の炊き合わせ
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2023.11 鯛めし
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2023.11 水菓子(柿、キウイフルーツ、シャインマスカット)
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2023.11 メニュー(1)
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2023.11 メニュー(2)
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2023.11 メニュー(3)
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2023.11 メニュー(4)
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2023.11 メニュー(5)
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2023.11 メニュー(6)
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2,603文字★
おまかせコース(11,000円、内税)滞在時間:約2時間10分
東京から茨城県に来ております。
よし町(3.94)出身の只野貴幸氏(出身地は茨城県日立市)が腕を奮う同店。
店名「弐鷹」の由来は「二男の貴幸だから」とのご説明。
facebookを拝見すると藤沢の隠れ里車屋(よし町の修業先)でも修業しており、
車屋時代の弟分としてよし町でも一緒に腕を奮ったのでしょう。
壱富士(8,800円)、弐鷹(5,500円)、参茄子(3,300円)。
3種類のコースが用意されており予算に合わせて10,000円以上のおまかせも可能。
今回は予算11,000円のおまかせコースをお願いしました。
居酒屋の居抜きといった雰囲気の店内。
4人テーブル3卓、厨房前の直線カウンターに5席、計17席。
ご主人と若い男性の計2名でお店を切り盛り(19時過ぎからは女性スタッフも加わり計3名に)。
生ビール 琥珀エビス タンブラー(700円)
アサヒスーパードライ 中瓶(700円)
ひれ酒(1,100円)
つぎ酒(660円)玉乃光
森嶋 ひたち錦 純米大吟醸 辛口(盛切り 1合 880円)茨城県日立市 森島酒造
・おまかせコース(11,000円)
01.蟹の薄蒸し
02.前菜盛り合わせ
02-1.ナメコみぞれ和え
02-2.本カワハギ肝和え
02-3.あわび唐揚げ&焼き銀杏
02-4.ツブ貝の酢味噌和え
02-5.牛ヒレ肉の野田焼き
03.伊勢海老と松茸の土瓶蒸し
04.お造り(真鯛と鮃)
05.甘鯛の鱗焼き
06.赤ムツの幽庵焼き
07.太刀魚南蛮
08.蕪と真鯛の炊き合わせ
09.海老芋と蓮根の炊き合わせ
10.お食事
10-1.鯛めし(1回おかわり可)
10-2.香の物(大根、胡瓜、人参の糠漬け)
10-3.わかめの赤出汁
11.水菓子(柿、キウイフルーツ、シャインマスカット)
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.4】蟹の薄蒸し
ズワイガニの剥き身入り茶碗蒸し。
上に掛けたタレなのか餡なのかで少し塩分過多な気もするのですが出汁は悪くないです。
【3.9】前菜盛り合わせ
1.ナメコみぞれ和え
2.本カワハギ肝和え
3.あわび唐揚げ&焼き銀杏
4.ツブ貝の酢味噌和え
5.牛ヒレ肉の野田焼き
チョコチョコと色々な食材を楽しめてどれも美味しい。
大振りのナメコとまろやかな大根おろしとの相性が良いですし、
コッテリした肝を和えたカワハギも酒泥棒(ビールから早くも日本酒にチェンジ)。
小振りですがプリッと仕上げたあわびも良いです。
唐揚げにするのであれば大振りではなくて姫サイズでも十分と思えるぐらい。
そして焼き上げることでギュギュッと変質した銀杏の食感も好みに合います。
ぬた和えのように葱と酢味噌を組み合わせたところにツブ貝を加える構成も良し。
牛ヒレ肉は甘辛い醤油で「野田焼き」に。
11,000円コースで扱う牛肉にしては脂ノリ良くてやわらか蕩けるような肉質。
都心の同価格帯和食コースよりも確実に食材のクオリティが高いと思います。
よし町の弟分だけあって味付けや火入れの技術によっても食材を昇華させていました。
【3.7】伊勢海老と松茸の土瓶蒸し
松茸、伊勢海老の剥き身、真鯛の切り身、銀杏などが入り、味変アイテムに酢橘も添えて。
20,000円を超える高級店の土瓶蒸しよりも少し塩が強いのですが、
その塩によってコクの増した吸い地が美味しいです。
11,000円コースということで松茸の使用量は少ないですが、
香りを纏い吸い地に浸った伊勢海老や真鯛が美味しくて主役の座を奪っていました。
低予算で土瓶蒸しを楽しむにはこういう構成のほうが合理的と思います。
【3.6】お造り(真鯛と鮃)
左側が真鯛で右側が鮃、鮃にはエンガワと皮も乗っています。
いずれも関東で好まれる熟成タイプで歯応えには乏しいですが、
熟成させることで旨味は引き出せているように思います。
魚の世界は資本主義なので美味しさに関しては高級店のほうがどうしても有利。
わさびに関してもクオリティに不満が残ったのですが、
11,000円コースの白身魚としては健闘しているでしょう。
【3.8】甘鯛の鱗焼き
お店の火力が炭なのかガスなのか分かりませんが、
焼き上がった甘鯛から漂う香りはあまり良くなかったです。
しかし鱗をパリッとサクッと仕上げた皮とネットリやわらかな身。
その組み合わせは素晴らしくて、嗅覚よりも味覚で圧倒的に楽しめました。
【3.3】赤ムツの幽庵焼き
ノドグロ(赤ムツ)に期待するほどの脂ノリを感じられず、
鱗焼きの甘鯛に比べると皮の食感も野暮ったいように思ってしまいました。
【4.0】太刀魚南蛮
フワッと揚げた太刀魚の脂ノリ良くて、適度に酸味を効かせた南蛮漬けとの親和性高し。
太刀魚の天ぷらやおかき揚げを同店より高級なお店で食べていますが、
香り重視で揚げ過ぎているのか身にパサつきを覚えることが多かったです。
フワッと脂を残すような火入れに仕上げて、そこに酸を加えて脂を緩和する。
何とも合理的な調理法で気に入りました。
この南蛮漬けが本日の白眉といった美味しさで感動的。
【3.5】蕪と真鯛の炊き合わせ
カマのような部位の真鯛と出汁は塩を強く効かせた粗野な味わい。
そこに何とも優しい味わいの蕪を合わせています。
【3.4】海老芋と蓮根の炊き合わせ
シャキシャキ感を残す蓮根の火入れによし町を思い出しました。
一方で海老芋(里芋の一種)は少し崩れるぐらいウェルダンな火入れ。
よし町で食べた硬さを残すような火入れの小芋とは対照的。
個人的には海老芋は唐揚げに、煮物は蓮根メインにして欲しかったです。
【3.6】お食事
コースを振り返ると真鯛を随所に使っていましたが、
11,000円コースということで丸か半身で仕入れた真鯛を上手く活用したのでしょう。
都心の何万円も取るコースほど潤沢に魚は使えないのです。
鯛めしはお店側で処理した真鯛の解し身入り。
お米の炊き加減が硬めで好みに合いますし旨味の強さも申し分なし。
香の物は自家製の糠床で漬けてそうな自然な味わい。
【3.5】水菓子(柿、キウイフルーツ、シャインマスカット)
どれも甘く熟れていました。