ショコラも抜群 : パティスリー ローブ 花鏡庵

秋のフランス展（日本橋三越）、「base by L'aube」さんコーナーの前に「パティスリー ローブ 花鏡庵」さんとして、チョコと焼菓子を出店されていました。

パティシエール 広瀬さんのファンとしては、見逃せません。

・ユズ ショコラ　350g
「レストラン ローブ」さんコースの最後に提供されるチョコがすこぶる美味しいので、今回チョコを初購入。
すでに、キャラメルショコラは売切。

冷凍の状態で受け取り、冷蔵庫で保管し、カットしていただきます。
ミルクとバニラが入ったホワイトチョコに、完熟した黄柚子のマリアージュ。
やっぱり、繊細で別格の美味しさ。

平瀬さんのメッセージと食べ方も同梱。
冷凍、冷蔵、常温と、いろいろな状態で違うテクスチャー、香りが楽しめます。

平瀬さんおすすめという、冷蔵庫からすぐ出して食べるタイミングが一番好きかも。

・焼き最中（棒茶ショコラ）　　640円
細長いフォルム。
最中生地の上に、棒茶とショコラ。
焼きが入っていて、香ばしい。
さらに、ライスパフとピーカンナッツを加えて、食感の楽しさも。

・フィナンシェ トリュフ 500円
焦がしバターとトリュフの香りが薫り立ち、リッチなテイスト。
甘さがない大人のフィナンシェ。

キャラメルと棒茶＆抹茶のショコラもいただいてみたい。

ごちそうさまでした。

ここから金沢編。
北陸新幹線で金沢に着いたのは14時近く。
まず向かったのが、こちらのカフェ。
神谷町のレストランローブでパティシエールを務められている平瀬さんのお店です。

近江町市場から徒歩5分ほど。
小路に入った静かなところで、知っていないと訪れるのは難しそう。

町屋の良さを活かしながらカフェに改装。
建物全体も趣があり、エントランスには暖簾が料亭のよう。
中に入ると、正面にケーキのショーケース。
ここで注文して、席に案内いただきます。
ホール担当は女性スタッフの方がおひとりで。

先客2組。
格子越しに外の風景が見えるカウンター席に案内いただきました。

いただいたのは
・苺のタルト　　850円
・アイスコーヒー　550円

ショーケースには、4月末に伊勢丹新宿の「フランス展」で品切れだったプチガトーたちも勢ぞろい。
デセールは、苺のミルフィーユ仕立てで、写真を見ると、レストランローブさんでいただいたのとほぼ同様だったので、プチガトーにすることに。
見目麗しい苺タルトをチョイス。

トップには甘さ控えめの生クリーム。紫の小花とピスタチオを散らして。
ラズベリージュレ、クリームチーズのクリームの下には大きくカットされた苺が並んでいます。
単にタルト生地に苺をのせただけ・・・というのと違うビジュアルと構成。
個々の要素もきちんと美味しくて、それを順に食べていくと相乗効果に。

アイスコーヒーはブラックでの提供。
スッキリしていて、タルトとマッチ。

サービスで、小さな焼菓子とヌガーっぽいお菓子。
嬉しくいただきました。

本家のレストランローブも、大きなビルの一角より、こういう窓から外が見える一軒家のほうが似合いそうなんですが・・。

ごちそうさまでした。

神谷町のフレンチ「レストラン ローブ」のパティシエール広瀬さんが金沢にて始められたお店。
広瀬さんのデセールが好きで、オープン以来BMしていました。
4月末に伊勢丹新宿のフランス展に出展されることを知り訪問。

プチガトーは各日20個程度と少ないようなので、開店早々に行かねば、と思いつつ、
着いたのは15分過ぎ。
会場内は小さな区画にかなりの数のお店が出店し、行列のお店とそうでないお店の差がくっきり。
きびしい世界であります。

こちらも金沢からのお店ながら、すでに階段まで行列。
事前に販売メニューが提示されるのは、効率的でgood。
並んでいると、途中で「いくつかの商品は売切れましたのでご了承ください」とのアナウンス。
やっぱりなあ。

ショーケースの前に到着すると、平瀬さんも数人のスタッフとともにケーキの準備に忙しそう。
苺ショート、苺タルト、シブースト、ミミが完売でしたが、
チョコ系を中心に、3種のプチガトーをゲット。

・焼き立てフィナンシェ　360円
焼き立てと日持ちできるのがあり、焼き立てをチョイス。
横の小さな立ち食いスペースで食べられます。
少し時間は経っていて、温かさはありませんが
奥能登の塩が、焦がしバターの風味を引き立てて。

・バーボン　801円
背が高く、まるでパフェのような複雑な構成。
ビターなチョコと「ワイルドターキー」のガナッシュ。
土台には、ココナッツダッグワーズ。
燻製ナッツが、より引き立たせて。
名のごとく、バーボンがたっぷりと使われていて、芳醇な香り＆味わいの大人のケーキ。

もともとチョコも得意なのは知っていましたが、
広瀬さんならではの "攻めてる"ケーキで、気に入りました。

・濃茶ティラミス　864円
これもいいですね～。
トップに丸いチョコが蓋がわり。
下には、「辻利」の「豊音」を使った濃厚なティラミス。
濃茶のシロップを含ませたビスキュイ生地に、マルカルポーネチーズも。
少し塩味のきいたクランブルの食感も楽しい。
夏季限定、一味違うティラミス。

・シュシュ　864円
ミルクチョコレートムースの中にはパッションマンゴーやクリーム、
さらにキャラルソースにショコラビスキュイと多彩な味わい。
底のサブレがアクセント。
陶器の欠けなどを修繕する伝統技法「金継ぎ」をイメージした
平瀬さんのChouchou（お気に入り）な、ケーキだそう。

・プリン　540円
こちらはオーソドックス。滑らかなとろけるプリン。

初めて、広瀬さんのプチガトーをいただきましたが
それぞれ個性があって、多様な造りで良かったです。

今月、金沢に行く予定があるので、行列でなければカフェに立ち寄ってみたい。
レストランローブさんでも、苺の次のデセールがどんな感じか楽しみ。

ごちそうさまでした。