横浜初音町にあるアルザス地方のケーキとパンのお店 : ストラスブルジョア

【2023/02/02】　　 Strasbourgreoise

　横浜初音町にもアルザス地方のケーキとパンのお店。
　生菓子、焼き菓子、パン、デコレーションケーキ、チョコレートが売られており、以前あったイートインは今は行っていない。
　今回は子供のお見舞い用にケーキを買いに来た。
その為にアーモンドプードルを使っていないケーキを選んで購入。そもそもアーモンドプードルを使っていないケーキと言うのが稀なのでいつも苦労するがアレルギーがあるので致し方がない。

　　　　シャンティ　　　　520円
　　　　　　(イチゴと生クリームのケーキ)
　　　　マロン　　　　　　550円
　　　　　　(フランス産の栗のクリームを使用しているらしい)

　　　　ブリュレ　　　　　390円
　　　　　　(表面をキャラメリゼしたプリン)
　　　　フレジェ　　　　　550円
　　　　　　(ピスタチオクリームで苺をサンド)
　　　　クロワッサン　2個

　　　　クロックムッシュ　300円
　　　　クグロフ　　　　　380円

　最初に偶然見つけたのはもう6年前。
ごくごく普通の住宅街に楚々と存在するフランス菓子とパンのお店。

　持って行って直ぐに返答が帰って来る。
当然ながら「美味しい」と言う内容。
特に買った時に表面をキャラメリゼしてくれたブリュレが気に行ったとか。
早くこのコロナ渦がなくなってイートインが再開されて、出来立ての物を食べたいと思う。
自分用のパンも買って来るんだったと後悔。

【2017/02/02】　　 Strasbourgeoise

　「Strasbourgeoise」はフランス菓子(生菓子・焼き菓子）とパンのお店。
Google mapを見ていて偶然に見つけた。
　京浜急行・日ノ出町から黄金町駅方面に平戸桜木道路を歩いて5分、それから横浜市立東小学校のある北方向に一本入った地味な一方通行の道沿いにある。お店自体も焦げ茶色のタイル張りの建物の１階にあり、大きな木のドアとガラス張りのショーウィンドウでちょっと見た目ではフランス菓子のお店だとは気付かない位、落ち着いた雰囲気。

　HPによるとオーナーシェフは東京の製菓学校を卒業後に「シャンドン」、「鎌倉小川軒」に勤務し、その後パリでフランス菓子を学び、アルザス地方のストラスブールにある老舗NAEGELに勤務後、帰国してシャンドンに戻り、2013年にこの店を開店したとの事。私には「シャンドン」と言えば既に閉店してしまった下北沢にあった「シャンドン」しか思い浮かばないが合っているのだろうか。

　大きな木製のドアを開けて店内に入る。
左側に木製の陳列台の一部の上部にケーキのショーケースが乗り、後は焼菓子が並んでいる。入って右側には壁に添ってベンチシートがあり、その前に大きな机が二つ置かていてイートインも出来るようになっている。そして入って左側の窓の所にはパンが置かれた棚があった。惣菜は冷蔵庫に入っているらしい。

　このお店もアルザス地方のイースト菓子であるクグロフがあった。

　イートインでパンを食べる事にして、
　　　　クロックムッシュ　300円
　　　　クグロフ　　　　　380円
　　　　　　（半分をイートインで食べ、残りの半分は持ち帰る）
　　　　ブレンドコーヒー　400円
　　　　紅茶　　　　　　　400円
　　　　食パン　　　　　　380円　１斤　（持ち帰る）
　　　　　　　　　　　　（全て内税）

　レジで清算してイートインスペースで待つ事にする。
　まずおまけにサブレヴァリエを一個を半分に切って持って来てくれた。

クロックムッシュ
　　オーブンで焼いてあり表面に置かれたチーズに綺麗な焼き色が付いていた。
　　ハムとトマトが挟まれていた。

クグロフ
　　クグロフは1種類の大きさの物しかなかった。
　　表面に砂糖が掛かっていないパンで中にレーズンが入っている。
　　クグロフ型の4分の1に切り、2個をオーブンで温めて出してくれた。
　　殆ど甘くない。冷たいバターが欲しかった。

　子供がちょっと物足りなそうな顔をしていたので「ケーキを食べても良いよ」と言う。
　私が食べてみたかったのはサバランだったけど、バイクに乗って来たのでラム酒がどの位使ってあるか判らないので断念。コーヒー風味のクリームが入ったエクレア、フロマージュブラン、そして4種類の名が細いケーキ、クレームブリュレ、モンブラン、フロマージュブランなど17種類ほどのケーキがショーケースに並んでいた。
　迷った末、評判のいちごのショートケーキも頂く事に。
ケーキは「シャンドン」でもあったような細長いケーキで、ジェノワーズ・オ・フレーズとは書かれていなくショートケーキとなっていた。

　　　ショートケーキ　　430円

　ケーキは長細い形にあった皿に乗せられて持って来られた。
　ちょっとだけ貰って食べてみると、最近よくあるスポンジがフワフワで水っぽっく柔らかな物ではなくて、しっかりと焼かれたスポンジが３層になっていて、間にいちごの切り身と生クリークが挟まっていた。一番上に苺が１個。
　香料またはリキュールをスポンジに塗ってあったようだが何なのか判らなかった。
しかし二人共、味は凄く美味しかったという結論。

　天井近くの内装が変わった作りになっていたので伺って見ると、このお店は元々は呉服店で、内装はその時の物を残して、白い壁紙を張り替え、厨房を作り直しただけだと言う事らしい。店内で使われている机、棚、陳列台などはそのまま使っているとの事。だから和テーストを感じるんだと思った。壁には恐らくフランスの風景写真の額装が掛かっていた。そうそうNHKの朝ドラ「まれ」で主人公の希（まれ）がタルトアプリコを食べたのがこの店だったそうで、その時に書かれた土屋太鳳さんのサイン色紙が飾られていた。

　生菓子もパンも惣菜もあまり種類は多く作っていないようで、見た目は派手さの微塵もないが、生真面目にキッチリ作られている感じがして凄く好感を持った。全部の生ケーキを食べてみたい。
　鎌倉の「パティスリー クグラパン」に続いてアルザス地方のケーキとパンのお店を見つけた。