この口コミは、トントンマンさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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料理・味3.7
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サービス3.6
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雰囲気3.5
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CP3.0
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酒・ドリンク-
2023/08訪問1回目
3.5
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料理・味3.7
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サービス3.6
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雰囲気3.5
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CP3.0
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酒・ドリンク-
~¥9991人
デパ地下とは言えこの価格戦略は受け入れられるのか?
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明太子フランス@270円+税
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明太子フランスの中身
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オリビエ@170円+税
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オリビエの断面
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オリビエ マーガリンを塗りました
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ニダベイユ@250円+税
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ニダベイユの断面
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店頭ショーケース
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外観
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閉店・休業・移転・重複の報告
藤森二郎氏と言えば、あのドンクの礎を築き日本におけるフランスパン普及の立役者と言われるフィリッピ・ビゴ氏の一番弟子として名高い存在で、2019年度には厚労省表彰の「現代の名工」も受賞しているビッグネームですが、ベーカリー「ビゴの店」の運営母体であった株式会社ビゴ東京の代表も長いこと務めていました。
因みに現代の名工受賞時の「技能功績の概要」としては、以下の記載があります。
・常に高い品質を維持することが非常に難しいとされている製パン技術において、卓越した技能を有している。
・フランスと日本の気候や風土の違い、季節天候による環境の悪条件を常に察知、追求し、あらゆる課題をクリアし、日々、技術・品質向上に努めている。
・また、幅広い層に「本物のフランスパン」をはじめとするフランスの食文化を広く伝えている。
フィリップ・ビゴ氏が外国人としては初めて「現代の名工」を受賞したのが2017年度で、それに次ぐ藤森氏の受賞ですから、この時点では、ビゴ氏も藤森氏も関係は円満で順風満帆だったのだと思います。
ただ、2018年9月にフィリップ・ビゴ氏が永眠した後、ビゴの店は、やや不透明な展開を見せています。
すなわち、フィリップ・ビゴ氏の長男であるビゴ・ジャンポール・太郎氏と藤森二郎氏の関係性です。
ビゴ・ジャンポール・太郎氏は、父親の死去前にビゴの店を展開する株式会社ドゥースフランスと有限会社ビゴ の社長に就任していますが、他方、藤森二郎氏が経営していた株式会社ビゴ東京は、2022年4月に社名を株式会社コパン・ド・フジモリに改称し、運営店舗からも「ビゴの店」の名前をはずす動きを見せ始めます。
現時点で、ビゴの店の東京1号店だった「ビゴの店 東京本店」を移転した「ビゴの店 東京ドームシティ ラクーア店」と関西エリアのビゴの店は、ビゴ・ジャンポール・太郎氏が経営しており、藤森二郎氏の方は、前記の通り店名からビゴの店の名前を取り去り、現在は、当店の他に以下の3店を運営しています。
・コパン・ド・フジモリ 本店(@鷺沼)
・オ・プティ・フリアンディーズ(@玉川髙島屋SC)
・モン・ペシェ・ミニョン(@鎌倉)
そして、同時並行的に藤森二郎氏の次女である藤森もも子氏が、株式会社ふじ森の代表として、田園調布と都立大学、用賀にベーカリーを展開しています(「ル トーキヨー フレンチベーカリー エスプリ」、「ふじ森 目黒本店」、「FUJIMORI R&D」)が、これらにもビゴの名前は一切ありません。
これらはあくまで事実関係を淡々と述べたまでで、ビゴ・ジャンポール・太郎氏と藤森二郎氏の関係に不協和音がある等の情報を得ているわけではありませんが、藤森氏がビゴの名前と決別していることからは、何となくフィリップ・ビゴの跡目争いやそれに端を発する両氏の確執のようなものも見え隠れしますよね。
当店のオープン日は2023年3月で、まだ出来立てのホヤホヤと言っていいお店ですが、たまプラーザの東急百貨店の地下食品売場(東急フードショー)のリニューアルに伴ってオープンしています。
場所は、エスカレーターの昇降口や出入口近くのいわゆるショッピングセンターにおけるベーカリーの定位置とはちょっと異なり、洋菓子売場の一角です。
ということもあってか、店頭のショーケースの半分は焼菓子などパン以外の商品が並べられています。
この日はランチに先立つ11時ちょっと前に立ち寄ったこともあり、お店は空いていました。
パンは、やはりビゴの店の血を引くお店だけのことはあり、バゲットやハード系のパンが中心ですが、特徴的なのは、バゲットなどをホール単位で販売する一方で、小さめサイズのパンやヴィエノワズリーにかなり力を入れていると思われることです。
特にヴィエノワズリーは収益源と見ているのか、お値段はかなり強気なのですが、3個以上の購入には、3〜5個で▲50円、6〜8個で▲100円などの割引を実施しています。
今回は、以下3点を購入しました。
・明太子フランス@270円
・オリビエ@170円
・ニダベイユ@250円
小計690円
消費税55円
合計745円
いずれもプチパンと言っていいサイズのパンですので、かなり高い印象です。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
明太子フランスはレンジで15秒チンした後、650Wのオーブンで3分間加熱していただきました。
明太子ペーストを練り込んだフランスパンで、引きの強いパン生地はやはりビゴ譲りということなのでしょうね。
明太子の風味とフランスパンとの相性の鉄板で、とても美味しかったです。
オリビエは、やはりレンジで15秒チンした後、650Wのオーブンで3分間加熱して、マーガリンをつけていただきました。
グリーンオリーブ入りのフランスパンで、やはりプチサイズが、引きの強さは同様で、塩辛さが旨みと結び付いており、これもさすがの美味しさですね。
ニダベイユは、蜂蜜入りのアーモンドヌガーを塗った生地でカスタードクリームをサンドしたヴィエノワズリーです。
濃厚な美味しさが感じられました。
全体にパンのレベルが高いのは認めますが、やはりプチサイズでこのお値段はどう考えても高いと思います。
都立大学のふじ森を利用した時にも思ったのですが、現在の路線は、高級パン路線や見た目の豪華さに傾斜し過ぎで、フィリップ・ビゴの哲学である「パンは人の命の糧だから」ということとは乖離してしまっているような感じがします。
それがビゴ家と藤森家との確執の原因と思いたくはありませんが・・・
いずれにせよ、当店はまだオープン仕立てではありますが、この路線で頑張り続けられるのかどうか、やや疑問も残りました。