あん肝らーめん : 麺屋 煮干と鶏 ひんな

　こんばんは、天反ぢいです。
　先週の土曜日、藤方豆腐店、漬物、清兵衛、ハマケイで買いものしたあと、まだ食べられそうな気がして、ひんなさんに行きました。弘明寺丿貫さんで、レギュラー蕎麦と和え玉を食べた後なので、食べ過ぎでいろいろと危険ですが、なんとなくまだ食べられそうに感じました。この日は期間限定のあん肝らーめんがあるのです。

〇2023年11月11日(土)午後1時20分ごろ訪問
　お店は京急弘明寺駅から、お寺や商店街とは逆方向に少しだけ下った右側にあります。駅の階段下からだと1分かからないでしょう。改札からだと、どのくらいの速さで階段を下りられるかによります(笑)。下りはエスカレーターがありません。（もちろんエレベータはある）。
　お店に着くと待ち行列はなし。外の窓や、看板にあん肝らーめんの宣伝が貼ってあります。

　お店に入ると、結構、すいています。前に12時台に来たときは混んでましたが、1時を回ると空いてくるんでしょうか。まずは、食券を買います。

・あん肝らーめん 1000円

　サイドやトッピング追加はなし。だってキケンだから。
　ひんなさんは、どのラーメンが主力なんでしょう。以前は、海老、蟹がレギュラーだったのですが今は期間限定みたいです。”看板”メニューは、鴨だし淡麗醤油、濃厚煮干らーめん、弘明寺タンタンメン、弘明寺背アブラックですね。

　店内は、L字型のカウンター席。店員さんの指示はないので、側面側の真ん中付近の席に座ります（その列全部空いてた）。奥にある冷水機に水を汲みに行くと、その左にプラの麺箱が。菅野製麺でした。まだ袋入りの麺が入っています。
　席のしきりにまだパーティションがありますが、幅はわりと余裕です。
　卓上には、おろしにんにく、コショウ、煮干し入りの酢があります。正面に小さ目の写真があり、よく見ると、サイドメニューの特性マトンキーマカレー（350円）でした。おいしそうです。けど食べられません。

　5分ほどでラーメンがやってキタ。
　赤っぽい茶色のスープに、揃えられた麺が顔を出し、レアチャーシューが1枚どんぶりのふちにかけられ、紫っぽい濃い茶色の穂先メンマが2本、海苔が1枚、真ん中には刻みタマネギと細めの青ねぎの小口切りがのっています。

　いただきます！

・スープはちょっと赤みがかった茶色ですね。赤い油が浮いています。いかにも鮟肝の油ですね。一口すすると確かに鮟肝の味。しかし意外とあっさりしています。鮟肝自体は濃厚なはずですが、スープはむしろ淡麗に感じます。やっぱりスープにするのは難しいんでしょうか。このスープ他の出汁は一切使ってなさそうです。合わせ技も難しいのでしょうか。あえて光子揚げているのでしょうか。とにかくおいしいには間違いありませんけど。そういえば丿貫福富町本店の鮟肝の和え玉もそんな雰囲気ありました。

・麺はストレート細麺ですね。菅野製麺所の麺です。この麺は低加水に徹しているわけではなく、ちょっとすべすべ感があり、しなやかさもあります。いかにも菅野らしいです。これはこれで悪くないと思います。

・チャーシューは大きくて薄めのピンク色の低温調理品です。おそらく肩肉。とても柔らかいです。そのため、どんぶりのふちにかかっていると、でれっとしていささか格好よくないですね。いっそうのこと麺の上に敷いてしまった方がいいかも。もしくは、口の広いどんぶりにするとか。これも味付けはなく、粗挽き胡椒のようなものがかけられています。

・赤みのある濃い茶色というかグレーのメンマは、見かけと違って、変わった味がするわけではありませんでした。醤油ベースと思われる味がよくしみ込んでます。柔らかめですけど歯ごたえはしっかりあります。

・海苔は？横覚えてません。悪くなかったはず。

　というわけで、おいしかったです。そうれ程膨満感を味合わずにすみました。あっさりだったせい？おなかに余裕があった？
　今度は蟹をやるころ来てみましょう。鴨出汁もおいしそうですが。

　ごちそうさまでした。
　

　こんばんは、天反ぢいです。
　先日の土曜日、弘明寺丿貫さんの後は、ひんなさんに行ってきました。
　丿貫さんを出た後、商店街の、藤方豆腐店で、お店で作っている木綿豆腐を買い、漬物屋、清兵衛さんで、ぬか漬けを買い、ハマケイさんで、鶏皮煎餅と軟骨揚げを買ってからひんなさんに向かいました。
　先行レビューを読むと、ひんなさんの店主は、弘明寺丿菅出身の紫乱の出身だとか。

〇2023年9月2日(土)昼12時15分ごろ訪問
　お店は、京急弘明寺駅の前の道を商店街と反対側に行ってすぐそこです。駅から徒歩1分かな。
　お店に着くと、店前で待っている人はありません。さっそくお店に入って食券を買います。

　券売機をみると、前に来た時にあった、レギュラーメニューの芳醇牡蠣、濃厚海老がありません。オフシーズンなんでしょうか？ふと横の壁を見ると、「今週の復活限定 濃厚海老ラーメン」の貼り紙があります。ボタンは？ありました。特製とか、味玉のバリエーションがありませんが。学生向けの特製化というのはありますが、一般向けはないですね。まあ、チャーシューは増えなくてもいいですが。というわけで、

・海老らーめん 900円
・味玉 100円

　の食券を買いました。ちなみに、キズ味玉（50円）は×でした。
　それから、後で気が付きましたが、各種半ラーメン（麺だけ半分、50円引き）が前からありましたが、今は設定があるのは、鴨だし淡麗醤油だけになっています。

　空いていたL字カウンタ―角の席に座って、食券を出します。

　15分くらいでラーメンがやってキタ。
　こい茶色のスープに、薄い低温調理チャーシュー1枚、何やら茶色い長いもの、海苔1枚、刻みタマネギと万能ネギ小口切りが少々、真ん中に赤いものが。それに味玉がのっています。

　いただきます！

・スープは、茶色く濁っています。ちょっと気持ち赤っぽいかもしれません。ちょっとドロッとしていますが、それほどの粘度はありません。
　レンゲで一口。旨い！　たしかに強い海老の味がします。それも安っぽい味ではなく、いい味です。臭みもなし。それに加えて、煮干しの旨味が出ています。おそらく茶色いのは煮干しに由来するのでしょう。この煮干し味は苦みはなし。うまく処理されています。動物系の出汁は使っているのか？わかりません。使っていたとしても味からはわかりません。そして、煮干し味は、海老の味の引き立て役に回っているところがすごくいいですね。

　ちなみに、張り紙によると3種の海老を使っていて、甘エビが香り翌旨味を引き出すそうです。それから桜エビのペーストを掛けてい海老感を増しているそうです。もう1種類は何でしょう？あマール海老かもしれません。

・麺は、ストレート細麺ですね。低加水で、ほどよく茹でられており、しなやかでわりとコシがある感じ。小麦感のようなものも感じます。たいていの濃厚煮干しの店ではこのタイプを使ってますね。麺箱は席からは見えませんでしたが、前回見ています菅野製麺でした。

・チャーシューは低温調理のピンク色のやつで、薄切りタイプ。どんぶりの縁にかけてありますが、残念ながらちょっと破けていてカッコよくない。味はわりとジューシーな感じでおいしいです。

・茶色の物体、伸ばしてみるとメンマでした。穂先メンマタイプですが、長くて太いです。こんな大きいのは見たことありません。しっかりと味がしみていました。ちなみに前回は、黄色っぽくて、これほど大きくなくわかりやすかったです。

・海苔は、そこそこおいしいです。強いスープですけど、大きいのでそれなりに味わえます。

・味玉は、黄身はちょっち偏っていて、へりが黄色くなってますが、まずまず柔らかく、なんか魚介系っぽい味がしみてました。

・刻みタマネギもしゃきしゃきでいい感じ、ネギと合わせていい風味です。量的にはこんなもんで十分でしょう。

・スープを掬って、どんぶりの底が見えてくると、海老のほぐし身のようなものが沈んでいました。海老だしってどうやって取るのか知りませんが、オマール海老とかの身を取った残りからとるんですかね。結構身が残っていたりするのかもしれません。とにかくぜいたくに使っていそうです。

　あ、真ん中にのっていた赤いもの、気にせずに食べてしまい、なんだかわかりませんでした。

　というわけで、今回も大変おいしかったです。丿貫系譜のお店のようですが、お上品な丿菅さんとはちょっと違いそうです。丿貫さんのオマール海老蕎麦は食べたことありませんけど、どうなんでしょうね。横濱丿貫さんで大腰折海老蕎麦というのを食べましたがこれはいまいちでした（素材のチョイスが悪い）。
　ひんなさんもこぎれいな店で、こぎれいに出せば、丿菅さん以上のの人気が出ると思うんですけど。
　ごちそうさまでした。また来ます

　こんばんは、天反ぢいでえす。
　土曜日には弘明寺に行ってきました。目的はこちらひんなさんの濃厚煮干しをいただくこと。相変わらず煮干しラーメンを狙っています。ひんなを見つけたきっかけは、弘明寺丿貫さんのページを見つけるため、食べログで弘明寺・ラーメンで検索したこと。濃厚煮干しのある店のようですが、写真で見た目がセメント色でおいしいそうですが、味の方は詳しいレビューがなかったです。ので、行ってみることに。

〇2022年9月3日(土)昼12時ごろ初訪問
　お店は、京急弘明寺駅から、北側に出てすぐのところにあります。駅近ですね。昼時ですが、行列はなし。表のメニューを眺めてから入ります。空席がいくつかあります。まずは、食券を。

・特製濃厚煮干しらーめん 1000円

　まずは特製にしてみました。特製でこの値段はお安い。
　席はカウンター席のみですね。10席くらいでしょうか。どんぶりの片付けが済んでいない席を避けて、奥から3番目の席に座りました。食券を出します。お冷やを汲んできてもどり、カウンターをよく見るとニボマシ無料と書いてあったので、これをお願いしました。
　卓上にある調味料は煮干し酢のみ。大木煮干しが3本くらい入っています。

　ところで、「ひんな」とは何か？検索すると、アイヌ語で「どうも」くらいの意味だそうです。（「ゴールデンカムイ」に出てくるとか）。でも、マイレビさんは、ハワイ語だと聞いたそうです。ハワイ語の方は検索しても意味が分かりません。

　5分ほどでラーメンがやってキタ。
　レアチャーシューが3枚、味玉、海苔3枚、穂先メンマ2本？がのっています。さらに真ん中に刻みタマネギがのり、その上にカイワレがあります。なかなかの内容です。
　いただきます！

〇スープ
　色は濃いセメント色でちょっと茶色がかっています。おお、濃厚。しかも、苦い！このように堂々と苦みを出している煮干しスープは珍しい。煮干しを売りにしている店の多くは、苦みを徹底的に排除しがちですが、ここはそうではないんですね。動物系の出汁は使っているのか？よくわかりませんが、使っていなさそうです。煮干しの旨みで勝負している感じです。動物系を補助に使う店も多く、それはそれでうまくいけば、おいしくなるんですが、バランスが難しいですね。ワタクシはこのスープはまさに、探していた味にかなり近いです。

〇麺
　ストレート中細麺です。結構低加水な感じですが、九州麺ほどぱっつんではありません。なかなかコシもありおいしいです。菅野製麺のプラ麺箱がありました。

〇具
　チャーシューは、低温調理のもので、ピンク色です。薄いですけど結構大きく、どんぶりのふちにかけてありました。最近こういうチャーシューは珍しくありませんが、ここのも柔らかくて味もよく、期待通りのおいしさです。
　味玉は黄身は柔らかく、味もしみています。もうちょっと柔らかい方がいいかも。味付けは、ほんのり甘い魚介系（だったかな？）
　海苔は六つ切りサイズでしょうか。普通においしいです。強力スープに味がマスクされますけど、麺と一緒に食べるとおいしかったです。
　メンマもやっぱり強力スープに巻けますが、味付けは割とあっさりで、穂先メンマらしく柔らかくておいしいです。
　刻みタマネギやカイワレはいい風味ですね。カイワレは飾りというより、しっかりあります。

　というわけで、大変おいしかったです。かなりワタクシの理想に近い味です。素晴らしいですね。ほかのメニューも試してみたくなりました。濃厚煮干しのおいしい店で検索しても引っかからなかったひんなさん。世間的にそんなにもてはやされなくてもおいしい店はあるんですね。

　ごちそうさまでした。
　いやー、煮干しって、ほんとーにいいですね。ではまた。

　この後連食するつもりで、行列だと思いましたが、一応、丿貫さんに向かいます。