少しの勇気と気配りでwin-win！　　(^^)v : Drive-in Kougyo

GW中の一人休日。
うなぎが食べたい! できれば鮎も！
そうなると思いつくのは朝倉にある「ドライブイン香魚」さん。
お気に入りのお店の1つで今回、画像UPも兼ねての訪問です。

到着時刻は11:15。
7年前（2017年）の九州北部豪雨で甚大な被害を受け立て直した店舗。
アイボリー調の内装はまだまだ新店と同じような趣があります。

混みあう前の早めの訪問がズバリ的中でした。 (笑)
入店時にどこかの親族集まりの団体（10人ほど）と一緒になりました。

座席は小上りや4人用テーブルがありますが、1人での訪問ですし、4つある2人用テーブルの1つを利用します。

団体さんの注文を受け終わった店員さんにオーダーをお願いすると申訳なさそうに「団体さんが入ってますので、お時間かかりますがご了承ください」とのこと。
1人ですし、予定もないためノンプロブレム。
通常のランチタイムより早めに訪問したので、逆にありがたいと気長に待つことに・・。

15分後の11:30でほば満席。
ちょうど老夫婦が来店されました。
入口で「小上がりの座敷席なら用意できます」との説明が聞こえます。
座敷席へ座る様子を見てると奥様の膝の具合が悪そうな様子。
『美味しい料理も窮屈な態勢では楽しめませんよね』、店員さんに老夫婦の様子を話して席を代わることに。
2人用テーブルに移動したことで老夫婦も楽ちん。
すごく感謝されました。　

こちらは座卓でも問題なし。
むしろ2人用テーブルから4人用座卓に代わったことでスペース広々。
お互いwin-win関係です。
(^^)v

サーブタイムは入店して25分、席を代わって5分ほど。
レジ前では既に待ち客がでています。

まずは「鮎の塩焼き（600円、込）」。
尾鰭にまぶされた化粧塩も美しいお姿の鮎。
両手で持って、そのままいただくわんぱく食べがなんと言ってもうまい食べ方。(笑)
パリッと焼かれた皮にふっくらとした身。
しかも運のいいことに子持ち鮎。
なんとなく縁起よさそうな気がします。

食べ終わったところで「鰻づくし（3,000円）」のお膳。
最初から時間をずらして出すようお願いしていました。
かば焼き、白焼き、鰻巻、鰻茶碗蒸し、うざく、肝吸いとまさに『鰻づくし』。

蒲焼はパリッと芳ばしさ漂う皮が特徴。
うなぎ自体を味わう白焼きは少し脂が乗り過ぎてると思えるほど。
柚子胡椒でいい感じにいただきます。
ほかの料理も言わずもがなの美味しさ。
広々スペースでゆったりと。

窓から外の様子を見ると、どんどんと車が集まってきます。
無用な長居は待ち客に迷惑。
うなぎの骨せんべい（250円）を購入して退店です。
ごちそうさまです。

昨年7月に起こった、朝倉洪水（九州北部豪雨）。

こちら、香魚さんも大きな被害を受けましたが、営業を再開されたとの報を受け、１人で訪ねてみました。

その前に立ち寄ったのが、桑野屋さん。

小雪がちらつくなか、まずは温泉で体を温めます。

フロント前にある券売機。

料金は500円。

チケットを買いフロントに渡すとき、既に硫黄臭を感じます。

お湯は、すべすべの肌当たり。

湯の花も見受けられます。

ただ、入る時、気づきませんでしたが、大浴場と露天風呂は入口が別々の場所。

どうせなら、雪を堪能しながら露天に浸かりたかった。(^^;

さておき。

いよいよ香魚さんへ向かいます。

パット見、外観は変わりません。

中に入ると、おおっ！

あちこちに開店祝いの花が飾られています。

店内が一新され、道路側には4人用こ上がり席×5、右側にはテーブル席がしつらえてありました。

最初に注文したのは、鯉のあらい（450円）。

綺麗で品よい水色の器で登場です。

水害で食器も一新されています。

盛り付けも美しいですね。

別添えの辛子酢味噌の黄色との色合いもよく、彩りが映えています。

あらい自体には全くクセがなく、慈味あふれる旨さが堪能できます。

大根のツマ横に添えられている鯉の皮部分。

僅かなクセがありますが、川魚好きな方にはむしろ歓迎される程度のものかと。

続いていただいたのは、うなぎ丼（1,300円）と肝吸い（200円）。

うなぎ丼は、ご飯の上に鰻が3切れ。

確かに以前と比べると値上がりしてますが、これだけ鰻の値段が高騰しているなかでは、むしろ健闘されてあるかと。

身の厚みや焼き方は以前と変わりませんが、タレの旨味が薄っぺらになったのは、ただただ残念。 (^^;

きっと、年月をかけ蓄積したタレが、水害で失われたものだと勝手に解釈しています。

これから、日一日と今後、美味しさが増していくんでしょう。

肝吸いの200円はコスパ抜群！

大ぶりな肝にレモンの香りがふわり。

これだけのクオリティを味わえるのなら、注文しないと損します！　（笑）

食事を堪能したあとはお会計。

レジ近くに災害時の写真が飾ってありました。

店内の厨房部、メチャクチャ。

外にあった車も流され、道路下へ移動してます。

改めて水害の酷さが心に響きます。

川魚好きな人には是非、行って欲しいお店です。

応援してます！

ごちそうさま。

温泉につかり、原鶴の辺りをうろうろ・・・。

お目当てのうなぎ屋さんは大混雑。

諦めますが、もうお口はうなぎモード。

久々、香魚さんへ車を走らせます。　(#^^#)

こちら川魚専門店。

もちろん、「うなぎ定食（1,545円）」の注文となりますが、単品の「鯉のあらい（350円、）」も気になります・・。

採用です。　(^^♪

先に鯉のあらいから持って来てもらいました。

あらい＝冷水（氷水）に潜らせ身を引き締めた刺身です。

いただいてみます。

歯切れのよい弾力がある身に適度に脂がのってます。

いわゆるクセや臭みは一切ありません。

滋味あふれる優しい味です。

そして酢味噌。

これがまた旨い。

あらいとの相性はもちろん、これだけを箸先につけて舐めても美味しい。

お酒が欲しくなる一品です。　

この上質さで350円は破格値かと。(#^^#)

あらいを堪能したところで、うなぎ定食。

蒲焼きが3切れにうざくと肝吸い。

山椒の芳ばしい香りが食欲をそそります。

アレっ？蒲焼きの皮パリ感は相変わらずですが、身も固め。

いつもの皮パリ、身はふっくらとは違います。

うざく、肝吸いはいつもの出来。

鯉のあらいが良かっただけに少々残念。

☆4つけるつもりでしたが、次回にとっておきましょう。

ごちそうさま。

386号線沿いの朝倉IC近くのお店です。

時々利用するお気に入りのお店です。

敷地内には鮎の養殖池があり、入口近くの大型水槽では鮎が泳いでいるのを見ることもできます。

店舗自体はそれなりの年数を経過してますが、店内は清潔感があります。

鮎、うなぎ、鯉料理の専門店です。

入口に悲しいお知らせが！

うなぎの減少により、とうとう大幅な料金アップに。

たしか、うな丼が890円？だったと記憶してますが、1,190円と大幅アップ。

時代の流れでしょうか。

それでも、いつものように、最初に鮎の塩焼き（390円）、あとでうな丼（1,190円）と肝吸い（130円）を下さいと注文。

高くなったとはいえ、コスパのアドバンテージはまだあります。

鮎は別名＜香魚＞というように独特の香りが楽しめます。

塩焼きで食べるのがもっとも好きです。

ただ、こちらは養殖ですので鮎の香りは微かです。

うなぎと一緒に食べると蒲焼のタレと山椒の香りで鮎の香りがトンでしまいます。

ぽぽぽぽーん、こだわりのオーダーです。

残念なことに一緒に出てきてしまいました。

そう言えば、この時期いつもバイトを雇ってるな～。

注文取ったのはバイト？の娘だったんだな～。去年もこの時期に同じことがあったな～。と1年を振返ってしまいます。

香りが出ないよう、うな丼の蓋を取らず、鮎から食します。

どうしても気が急いてしまいます。

うな丼の味は相変わらず秀逸です。うなぎの皮はパリッと、身の方はふわっと。焼き方が絶妙です。タレの味も良いですね。

川魚が好きな方には、リーズナブルに利用できるおススメ店です