秋の蓼科はDANLOで茸を楽しむべし : Ristorante DANLO

秋のこの時期の蓼科で松茸を楽しむなら無名だが多くの天然茸を楽しむなら原村にあるDANLOがベスト。諏訪南ICからのアクセスも良い。
DANLOは松本さんご夫婦が営む原村にあるイタリアンレストラン。店は2021年に諏訪市内から原村の山中に移転されたので綺麗でデザインもいい。6テーブルで半個室での利用も可能。
自ら山に入られ天然茸を採集し提供される。
今回は茸が不作で心配していたが、店のインスタで連休の投稿で天然茸が大収穫の投稿。DMで連絡し、ランチのコースを急遽天然茸満載のスペシャルコースにアレンジしてくれた。ホスピタリティも嬉しい。
店でもこのタイミングはラッキーでしたよと話すご夫婦自身も嬉しそう。蓼科エリアで茸愛No.1の店。秋の蓼科では外せない店だ。

今回の御料理
・アミューズ
フレッシュチーズと無花果、トマト、ほおづき、ルバーブジャムのパン
・前菜
戻り鰹とピクルスにした天然茸、糸瓜、茄子、つるむらさきをガスパチョのソースで。天然茸は、ナラタケとゼリーっぽい食感が特徴のニカワハリタケ
・スープ
コンソメスープが天然茸の味で絶品のスープに。茸はヌメリ系のハナイグチ（ジゴボウ）、ベニハナイグチ、イロガワリ。ハナイグチはうちの庭にも生えてくるほどポピュラー。
・リゾット
天然茸、栗、自家製生ハムと秋の味のリゾット。感動的に美味く、今回の長野での茸料理で一番かもしれない。茸は日本のポルチーニ、ヤマドリダケとヤマドリダケモドキ。
・メイン
イベリコベジョータをサマートリュフ・チチタケのソース、アカヤマドリダケ（ポルチーニ）とそのソースで楽しむ。つけあわせに地物のトレビスとじゃがいも。ただ、折角長野の山の中なのでジビエや地物の肉の方が嬉しい。
・パスタ
オオツガタケとミル貝のアーリオ・オーリオ。私が貝があまり好きではないのもあるかもしれないが、山の中ではどうしてもという意味が見えなければ、わざわざ海のものを食べたいとは思わない。
・栗のティラミスとキャラメルのジェラート

予算　12,000円（ランチのおまかせコース5,800円）を急遽天然茸でアレンジしてもらう。ランチは2,800円、4,200円、5,800円の3種、ディナーは5,800円、8,800円の2種、天然茸コースはこの時期だけ
予約 電話予約のみ。通常時は予約しやすいが連休などは混み合う。特に秋の茸の季節は混み合う

長野の原村の八ヶ岳の麓、森の中にあるイタリアンレストラン。夫婦で経営されており、自ら山の幸を採ってくる。
雰囲気がよく、コスパもいいので気軽に行ける店。ノンアルコールのスパークリング、赤ワイン、白ワインもあるので車でも大丈夫。

今回の御料理
・天龍峡黒豚
アミューズは、黒豚のパテドカンパーニュ、黒豚のカシラのテリーヌ、鳥レバーのペーストと干し柿のシュー
・新玉葱、つぶ貝
新玉葱のパンナコッタにつぶ貝とキャビア、オマール海老の出汁のジュレ
・桜鱒
佐渡の桜鱒に独活、こごみ、アスパラ、蕨、菜花、野蒜などの地物の野菜と山菜。パプリカのソースで。
・アスパラ
上原農園のアスパラにポーチドエッグ、生ハム、サマートリュフ
・坂越直送牡蠣、コシアブラ
名残の牡蠣をコシアブラのジェノベーゼのリゾットで
・金柑
口直しは金柑のグラニータ
・信州産黒毛和牛
信州牛のかいのみを葉山葵とマスタードのソース、筍と一緒に
・そば、筍
そば粉の平麺パスタ。筍と行者にんにくにからすみ
・原村産苺よつぼし
苺のズッパ・イングレーゼ。リキュールを染み込ませたスポンジとカスタードクリームの菓子
・エスプレッソと焼き菓子

予算12,000円
(コース9,680円)
夜は6,380円と9,680円のコース2種
昼は3,080円、4,620円、6,380円