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タケマシュラン
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店名 |
ROKU KYOTO LXR Hotels&Resorts(ロク キョウト エルエックスアール ホテルズアンドリゾーツ)
|
---|---|
ジャンル | その他 |
予約・ お問い合わせ |
075-320-0176 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
北大路駅から2,195m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 ホテル施設ご利用のお客様専用の電気自動車用急速充電器プラグ有り |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2021年9月16日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXRHotels&Resorts」がアジア太平洋地域に初進出。「ROKUKYOTO」として洛北の風光明媚なエリアに開業し、1年が経ちました。ちなみに当館がヒルトン系では京都初デビューなのですが、2022年秋には「ヒルトン・ガーデン・イン」が、2024年には「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」が開業を予定しています。
チェックインはレセプション棟でウェルカムドリンクと小菓子を楽しみながら行います。開業当初はチェックインに4時間を要するなどグッダグダなオペレーションだったそうですが(一休の口コミが地獄)、私が訪れた際はゲストが少なかったためか非常にスムーズでした。
当館は約35,000坪の敷地が広がる「しょうざんリゾート京都」の一部であり、元々は「しょうざんボウル」というボーリング場があったそうです。敷地内一面に張られた水鏡に脇を流れる天神川、緑の木々。京都の中心からタクシーで15分かそこらで全くの非日常。皇居に住んでいる皇族ってこんな気分なのかもしれません。
お部屋は最上階のプレミアフロア「プレミアデラックス」へご案内頂けました。お部屋の広さは50平米で、2人で泊まるには充分な広さです。ちなみに当館の客室数は114であり、思ったよりも多いなという印象。スモールラグジュアリーを期待している方は少し違うのでご注意を。
大きな窓からリゾート全体を見渡すことができ、何か大きな力を持ったような気分になれます。
テレビはキャストなどはできませんがYoutubeやアマプラなどのアプリはプリインストールされており、HDMI端子へのアクセスも良好です。回線速度は人生トップクラスに良好で、動画などを流しっぱなしにしてもモタつくことはありませんでした。一方で、PC作業に向いた机や椅子などは用意されていないので、ガッツリ仕事はし辛いかもしれません。
ミニバーが充実しているのですが、水とネスプレッソとティーバッグのお茶を除いては全て有料です。棚や食器類はカッコいいのですが使い勝手が悪い面もあり、イケアのマグカップが恋しくなりました。
クローゼットは扉の無いウォークインタイプでとても使い易いです。バスローブがシルクと毛布の合の子のような仕様であり、プロレスラーが入場時に着てもしっくり来そうなゴージャスさです。
ウェットエリアも和の要素を含めつつのスタイリッシュさ。タオル類も分厚いやつが山ほどあり非日常を演出してくれます。ただやはりベイシンやコップなどに拘り過ぎな面もあり、機能性に優れているというわけではありません。
アメニティはイギリスの「VOTARY」のもの。メイクアップアーティストのArabellaPrestonが立ち上げたスキンケアブランドだそうです。アルミチューブに入っているのは珍しいですね。
バスルーム。しっかりとしたバスタブがあるのですが、温泉のサーマルプール(後述)にたっぷりと浸かっていたので、お部屋ではシャワーを浴びただけです。
トイレはバスルーム等から独立しており、当然にウォシュレット完備です。共用設備に参りましょう。こちらは「ティーハウス」と言ってお茶がいくらか用意されており、宿泊者は自由に楽しむことができます。しばらく前は上級会員とプレミアルーム・スイートルームのゲスト限定でカクテルタイムのサービスがあったそうなのですが、残念ながら現在は廃止されています(代わりにダイヤモンド会員には館内で使用できる1万円分のクレジットが付与)。
フィットネスセンターはゆとりのある設計で、ランニングマシンから臨む眺望が素晴らしいですね。筋トレ器具もひと通り揃っており、114室のリゾートとしては充実している方でしょう。
こちらはサーマルプール。天然温泉を使用しており冬でも楽しめる仕組みです。ただし1日につき1時間のみの利用の予約制であり、私はチェックイン1週間前から予約していましたが、当日予約だといっぱい、なんてことも起こりそうです。なお、プールサイド脇のお部屋に滞在している場合は予約ナシでいつでも利用できるようです。
日が暮れて来ました。やはりリゾート全体に張り巡らされた池というか水路というか、とにかくたっぷりの水がいい味を出しています。私は水が大量にあるという状況を好むのだ。
夕食後に夜のサーマルプールへ。陽に灼けることもなく寒くも無く居心地は抜群です。都心のホテルのプールも全部こんな風にしてくれたらいいのに。
朝食はオールデイダイニングの「TENJIN(テンジン)」へ。メインディッシュを選んだ上、ビュッフェ台からお好きなものをお好きなだけというスタイル。しかしながらビュッフェの料理のラインナップは限定的で、平たく言うとイマイチです。
メインディッシュには和定食的なものをお願いしたのですが、大戸屋の焼魚定食を綺麗に盛り付けた程度です。これで5,692円はあり得ない。例えば「ハイアットリージェンシー京都」の宿泊代は当館の2分の1から3分の1程度ですが、朝食のクオリティは当館のそれを悠々越えてきます。ビュッフェ料理も含め、朝食は当館における大きな課題と言えるでしょう。
朝食の後もサーマルプールでひと泳ぎ。なのですが、日光を遮るものは何もなく、背中がジリジリと灼けていくのが分かるぐらい日差しがかなり強かったので、ガッツリとは泳げませんでした。夏季はやはり夜に利用するのが良いでしょう。
開業当初や繁忙期のネットの口コミについては口を極めた酷評が散見されますが、時季が良かったのか私の滞在は文句なしに快適でした。
何より京都ど真ん中すぐそこにこんなリゾートがあるというのが素晴らしいですね。しかも価格はお隣の「アマン京都」の半額、「パークハイアット京都」や「リッツカールトン京都」に比べてもひと回りお手頃。季節を変えて何度でも訪れたいなと感じさせてくれる居心地の良さでした。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2022/11/roku.html