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店名 |
ラ・メール りんごの木 本店
|
---|---|
ジャンル | カフェ、ケーキ |
予約・ お問い合わせ |
026-285-2618 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
安茂里駅から2,242m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
席数 |
46席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
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わが生家は人の出入りの多い家庭であった。母方の祖母が面倒見のよい人だったり、父は人好きというか、誰でもいいからうちに来いというタイプでしかも母親は5人兄妹だったし。親戚も多い、東京都新宿区牛込柳町という便のよい地で商売をしていたから拠点となりやすく、みながみな集まってくる。そんな状況であった。10人以上が集まっての宴会など月に幾度あったことか。平日休日週末問わずだったから凄まじい。お金もかかったろうが、翌日の仕事などどうしていたのだろうか。両親はもとよりみな若かった。
そんな風だからひと声かければ、いやかけずとも三家族四家族はあっという間に集まってくる。子ども連れて手土産もって。わが家は、とくに母親が甘いもの好きであったから、お土産はほとんどケーキ類。集まった人数だけケーキの山が出来上がるという寸法だから、その数たるやすごいものとなる。いつも食後のデザートはケーキふたつと決まっていた。
ある時
例によって集まりのあった翌朝のこと。
起き抜けのボーっとしながら茶の間に行くと両親が憮然とした面持ちで座っている。どうやら母寝坊して朝食が間に合わないという。んぢゃお母さんいったいどうするの?答えはかんたん、
ケーキ4個と味噌汁の朝食
など後にも先にもこの時だけだ。いやなら喰うな、という事だ。素晴らしい両親を持つ事ができて私は幸せだ。
「ラ・メール りんごの木 本店」
丹波島橋を渡り南下、長野インターへの別れ道のところにある白いタイルの瀟酒な建屋のケーキ屋さん。りんごの木という事は知っていて何度か使わせてもらった事もあるのだが、カフェが併設されているのは今回初めて知ったことだ。では行ってみなければならないのは必定といえる。
明るく店内の奥にカフェスペースがあるのだが、ここが案外と広い。サラリーマンと思しき男性、たぶん私と同世代くらいの方が1人ずつ、離れたところでケーキを食べている風景がとてもよい。メニューを見渡すとコーヒー、紅茶などのドリンクやランチ、パフェなどがある。しかしながら私の目的はここではない。
「ケーキセット」800円
カフェ内にあるショーケースのケーキそしてメニューに記載されたドリンクを一点ずつ選択するのだという。このようなパターンが最も苦手ではあるが仕方がない、今日はケーキを喰らいにきたのだ。カラフルに彩られた筐体はまさしくパラダイス。この中からどれかひとつを選べというがそんな事の出来るものがいるのか。せめて2点にならないのか、当たり前だが追加料金がかかるので諦める。しばらくの間熟考の末以下のような決定を下す。
「ぶどうのタルト」
2種のぶどう、巨峰とシャインマスカットをあしらった小さくも贅沢なケーキだ。頂上には生クリーム、かと思いきやチーズのクリームだったのは嬉しい誤算であった。2種のぶどうは同じ種でありながら微妙な味わいの違いがしっかりとわかるように調製されていてよい。内部はブリュレすなわちカスタードクリームがぽってりと入っており素晴らしい。
「アップルティー」
ティーポットでたっぷりと供される。色合いも味わいも薄めで淹れられているが、これはケーキとの相性を考慮したものか。なににせよ丁度ほどよい。
ケーキを食べ始めたくらいに、先にいた男性客二組が帰り、マダムたちのグループ数組と入れ替わった。静かなカフェが少し賑やかになったが、これくらいが丁度よい。うちはもっとうるさかったし、ケーキはもっと数も量もあったし。