ポップコーンが載ったラテ : むさしの森珈琲 和泉府中店

「グランドメニューにこういうのがあったとは」。そう思ったのがこの度こちらの『むさしの森珈琲』店舗で見つけた、トッピングにポップコーンが載ったドリンクです。

2024/3/2、この日は大阪の和泉市にあるこちらの店舗がオープンして4周年だったそうです。それを記念した特別メニューはありませんでしたが、せっかくなんで普段私があまり注文しないもの、もしくは知らないメニューでも注文しようと席に着いてメニュー表を見ました。その際、「えっ、前からこんなの扱っていたの?」とあるメニューに目が留まりました。それこそが今回注文した[ポップコーンアイスキャラメルラテ]です。
こちらはキャラメルソースをかけたポップコーンをトッピングにしたアイスのキャラメルラテです。具体的にいつ頃からは確認しておりませんが、『むさしの森珈琲』ではグランドメニューとしてポップコーンを添えたドリンクをいくつか扱っており、今回のラテはその1つです。私自身は飲む機会を逃してしまいましたが、過去に『マクドナルド』や『GODIVA』でもポップコーンをトッピングにしたドリンクを出したことがありました。ただ、それらは期間限定メニューであり、こちらのようにグランドメニューとして扱っているところは珍しいと思います。どちらかというとジャンクなイメージの強いポップコーンを使ったメニューを、高原リゾートをイメージしたここ『むさしの森珈琲』で頂くのがなんだか不思議な感覚でしたが、味に加え忙しい日常の中でちょっと非日常な一時を楽しむという点も考慮すれば悪くない、そう思いました。

この度のようなポップコーン載せのドリンクは映画館の売店でもまず扱ってないでしょう。通年メニューなので、興味を持たれた方は気が向いた時、面白そうなドリンクをお探しの際によろしければお試しあれ。

「こういった料理も家ではまず味わえないよなぁ」。ふとそう思ったのがこの度こちらで注文した野菜たっぷりの野菜と頂くガレットです。

『むさしの森珈琲』は『すかいらーく』グループが手掛ける、高原リゾートをイメージした店構えとメニューがウリのカフェで、私も休日を中心に自宅以外でゆっくり寛ぎたい時にたまに利用しております。注文するのは基本家では作らないもの、技術的に上手く作れそうにないものばかりで、ここ最近の野菜不足が気になっていたこの日は野菜たっぷりのメニューを頂くことにしました。その中で今回最終的に選んだのが[野菜畑のガレット〜グリルチキンサラダ仕立て〜]です。
こちらは皿にアマニやカカオ入りのガレット生地を敷き、その上にキヌアなどのいわゆるスーパーフードやたっぷりの野菜、炙った鶏肉やベーコン、ゆで玉子などを盛り付けたものです。ガレット自体ご自宅でよく作っているという方もあまりいらっしゃらないと思うのですが、こちらのような更に手の込んだものともならばよほどの料理好きでないとここ『むさしの森珈琲』のような洒落たカフェで食べる代物という認識でしょう。私自身は普段ガレットをフレッシュな野菜と一緒に頂くことはあまりなく、屋台やショッピングモールなどでよく目にする一般的な甘いクレープの生地よりずっと野菜や肉、玉子などとの相性が良いと感じました。

近所に『むさしの森珈琲』があり、普段何かと野菜不足が気になっている方はよろしければブランチにこの度の野菜たっぷりガレットでもどうぞ。

「これほど爽やかなものは初めてかも」。そう感じたのがこの度こちらで頂いたマスカット風味のパンケーキです。

暦の上では実りの秋に入った9月上旬のこの日、ここ『むさしの森珈琲』でも期間限定メニューとして初秋らしいマスカットを使ったスイーツが登場しておりました。その中から個人的に特に気になり注文したのが、この度の［シャインマスカットパンケーキ］です。
旬のフルーツを散りばめたパンケーキであれば、個人的にはハワイアンカフェをはじめ他の店でもいくらか頂いてきたつもりでした。ですが、この度のマスカットパンケーキはフレッシュなマスカットだけでなく、ホイップクリームにもマスカットピューレを加えてマスカット尽くしに仕上げているのが特徴です。ホイップクリームにもこういったひと手間を加えたパンケーキは、私自身は恐らくこれが初めてでした。スプーンで食べることを勧められるほど柔らかいパンケーキを頂いてみると、想像以上にマスカットの爽やかな風味が口の中に広がりました。なお、こちらのパンケーキにも通常のパンケーキと同様にメープルシロップが添えられておりましたが、同じく今ぐらいの時期に旬を迎える栗ならまだしも、マスカットの瑞々しさと爽やかな風味を堪能するならば正直不要かなと感じました。

同じく期間限定でマスカットを使ったパフェやレアチーズムースもいいですが、他所にはなかなかない一品をお探しの方は今回のパンケーキをよりおすすめしたいと思います。皆さんも期間中に訪れることがあれば検討してみて下さい。

「こういう大胆なブリュレもいいなぁ」。そう思ったがこの度こちらの店で頂いた台湾産のパイナップルを使ったクリームブリュレです。

只今『ガスト』で有名な『すかいらーく』グループのいくつかのブランドで芯まで食べられるほどの甘さで人気を集める台湾パイナップルを使用したスイーツのフェアを実施しているそうです。そして、この日訪れたここ『むさしの森珈琲』でもシンプルな[カットパイン]の他に[クリームブリュレ]・[トロピカルパンケーキ]というパイナップルスイーツを扱っておりました。今回は個人的により気になった[クリームブリュレ]をドリンクと一緒に注文してみました。
こちらは輪切りにした完熟の台湾パイナップルを器にしたクリームブリュレです。カリカリに焦がした表面が特徴のクリームブリュレの中には濃厚なクリームとともに切り抜いたパイナップルがゴロゴロ入っておりました。私自身はクリームブリュレというと洋食店でコース料理の〆のデザートや、洒落たカフェでいろんなスイーツを盛り付けたデザートプレートの一部として頂く場合が多く、そのほとんどが小さな器に盛られ提供されておりました。そのため、1度にこれだけのボリューム、しかもパイナップルの果肉が入ったものがとても珍しく感じました。パイナップルをはじめトロピカルフルーツを使ったメニューが豊富なハワイアンカフェでもこの度のと同等のブリュレを扱っているところはそうそうないかと思っております。同じパイナップルフェア限定の[トロピカルパンケーキ]もいいですが、私個人はその味と独創性の点から[クリームブリュレ]をよりおすすめしたいと思っております。

この度の『むさしの森珈琲』の台湾パイナップルフェアは6/1までです(＊他の『すかいらーく』グループブランドでは期限が異なるそうなのでご注意を)。興味を持たれた方は検討してみて下さい。

「紅茶はあるけれど、コーヒーもこうして頂くのも悪くないなぁ」。そう感じたのがこの度こちらで頂いたフレッシュなフルーツと一緒に飲むアイスコーヒーです。

『むさしの森珈琲』は皆さんご存知のファミレスの『ガスト』と同じ『すかいらーくホールディングス』グループのカフェですが、関西ではあまり店舗がないらしく、私自身はそれまで京都南部にある京田辺市の店舗しか利用したことがありませんでした。そのため、この日大阪府の和泉市を走っていた際にこちらの店舗を見つけた際、「おっ、ここにもあったのか」と思わず声を出しておりました。ちょうど喉の渇きを感じていたので、休憩がてらに寄ったのですが、席でメニュー表を見ていた際に「おや、こんなの前からあったっけ？」とあるドリンクに目が留まりました。それこそが今回注文した“フルーツwithアイス珈琲”です。
こちらはいちごやオレンジなど様々なフレッシュフルーツやラズベリーのシロップを合わせたものと一緒に楽しむアイスコーヒーです。いくつかのコーヒーで、その風味を[ベリーのような]・[柑橘系みたいな]といった表現をしたものがありますが、この度のは[ような]・[みたい]ではなくまさにそれ自体を使ったものということです。冒頭で触れたようにフルーツ入りのアイスティーならば何度か頂いたことがありましたが、コーヒーについてはこれが初めてでした。先にコーヒーだけを少し飲んでみると、コーヒー自体は冷たい状態でも味がぼやけないスッキリとした苦みがありました。その後フルーツの入ったグラスに注いで頂いてみると、コーヒーの香りとほろ苦さはそのままに注ぎ足す度にフルーツの風味や自然な甘さが増す、そんな印象を受けました。

この度のフルーツ入りアイスコーヒーは通年扱っているようですが、個人的には暑い時期にこそ飲みたくなる品だと感じました。シンプルなのもいいですが、他所ではなかなか目にしないこちらのアイスコーヒーも皆さんよろしければ一度お試しあれ。