3回
2021/01 訪問
原点に帰る
夫に連れられて、初めてこのお店で食べた時のお蕎麦の感動は
7年経った今でも割と鮮明に覚えている。
長いカウンター席にはたくさんのお客さん。
活気のある厨房でお蕎麦が茹でられ
熱々の汁が器に注がれていく様子を眺めながらお蕎麦の到着を待つ。
提供された汁をひとくち飲んで目を見開いた。
そして、ムニッとモチッとした食感の太くて茶色の田舎蕎麦と
厚く切った豚バラ肉の脂身の旨みに、また目が丸くなる。
思えば、あの日も寒い冬だったような・・
その時から、ここのお蕎麦のファンになったのかもしれない。
〇ブタ肉そば 850円
7年前と変わらず、熱々の汁を飲み
厚切りで脂身の甘い豚肉と、ムニっともちっとした蕎麦を啜り・・
というより、”噛みしめ” 幸せを感じる。
クタッと柔らかく煮込まれたネギと、生の輪切りのシャキシャキっとしたネギの
食感の違いを愉しむ。
以前と違うのはネギの太さと(もう少し太かった記憶)
結構値上がりした価格くらいかな。
〇かもそば 1050円
いつものように味見。
豚肉蕎麦のパンチの効いた汁の後だとやや物足りなく感じてしまったが
夫は鴨の出汁が効いてて美味しかったよとのこと。
〇たこめし(小)250円
前から気になっていたメニューを初注文。
大きめサイズのぶつ切りのタコが入っていて
タコの旨みがご飯に染みて美味しい。
けど、想像通りの味で量的にもお蕎麦だけで充分な私達には
次回は無くてもよいかも。
あぁ!なんだろうこの満足感は?!
身体がポカポカになっただけではない、胸の奥まで温かくなるような幸福感。
私がスイーツ以外にこんな気持ちになるのは珍しいことなのだ(笑)
前回は、”かもきのこ天そば”という豪華スターの競演のような贅沢なお蕎麦を味わった。
旨みの多重奏が愉しめ、とても美味しかった。
今回、原点のメニューに戻ってみて・・
豪華さはないのだが、やけに”しっくり”くることに気が付いた。
ひな鳥が、初めて見たものを親だと認識するような現象に近いのかもしれない。
実は、札幌にも姉妹店はあるのだ。
だが、何故かはわからないのだが明らかに味わいが違う。
このお蕎麦は、ここでしか味わえない唯一無二のお蕎麦のような気がする。
頻繁に行くには難しい距離のお店だが、時折無性に食べたくなる、そんなお蕎麦。
とっても美味しかった!
ごちそうさまでした(*^^*)
個性的なお蕎麦 これが大好き
ブタ肉そば
豚肉の脂があんまい!
かもそば
鴨肉は程よい歯ごたえあり
タコ飯
サービスのお新香
ブタ肉そば最高!と言いつつ、天ぷらそばも気になる・・
冷たいのは食べたことが無い
2021/02/02 更新
2020/01 訪問
モチムニのネジレ田舎蕎麦と味わい深い汁との融合
1月中旬の土曜日。
年末に食べた蕎麦のレビューを自分で書いてたら
そのお店の元祖のお蕎麦が食べたくなって・・
夫に「天気が良いからドライブ行くかぁ」と言われ
「いずみ食堂にお蕎麦食べに行きたい!」と提案。
ふたつ返事でオッケー(^_-)-☆
札幌から約3時間の距離を走らせ12時少し前に到着。
予想はしてましたが満席。
2階だと待たずに案内できるとのことで階段を上がり靴を脱いで床に座ります。
ストーブは付いてますが床が冷たく掘りごたつじゃないので足も痛い。
オーダー時に「座布団はありますか?」と尋ねると
「あら!ごめんなさいね」と押し入れから座布団登場(笑)
こちらの「ぶた肉そば」を初めて食べた時、美味しくて感動!
でも今回はマイレビ様であるしーしし氏オススメのメニューに決めていました(*^^*)
○かもきのこ天蕎麦 1600円
鴨蕎麦にきのこが入っており更に海老天が2本。
きのこは落葉、なめこ、シイタケなど種類豊富で具だくさん。
鴨肉は身厚で柔らかいが適度な弾力もある。
そして海老天は小振りながらもプリプリ♪
お蕎麦はネジレが特長の極太乱切り田舎蕎麦。
モチっとムニっとした食感とほのかな甘みがあり好きなお蕎麦。
汁とも良く絡み夢中で啜る・・というより噛みしめる(*^▽^*)
そして汁は基本の出汁+鴨肉の出汁+きのこの旨み+天ぷらのコク♪
この多重奏、最強(`・ω・´)b
じんわりと味わい深い汁が、冬の冷えた身体に染み渡る(*´▽`*)
更に私が密かなファンなのがこちらのネギ。
生の小口切りのシャキッ&ぶつ切りの柔らかく煮込まれ味の染みたクタトロッ
2種類の食感が味わえるのがお気に入り(^^♪
夫はブタ肉蕎麦と迷っていたようですが鴨も食べてみたかったらしく、
天ぷら無しの「かもきのこそば 1300円」
こちらも味見しましたが、天ぷら無しでも鴨ときのこの出汁がプラスされ美味しい汁。
ただ、天ぷらが入った汁を味わってしまった後だとやや物足りなさを感じるのも事実。
写真ではわかりにくいのですが、かもきのこ天の方は器が通常より一回り大きいのです。
なのでボリューム満点!汁も飲み干したのでお腹パンパン!!
オーダー時、金額に一瞬怯みましたが価値はありますね。
滅多に来れない場所だし・・と思い清水の舞台から飛び降りて良かったです(笑)
あ、そして今回蕎麦自体の写真を撮り忘れたのは痛恨のミス!
タイトルを伝えきれてませんね(*ノωノ)
次回は必ずや・・(≧▽≦)
前回訪店したのはいつだっけ?と思い返せば
食べログレビューを始める前のおよそ3年も前だった(@_@)
改装したようでお店の雰囲気も少し変わっていましたが
会計時「座布団も出さないでゴメンね~」と気さくな接客は変わっていませんでした(*^^*)
次回は原点に帰ってぶた肉そばを食べようかな(*'ω'*)
そして他の方のレビューを見ると「小」のオーダーもできるみたいなのでお腹と相談で(^^)
また行きます♪
ごちそうさまでした(^o^)
かもきのこ天蕎麦
かもきのこ蕎麦
美味しい鴨肉と程良い脂が浮かんだ透明な汁
サービスのお漬物
メニューの一部
外観
日高方面に行ったら馬を見ずには帰れません 天気が良いのでお馬さんも気持ちよさそう(*^^*)
真冬でもオープンにするクルマ馬鹿(注:誉め言葉です)
2020/01/30 更新
2月中旬、まだまだ雪の多い札幌を抜け出し
雪の少ない日高方面へドライブ。
お目当てはここでしか食べられない
超極太の田舎蕎麦。
今回は更に
「これは、もはや”すいとん”なのでは?!」
と思う程の太さで(笑)
若干粉っぽさを感じた部分もあったけれど
概ね満足でした。
○ブタ肉そば 950円
厚めの豚肉とネギがベストマッチの変わらない美味しさ。
豚肉の脂身が甘く、少し甘めの汁との相性も抜群(#^^#)
夫は、かもそば(1150円)
味見したけれど、私はやっぱり
豚肉とのコラボの方が好きなんだなぁ♪
と再認識。
夫はかもそばで大満足だったようなので
これは単純に好みの問題。
そして、私のツボはサービスのお漬物。
(写真撮り忘れましたが私の1回目のレビューには載っています)
今回も母が昔よく作ってくれたのと同じ
白菜の粕漬が懐かしい美味しさで
郷愁を誘う(箸休めにもなるしね)
年々値上がりしているのが
気にならないといえば嘘になるけれど
ドライブ含め、毎回楽しみな食事なのは
間違いない。
ごちそうさまでした(*^^*)