レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
6回
2019/03訪問 2020/03/02
2019年3月ぐらい 夜ご飯
【鮨 一幸】
一幸のお寿司を食べに北海道へ。
工藤先生に会えることを本当にいつも楽しみにしています。
久しぶりに泣いた。
美味しすぎて(´;ω;`)ウゥゥ
泣く。
今日はまぐろとめじマグロが特に美味しかった。
アワビの食感も日本一です。
穴子も他の店とは次元が違う別格。
コハダが完璧なシメ具合。
本当にもう何も言うことがなくなるくらい美味しい。
これが日本一なのか。
工藤先生いつもありがとうございます。
感謝の行! ご馳走さまでした。
「信じられないような偶然のおかげで、私にはいまわかった。私は旅をする運命にあるのだ、と」―チェ・ゲバラ
2018/3/18 夜ご飯 in 北海道
【鮨 一幸】
もはや説明不要の超名店。
言葉にならないこの想い。
勝手に涙がこぼれてくる。
食事こんな体験なんてあり得ない。
お寿司の世界観を逆転させたい方は是非一度挑戦してほしいお店。
食に対する体感が一瞬で変わると思う。
工藤順也先生のイケメンっぷりもハンパない。
本日も素晴らしい食をありがとうございました!
「変化とは人生の法則である。過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失う」―ジョン・F・ケネディ
2018/01/14 夜ご飯 in 北海道
【鮨 一幸】
相変わらず、つまみも握りも最高レベルに美味い。
さらに大将の工藤順也先生のイケメンっぷりが格段にアップしている。
独特のフェロモンにクラクラする豚子。
来訪するたびに進化を遂げている印象。
もうだれもこの勢いは止められないだろう。
北海道には豚子が心酔する寿司の2大巨頭
「鮨 一幸」「すし宮川」
ここの2頂点を制覇し食べ比べた感想として
「鮨 一幸」は力強いんだ。
感想でいえば「うまいっ!うまいっ!うまいっ!うまいっ!」
「すし宮川」はキレイに美味い。
感想でいえば「美味しゅうございます」
こんなだけど伝わればいいな。
「生きるというのは瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて現在に充実することだ。過去にこだわったり、未来でごまかすなんて根性では現在を本当に生きることはできない」―岡本太郎
2017/11/18 夜ご飯 in 北海道
【鮨 一幸】
ミステリーツアー北海道編。
もはや日本一うまいお寿司屋さんといっても過言ではない「鮨 一幸」。
こののために北海道へ飛ぶ豚子。飛べない豚ではないのですwww
ここの「あん肝」は天才!
異次元にうまい!
大将の工藤順也先生は日本一の鮨職人だと豚子は勝手に思っている。
2ヶ月おきぐらいで通わせてもらっているが、お食事でここまで感動できるなんて本当に驚きだし、素敵やん。
グルメハンターを志すのであれば、一度は食しておきたいお寿司。
その唯一無二の存在感を肌で感じてほしいと願う。
「自分の偏見を組み立て直しているに過ぎないのを、思考していると勘違いしている者が非常に多い」ウィリアム・ジェームズ
2017/8/27 夜ご飯 in 北海道
北海道グルメツアーwith牛男 最終3日目
豚子的お寿司屋さんナンバー1のお店。
以前来訪したのが6月だから2か月ぶりだね。
場所はすすきの近く。ミシュランは最近一つから二つ星になったようだが、豚子的には断然ミシュラン三つ星だからさー。ミシュランはどこ見てんのよ!まったくもうブヒブヒッ!
外観はいたってシンプル。店内はカウンターのみで多少ピリついた緊張もあって丁度よい。メニューはおまかせのみ。
やっぱり今回も凄かったんだ。まず前回同様、あん肝の上で寝たいと強く願う。
豚子は以前こう書いたんよ。
「5.0をつけません。何故なら世界の美味いものを食べ続けているので頂点をまだ決めたくないのです」
でも、そんなことも忘れて本当に5.0つけそうになる美味しさだから豚子もビビるんだよね。握りも一貫一貫、すべてがどれも超絶美味い。
最後は美味すぎて、牛男とおかしなテンションに。お酒を飲んでいるのに美味すぎてその記憶がなくなっており、まさかの二人で車のドアを開けて席に座ったところでギリギリ気づくというテンションマックス興奮状態。それぐらいぶっ飛んだ握りとつまみ。
このためだけに北海道行ってもいいんだよ~!いいんだよ~!
そんな感じで中島らもっぽく歌いたくなる。
いつか近いうちに豚子祭りを北海道でやりたい!願いが叶ったらこちらでも告知していきたいでごわす。皆様、豚子に清き一票をよろしくです!
感動レベルでうまい。
ここは再訪決定。
大将の、ぼくのショーを見てください
っていう堪らない空気感がピリピリする。
まずは、おつまみで圧巻
はじめて、あん肝の上で寝たいと思う。
握りは、はじめの白身は違うかなと思いきや、脂の強い魚にあうあうあう。
最後はブヒブヒ唸っていました。
豚子は5.0をつけません。何故なら世界の美味いものを食べ続けているので頂点をまだ決めたくないのです。ただ、この寿司、マヂでうまいです。
うしろのお父様から代が移ったみたいだが、お父様の背中が寂しかった。
3位
3回
2018/02訪問 2020/02/07
2018/2/15 お昼ご飯
【活鰻の店 つぐみ庵】
豚子が愛してやまないつぐみ庵。
仕入れの関係でうな重がなかったのだが、ブタナシュラン焼き鳥部門1位の焼き鳥が堪能できた。
ここの焼き鳥はやっぱり別格。
こんな焼き鳥絶対他では食べられない。
最強のつくねに出会えました。
うちわひとつで火を完璧なまでに操る大将の腕と仕込みがすごいんだろうな。
そんでやっぱり「白焼き」で即絶頂に達する。ビックン、ビックン!
素敵な食材と大将に感謝の念。
ご馳走様でした。
「人生は生きるに値するということが、あらゆる芸術の究極の内容であり、慰めである」――ヘッセ
2017/11/08 お昼ご飯
【活鰻の店 つぐみ庵】
大好きなつぐみ庵にきたぜよ。
昼一組、夜一組の1日2組しか取らないから毎月定期的に予約させてもらっている。
今日も千鳥の大悟似の息子さんがいなくて、大将のお父さんでした。
何かあったのかなと心配しつつも、前回の記憶が脳内に激しく刷り込まれているため豚子のよだれがものすごいことになっていた。
豚子的日本一の焼き鳥も健在だ。うまうまっす!
そんでやっぱり「白焼き」で即絶頂に達する。ビックン、ビックン!
一度目の絶頂のあとの「うな重」で二度目の絶頂を迎えるのであります。
今回の来訪で改めて思い知らせたのが、ここの佐渡のトキ米の凄さだ。
炊き方もあると思うが、米のパワーが純粋にすごいんだよね。たとえるならば、熟成を遂げたうなぎのタレに米が負けてないって感じ。秘伝のタレに負けない米ってどんだけ~!ってことで伝わるかしら。
豚子は毎月1日をこのお店の予約をとるためだけに捧げている。それは間違ってないと確信に至る回であった。次回も楽しみにしておりまする。
「心配すんな!お前の声なら俺たちに聞こえてるっ!」―漫画『ワンピース』のルフィの言葉より
Don’t worry. I can hear…your voice!!
2017/9/21 夜ご飯
【活鰻の店 つぐみ庵】
豚子が大好きなお店のひとつ。
豚子ランキング上位に食い込む素晴らしい超絶名店だ。
あの寺門ジモンも「うめー」といってたから間違いないよな。
でも昼一組、夜一組の1日2組しか取らないから予約困難なお店でもある。
ネットで有名になる前は普通の街の鰻屋さんだったみたい。
先月来訪したときには、初代のお父さんと千鳥の大悟似の息子さんでやってたが、今日は大悟ではなくお母さんになってた。大悟はどこぞに・・・。
豚子が日本の焼き鳥で一番美味いと思う焼き鳥はここの焼き鳥だ。
その日本一の焼き鳥が出てくる。やっぱやばい。
うなぎの肝とかも出てくる。
そんで「白焼き」でいきなり絶頂に達して、もうどうでもいいやーと無の境地に一撃で到達できるほどの衝撃を受ける。これが俗に言う解脱なのか!?
でもさらにビビるのが、その後に登場する「うな重」でグワーングワーンと体ごと持ってかれるからやばい。
タレは秘伝のタレ系で、米の炊き方も抜群で、ここの「うな重」を一度食べてしまったら、他のはもう食べられなくなるから本当に気をつけよう。
初代のお父さんは話している時は優しい顔だが、たまに超絶鋭い眼光になるから、さすが職人さんだなと感心する豚子。うちわの煽り方もすごいんだ、これが。うちわひとつで火を完璧なまでに操る。
お父さんに聞くとお客さんが来る10時間ぐらい前からうなぎの仕込みが始まるとのこと。
でも冷蔵庫は家庭用冷蔵庫。まさに天才と言いようがないほどすごい。
1日に次の月の予約を取るのだが、豚子は毎月1日をこのお店のためだけに捧げているんだ。
決して良い子は真似しないように。危険過ぎるからね。
こちとら、人生の半分をこのお店のために費やす覚悟で挑んでますからね。
触ると火傷するぜ!
4位
9回
2019/03訪問 2020/02/09
2019/3/20 夜ご飯
【ボニュ】
豚子が大好きなボニュへ。
ウキウキ。ランラン。
いつも豚子は来栖先生に会いにいくときは本当にテンションが上がる。
むしろボニュというお店がそうさせるのだ。
それはなぜかってここの料理たちが最強で最高だからだ。
今回はいつもと違う抽出だったり楽しませてもらいました。
デザートが超パワーアップしていてそれにもビックリ。
本当に素晴らしいお店だなと毎度感激しております。
ありがとうございます。
「私がこれまでに解決した個々の問題は、後に別の問題を解決するための法則となった」―ルネ・デカルト
2018/3/19 夜ご飯
【ボニュ】
超常連。豚子が愛してやまないボニュ。
天才の来栖先生との再会は毎回楽しい時間。
今日はいつものコース。
自然
↓
体温
↓
抽出
↓
シンプル1
↓
シンプル2
↓
トマト畑
↓
ボニュ焼き(見島去勢牛)
↓
ボニュ焼き(竹の谷蔓牛)
↓
限定(見島去勢牛のタン)
↓
ボニュミルク
↓
ナチュラル
来栖先生の料理や食材選びの姿勢に胸を打たれ感動する。
これはもはや料理ではなく「魔法」だな。
「不安を埋めるために長時間練習を続けていても、苦しいだけで結局何も身に付かないし、いいことなんて何一つないんです。自分を痛めつけることと努力することは違う」―梅原大吾
2018/2/09 お昼ご飯
【ボニュ】
2017年12月に、こちらのボニュin the kurusuUKで開催された狂喜乱舞の「白トリュフの生誕祭」から早2カ月。
豚子が愛してやまない来栖先生のお店へ。
そして伝説へ。
今回の構成はこんな感じ。
抽出(トラフグ)
シンプル(トラフグ・トリュフ)
キャベツ畑
シンプル(もやし)
かにぱん(松葉蟹)
ボニュ焼き(プレミアムデュロック豚)
丸鶏(ごめんケンカしゃも)
抽出(ピスタチオ)
おとなの林檎
相変わらずのユーモアのセンスに脱帽だ。
来栖先生は料理や食材選びのセンスだけでなく、言葉の魔法も使えるんだなと改めて再認識させられる。
お味は、毎度のことですが、文句なしであります。
トラフグの命をいただく。
豚の命をいただく。
ごめんケンカしゃも……
おとなの林檎はシイナのお味。
あと、この日は豚舎仲間の誕生日ということもあって特別に来栖先生がお菓子の家を用意してくれた。感謝。
「美食は剣よりももっと多くの人を殺す」
2017/12/08 夜ご飯
【ボニュ】
豚子が本当に大好きなお店。グルメ界のキング・来栖けい先生に会いに行くよ。
定期的に通わないと禁断症状が出るほど、豚子はメロメロ。
本日、衝撃の来栖先生、白トリュフ祭りお一人20万円コース。
7人だけ参加のうちの1人として行きました。
白トリュフをなんと120グラムも使っている。
そりゃそうだよな。コースのすべてに白トリュフが出てくるもん。
コースの構成はいつもと同じような形でそこに白トリュフがやってくる。
そうこんな感じの「来栖式」だ。
立体感~神泉卵と白トリュフ~
シンプル~フォアグラと白トリュフ~ など
とにかく感動で涙と震えが止まらない。
毎回ボニュには衝撃を受けているが今回は本当に別次元。
ワインも来栖先生がいいものを空けて白トリュフとのマリアージュで昇天。
この世で一番美味い食材は「白トリュフ」ということが判明した日となった。
豚子の頭のなかがすべて白トリュフになったとき、完全体およびスーパーサイヤ人ゴッドになる。
来年もこの祭りに参加しようと一瞬で決心する。
「未来は白トリュフから始まる。明日始まるのではない」―脂美豚子
2017/10/30 昼ご飯
【ボニュ (Bon.nu)】
大阪グルメツアーから無事帰還。
どうしても来栖先生のボニュが食べたくなる。
これ完全に禁断症状やな。
大阪の疲れもありつつ、ちょっと体調がヤバかったので1万円のニンニク注射を投入してから、いざ出陣。
今回のお目当ては幻の食材「パロンプ」。
ジビエ上級者なら、このパロンブはこの季節には必ず食べたい1皿。
ラミエの品種と同じであるが、フランスのピレネー地方に生息している森鳩をパロンブと呼ばれている。ヨーロッパの北から10月10日頃から11月11日頃にかけて南下してくる。パロンブ街中に生息しているラミエとははまったく異なり、野生の鳥で、自然の木の実のみを食している。
肉は赤身で、鉄分の臭みがなく、格別な味わいを持っている。 パロンブの捕獲量はアルデュード渓谷を含めごくわずかで、”カスミ網猟”と呼ばれる伝統的な狩猟方法で行われている。鳥を傷つけないように6本の木の間に垂直ネットを張って行われる世界で唯一の狩猟方法。アルデュード渓谷の1ヶ所を含め、バスク地方でも7ヶ所しかないとても希少なもの。この方法は渓谷の20人あまりのベテランハンターで行われている。
解説が多くなったが、今回のボニュもさすがといった印象。
来栖先生の食材を極限まで活かしたシンプルを追求する姿勢に神が宿るのだろうか。
グルメハンターとしての活力をもらった日。
2017/10/8
モグモグ八賢人の中華大将と入店。
今回のボニュもいろんな意味でやばい!
常識に囚われるな!と豚子は常々胸に刻んでいる。
ボニュの来栖先生もきっと同じ想いでいてくれていると勝手に思い込んでいます。
「常識? あ〜凡人が仲良く生きるためのルールか!」――スティーブ・ジョブズ
豚子もこんな生き方をしたい!
そして来栖先生はというと
ご自身の美学である
「さんまの塩焼きに優るものなし」
を追求された結果・・・
さんまに1番合う大根おろしから着想をうけて、大根の中に少し火入れしたさんまを丸ごと入れて、大根ごと蒸していくというトンデモナイスタイルをブッかましてくれる。これぞまさに、ぶっ生き返す!
やはり来栖先生の発想は天才的だ。
他のお料理も毎度素晴らしい!!!!!!
毎回ボニュはシンプルだ。
ボニュらしさとはおそらく素材の量を極限まで減らすことだと思うんだ。
今日のボニュはとにかくやばかった。
人生で一番美味い鶏肉料理と遭遇しちまったんだ。
素材は天城軍鶏。
これを抽出した透明のスープ。
皮をきっちり火入れした胸肉とササミ。
その下にあるソースは、天城軍鶏のもも肉とか残りの部分を凝縮して完成させたも
の。これがホントにめちゃくちゃ美味い!!!!!!!!!!!!!
ボニュは確実にグルメ業界にイノベーションを起こしている。
来栖先生はシェフ界のスティーブ・ジョブズなのかっ!?
「シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしいときがある。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。だが、それだけの価値はある。なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ」―スティーブ・ジョブズ
Simple can be harder than complex. You have to work hard to get your
thinking clean to make it simple. But it’s worth it in the end because once you get there, you can move mountains.-Steve Jobs
豚子が本当に大好きなお店の一つ。
グルメ界のキング・来栖けい氏のお店。
定期的に通わないと禁断症状が出るほど、豚子はメロメロ。
またボニュは、国の天然記念物に指定されている希少な「三島牛」を安定的にいただける唯一お店。
日本で国が認めている純血の黒毛和牛は二つしかなく、そのうちの一つがこの「三島牛」なのだ。
ジャンルはフレンチなのだが、ステーキ屋さんとしても日本一ぐらいのレベル感。
このお店のこだわりは、シンプル。
水、脂、そして素材の1品くらいしか使わないスタイル。
旨味は重ねれば、重ねるだけ美味くなるが、それでは意味がないという発想のもとつくられているお料理たち。
化調に飼い慣らされたジャンキー豚子を救ってくれた天使のような存在に感謝の念がとまらない。あれ頬を伝うのは汗!? それとも…
・三島牛のジャーキー
牛という素材の味を極上に引き立たせるには、この手があったか!
と妙に納得してしまう一品。
・太陽のサラダ
定番のスペシャリティ。
・抽出されたコーンスープ
広大な自然で栽培されたとうもころしたちが、鼻の中を駆け巡る。
非常にオーガニックな味わいに感激。自然への感謝の気持ちを思い出させてくれる数少ない料理。
・トマトのパスタ
下に隠れる緑色のソースは、トマトの葉や茎を使っており、トマト丸ごと1個を無駄にしないその姿勢に感動。
味はもちろん、絶品である。
・三島牛のみすじのスープ
5分以内に出汁をとってくるスタイル。本当に身体に染み渡るから驚き。
・アボガトのリゾット
水、米、アボガドしか使っていないのだが、素材の味をそのままに、かつ濃厚で素晴らしい。
どうすれば3つでこの味が出るのか不思議でしょうがない。
・ボニュ焼き
このお店のスペシャリティ。
最初にシンシンがきて、次にサーロイン。
6時間かけて焼き上げる。
基本的にはドリップ(肉を切ったときの汁)が一切出ない。
中は高温で、外はカリカリ。
日本一美味しいステーキたるゆえんの焼き方に豚子はいつも涙する。
・鳥のボニュ焼き
ギリギリの焼き加減で、食感は生に近いようなお味。
下のソース・スープが素晴らしく、鳥の皮や骨だったり、すべての部位が使用され、コトコト煮込まれている。
鳥に鳥のスープをかけて食すのが美味すぎて、今週またすぐに行こうと決意した豚子。
至高の絶品。是非一度お試しあれ。
・キャメルのシャーベット
水や生クリームなどを一切使用していない。
そのためキャラメルって本当はこんな味だったのかと深い部分に気づかされる。
こんな体験ははじめてでゾクゾクだ。
・桃のショートケーキ
ミルクというシリーズ。
涙が勝手に出てくるほどの最高にうまいデザート。
生クリームをミルクから自分たちでつくっている。
それを桃の入ったスポンジケーキを一緒に食べる。
最後にガツンとくる。
手作りの優しい生クリームでしめる。
・水チョコ
カカオの甘さがふわーっと駆け巡る至高のチョコ。
豚子が一番好きなチョコもここにあるのだ。たまらん。
あれあれ、豚子のお腹はいっぱいのはずなのに、まだまだ食べれるぞってなる
そんな気持ちにさせてくれる至高のお店。
5位
2回
2017/12訪問 2020/02/10
2017/12/27 夜ご飯
【すし処 宮葉】
前回10月に訪問して、「空気を食べている」シャリ感に衝撃を受けたお店がこちら。
豚子が選ぶ!都内の美味しい江戸前お寿司屋さん、三本の指に入る最高のお寿司屋さんだ。
ちなみに、あとふたつは「鮨はしぐち」と「第三春美鮨」。
今回も圧巻の握り。穴子の白焼きがやっぱりやばウマだな。
つまみもすごくレベル高いけどシャリがすごすぎきるから握りがどうしても食べたくなってしまうよね。
相変わらずのパッパ握りでシャリを振る。とにかく振る。空気注入。
口に入れた瞬間、下の口はシャリのベチョベチョ・ねっとり感が込み上げ、上の口はネタの旨味や香りがやってくる。
そして一度噛むと、それらが合体し、シャリはクセになる甘みを醸しだし、ネタとシャリがベチョベチョマリアージュを決める。
その瞬間、「甘みと旨味のパラダイムシフト」=「至高の幸福タイム」が訪れる。豚子昇天。
お寿司を味わうとはまさにこのこと。
握りをいただくごとに、この一口目の衝撃からの甘みと旨味のシンクロ。
さらには食感もベチョベチョなのにほどけていく雪のような繊細さも持ち合わせる。
赤酢系では味わえない独自路線。
また来ようと心に誓う豚子。
2017/10/07 夜ご飯
豚子が選ぶ!都内の美味しいお寿司屋さん、三本の指に入るひとつがここ。
最高のお寿司屋さん!!!!。
あとふたつはどこか?
「鮨はしぐち」と「第三春美鮨」 だ。
今回の「すし処 宮葉」は江戸前寿司のレジェンドが握っていたのだが、数年前にお亡くなりに。
今はお弟子さんが引き継いでいるのだが、その旨さは圧倒的。
豚子が選ぶこの3店はとにかくシャリの握りの技術がすごい。
ネタも素晴らしいのだが、それを超越するほどの「空気を握っている」感覚なのだ。
そして豚子は「空気を食べている」のだ。
握り方はパッパとシャリを振っている。
今流行系の赤酢系のお寿司屋さんとは一線を画す。
我こそはグルメという方は是非試してほしい。
穴子の白焼きが美味かったな~。
ここも通うリストに入れなきゃね。
またすぐイキたいわ〜。
こういう衝撃的な出会いがあるからグルメハンターはやめらない。
6位
4回
2017/11訪問 2018/01/17
2017/11/19 夜ご飯 in 北海道
【リストランテ 薫】
ラスト薫。長谷川先生とのお別れが悲しい。
でもそんなことを忘れさせてくれるほどに美味しい料理たち。
昨日の鮨一幸に続いて、お食事でこんなにも感動できるなんて驚きだな。
そう素直に感じさせてくれる長谷川先生のイケメンっぷりに胸がときめく。
まさにこれこそが「ときめきストーリー」なのか!?
愛を取り戻せ!
今回もお肉のポーションが大きい。本当に豚子好みの肉なんだ。
長谷川先生は咀嚼回数が多ければ多いほど美味しく感じるといっていた。
定番の「白子のパスタ」もこの時期ならではの「うにとカニのパスタ」も素晴らしかった。
「うにとカニのパスタ」は京都のやまぐちでも出てたよね。
そして今回は「高坂鶏」にフューチャーしており、ロッシーニの構成で黒毛和牛の上に高坂鶏の白レバーをのせてフォアグラの代わりに使うというなんとも美味しい料理には驚嘆。
長谷川薫という天才に酔いしれる豚子であった。
「自分の人生には価値がある。自分にはやりたいことをやれる能力がある。そう信じるところから、全ては始まる。人生には価値があると信じることができれば、その価値に沿った行動ができるようになる。そのような行動を積み重ねることで、人生も価値あるものになっていく」―脂美豚子
2017/10/18 夕方 北海道
【リストランテ 薫】
長谷川先生に会いにいざ北海道へ。
白いとうもろこし「雪の妖精」を使用したコーンスープの甘さが超絶うまかった。
この「雪の妖精」なんとフルーツ並みの糖度15~17度という驚異的な甘さ。
コーンスープで感動させられるとは・・・
金目鯛の火入れが長谷川先生独自の調理法なのかバツグン。
さすがやな。
白子のパスタも絶品。こちらは白子に出汁を吸わせて白子自体に味を注入するという謎の調理法だ。それをパスタと一緒にすると、分離しているのだが別々で食べても美味しいし、分離しているところをこちらで絡めて食べても美味しいという二重構成に料理の奥深さを感じる豚子。カキフライも同様に出汁を吸わせていくスタイルで非常に旨みのある一品となった。
ジビーフのすき焼き風、白トリュフのせ。
「ジビーフ(Gibieef)」とは、完全放牧野生牛の肉質が鹿肉に似ていることから名付けられたという。
「ジビエ」とは、ハンターが狩りをして捕獲した野生の鳥獣のことで、完全に野生のものをソバージュ(sanvage)と呼び、半野生(飼育したものをしばらく山野に放したり、 捕獲した後に餌付けしたもの)はドゥミ・ソバージュ(demisanvage)と呼んで区別している。完全放牧野生牛はソバージュとドゥミ・ソバージュの中間ぐらいのイメージ。
「完全放牧野生牛」とは、産まれてから出荷するその時まで、牛舎で飼うことはなく、昼夜を通して林間放牧され、母牛(繁殖牛)の群れの中に、父牛(種牛)を一緒に飼い、自然に交配させる方法でできた牛。
いくらのパスタもイケてた。
長谷川先生の進化はとどまるところをしらない。
8/27 お昼ごはん in 北海道
北海道グルメツアーwith牛男 2日目
北海道でのお目当てのひとつである長谷川先生のイタリアンのお店。
このお店は本当に全員クロマティだと思うんだ。
まさに巨人軍的な。全員4番で構成される。しかも全員“史上最強助っ人”っていう。一皿目から金目鯛で攻めてくれるんだからそりゃーもう言わずもがなですわ。
どれを食べても主人公。でもそれが不思議と重くならない。これぞ長谷川マジックなのか!?
何度かちょくちょくお伺いしているが、今回の来訪でパスタが完成形へと昇華されているなと長谷川先生の凄みを感じた。寸分の狂いもない絶妙な塩加減ソースとの絡まり具合
すげー甘いとうもろこしのスープは絶品。やはり金目鯛も素晴らしい。
長谷川先生が東京に進出するという噂を耳にして、非常に楽しみにしている次第です。
これを見てる全国のグルメハンターの方々、新たな情報求むなので、何かわかる人いたら教えてください!!!
7位
1回
2017/06訪問 2020/02/10
東京トップクラスの鮨屋であることは間違いない。
名人と呼ばれる人の寿司も食べて来た。
チヤホヤされてる若手の寿司も食べて来た。
はしぐちは、確実に前者である。
強いて言うなら、確実に王道の寿司である。
寝かせを越えた熟成や、洋のテイストをいれてみたり、赤酢でシャリを作ってみたりは一切ない。
むしろ、それがないと寿司は完成しないと豚子は思っていた。
し か し
つまみの仕事の丁寧さ、
シャリの旨さ、ネタの旨さ
全てにおいて最高なのである。
王道の寿司にあるような酸の強さもなく、噛めば噛むほど美味くなっていく、この寿司は心から評価されていいお店だと思います。
追伸
大将が、猪木と舘ひろしを足して2で割るような強面である。イケメンである。
店内もピーンとした感があり、美味いもんが出るぞと演出される。
ただ、話すと凄いいい人ぽい。
ご馳走さまでした
※写真禁止でした。
8位
5回
2019/02訪問 2020/02/09
2019/2/20 夜ご飯
【神楽坂 石かわ】
豚子が大好きで通わせてもらっているお店のひとつ。
そう、ここが日本のグルメの楽園こと「神楽坂 石かわ」です。
今回は「はまぐりと新タケノコのお椀」が強烈に印象に残るほどウマウマでした。
すべてが最高としかいいようがないほどのクオリティ。
新タケノコの香りが半端なく、それをちょうどよい感じで提供してくれる。
この追求された味と真摯な姿勢が最高のお料理へと発展している。
ほかには「のどぐろの炊き込みご飯」が最強でした。
口にいれた瞬間、海に潜ったかのごとく磯の香りに包まれてご飯がやってくる。
デザートも相変わらず最強クラスで、なんともいえぬ美味しさでした。
大将の醤油をこだわり抜くお考えとかを聞かせていただきとても勉強になりました。
いや~今回も素敵な時間でした。
食べログ2017・2018・2019銀
「歴史書を読むと、人の行動がよく読める。なにが変わって、なにが変わっていないかよくわかるから」―吉田茂
2018/3/6 夜ご飯
【神楽坂 石かわ】
豚子が定期的に通わせてもらっている9年連続でミシュラン三つ星を獲得する名店がこちら。
とにかくすべてが最高に美味しい。
何を食べても、何度も来ても美味しい。
今日はからすみのご飯だ。
このマリアージュは素晴らしかった。
大将の石川秀樹先生の料理に癒されて、その屈託のない笑顔に元気をもらう。
そう、ここの素晴らしいお料理の数々と大将の笑顔は人を元気にさせる。
これこそが原点であり、頂点なのかもしれない。
「愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずかしか愛することができない」――エーリッヒ・フロム
2017/11/21 夜ご飯
【神楽坂 石かわ】
現在9年連続でミシュラン三つ星を獲得する名店。
別格の超絶名店。「次元が違う」とはまさにこのことである。
今回は豚子が世界一美味しいお茶漬けと思っている季節ものが食べられる。
最強の米と最強のお出汁。そこに鮭フレークをといて塩味がちょっとうつるだけで、さらに別次元へと昇華される衝撃の美味しさ。
これは言葉にできない美味しさ。とにかく体験してもらたい。
まさかシメの「お茶漬け」で泣くことになるとは…
デザートもココナッツとラム酒を合わせてくるんだけどそれも超絶うまい。
「料理は自然を素材にし、人間の一番原始的な本能を充たしながら、その技術をほとんど芸術にまで高めている」――北大路魯山人
まさにこの言葉が「石かわ」を体現している。
2017/9/13 夜ご飯
【神楽坂 石かわ】
※まつたけが衝撃的に美味すぎて、料理の写真が消えるという謎の事態に。
豚子が大好きなお店のひとつ。
ここはいつきても別格なんだ。
神楽坂にある毘沙門天の裏に佇む異空間。
石かわはもしかすると豚子にとっての「精神と時の部屋」なのかもしれない。
店内の照明が織りなす不思議な印象も個人的に大好きなんだよね。
実は創業が2003年と意外に最近のお店なのだが、現在8年連続でミシュラン三つ星を獲得する名店。
豚子が尊敬してやまない大将の石川先生は超絶イケメン。人柄の良さがにじみ出ている。でもどこかに前衛芸術家のような鋭さも感じるんだ。
もちろんサービスも超一流。「おもてなし」を体験したい外国人の方は是非。
今回は大将の石川先生が自ら七輪で焼いてくれた「まつたけ」が、豚子人生のなかで一番美味しい「まつたけ」となった。豚子はこれからも変わらずに石かわに足繁く通い続けると決意を固めた。これぞ伴走だな。
もう言葉にならないんだ。言葉にできない。
とにかく体験してもらたい。世界観変わると思う。
「ミシュラン三つ星とは何なのか?」という最大にして突破しなくてはいけない難問への解のヒントが見えた、豚子にとっても重要な回となった。
9位
3回
2018/04訪問 2020/02/10
シャリが新食感な最強の寿司!一度食べたらやめられない・とまらない
2018/4/8 お昼ご飯
【鮨 行天】
前回2017年の11月に来訪して以来5か月ぶりの最強握りの行天へ。
ワクワクがとまらないよ。ロマンティックあげるよ。
「シャリ中毒」になるってどないやねんっ! ここの握りはすべてを虜にさせる。
というタイトルで前回記事を書いたが、本当にその通り。
ずっと楽しみにしていた行天。
もうこれは中毒以外なにものでもない。
ひたすらに予約がとれた日までカレンダーをめくり続ける日々。
来る日も来る日も行天のことを思い続けてめくるカレンダーはまるで走馬灯のようだ。
ついに目の前に伝説の「卵かけご飯シャリ」が…
シャリがグチョグチョで口の中がたまらない感じになってしまい昇天する。
あーあーあー!やばうま!
ベチャベチャはヤバい美味い。
食事中にもかかわらず何度も昇天の時を迎えてしまう豚子。
最強の寿司である。
すべての食材に感謝の行。
「ご馳走様でした」
「福岡は、握りの行天、つまみのさかい」―脂美豚子
2017/11/25 お昼ご飯 in 福岡
【鮨 行天】
福岡にあるミシュラン三つ星の名店に2回目の来訪。前回の7月から約3ヶ月ぶり。
前回の初行天で豚子は衝撃のシャリと出会い涙したことを思い出しながら、お店に向かう。
ヤバイ、もう泣きそうだ。
シャリがグチョグチョになっている豚子命名「卵かけご飯シャリ」とのご対面が近づく。
そして、いざ握りを食すと中毒性のあるベチャベチャが口の中にひろがる。
さらに今回は豚子の大好物の「いなりずし」も登場。
やはり今日もこのまま昇天する豚子。
ここまで中毒性のあるシャリってあるんすね。
この3ヶ月でかなり舌の修行してきたが、その甲斐あってかここのシャリの驚異的な異質性にさらに引き込まれていく豚子であった。
「福岡は、握りの行天、つまみのさかい」―脂美豚子
福岡にあるミシュラン三つ星の名店。
ここで豚子は衝撃のシャリと出会った。
なんとシャリがグチョグチョになっているのだ。
豚子は命名した「卵かけご飯シャリ」と。
文字で表現すると、ベチャベチャとかグチョグチョにとか何やらHな雰囲気が出てしまい、おいしさがうまく伝わらないのが残念だが、このシャリ感は本当にヤバい美味い。
ここのお寿司を食した人は絶対にわかってもらえると勝手に信じる豚子。
中毒性のあるシャリ感なんて、この世にあるのか!って思って生きてたけど、ここにありました。デリシャス、デリシャリ、デリネタに仰天。
味はもちろんのこと、名字が行天というキャラクターが非常に面白い大将は一瞬で惚れました。お寿司は大将の人柄って大事だな。
この大将にまた会いたくて、すぐに福岡に行こうと決意した豚子。
人、シャリ、ネタどれをとっても本当に素晴らしい希有なお店。
VIBA!福岡行天
10位
2回
2019/03訪問 2020/02/12
2019/3/16 夜ごはん
【乙女寿司】
石川県グルメツアーはSHOKUDO YArnとこちらの乙女寿司が目的だ。
食べログ2019銀に格上げになってますね。
相変わらずのイケメン大将に豚子はうっとりしてしまう。
すべてが最高のレベルです。
つまみがめちゃうまい。
握りもビショビショ系のシャリで最高!
本当に中毒性がある握りというシャリというか…
完成度が高すぎですね。
夜くるよりも昼のほうが美味しいかも。
「なんらの証拠はなくても、自分の好まないものであり、それに賛成しないものであれば、それに賛成しなくてもいい」―トマス・ロバート・マルサス
石川県のお寿司の中では、一番好きかもな名店。
大将がイケメンで、豚子もドキドキが止まらない。
私を華麗にさばいてくれる大将を勝手に想像。
笑顔が超絶素敵、しかも苦笑いも渋い。
大人の包容力を感じる。
それがきっとネタにも生かされている
と妄想が膨らむ感じでスタート。
シャリ感がすごくいい!
豚子が愛する福岡の名店「鮨 行天」に似ていて、
豚子はこのシャリ感を勝手に「卵かけごはん」と表現している。
トロッと口の中で溶けるイメージ。
ニヤニヤが止まらない超絶美味。
一番印象に残ったのが、イカの握りの上に乗っているゴマ。
これが非常に香りがいい。
ずっと「クンカ、クンカ」と香ばしい匂いを嗅ぐ豚子。
岩ガキが、「松方弘樹、幻のマグロを釣る」ぐらいの大振り感!
一切のくさみもなく、非常にエレガントな味わい。
のどぐろの火入れ具合も抜群!
食感は残しつつ、最大限に素材の旨みを引き立たせる大将の腕。
トロ、こはだ、アワビも綺麗!
とても洗練されたお味で豚子大満足。
2019/3/16 最高のお昼ご飯
【SHOKUDO YArn】
豚子が大好きな伝説的なお店へ。
ワクワク、ワクワク。
ワクワクがとまらねー!
この品数でランチ6000円という最強のコスパを誇る。
分子ガストロノミー日本最高のお店だ。
今回すごかったのが「もろこ」だ。
外がサクサクなのに中が超みずみずしいという奇跡。
さらに際立って美味しかったのが「ぶりとアメと大根おろし」みたいなやつ。
大根おろしをシャーベット状に凍らせるという奇跡の技術を開発したそうです。
デザートも最高でブリブリ・プリプリ・サクサクの食感が交互にやってくる。
また来ます。
本当に最高のお店。
「節約によって無駄な費用を省き、余分を生じて、仲間を救い、善行を実践し、悪事をせず、まじめに勤めればどんな貧村も必ず富むことが出来る」―二宮尊徳
2017/11/09 昼ご飯 in 石川
【SHOKUDO YArn(ショクドウ ヤーン)】
一瞬で魅了され毎月豚子は「SHOKUDO YArn」に行くためだけに石川県ツアーを開催している。
それほどに恋して病まない知る人ぞ知る空前絶後の超分子ガストロノミーの別格名店。
平日のランチはなんと5000円というCPでも日本一だと豚子は思っている。
あんまいいたくないけどこの美味しさを伝えたいから迷ったあげく書いてしまう。
今回も「エルブリ」超一流凄腕シェフ米田裕二先生の凄さとその世界観にメロメロでした。とにかく何を食べても美味しいんだもの。石川の素材にこだわったすべてが完全完璧なお料理たち。
もはや「唯一無二」とはこのことなんだと自己完結してしまうほど言葉にならないわけで。
料理は純粋な和食ではないが、自分が日本人としてのストーリーを思い出させてもらえる不思議なタッチ。わざわざお弁当箱に入れて出てくる卵焼きとかまさにその真骨頂だと思う。食べる人を楽しませるという基本をいつまでも大事にされている姿勢に共感してしまう。
だからこその石川県という遠い距離なんて一瞬で忘れてしまうほどの圧倒的存在感。また舌の勉強をさせてもらった豚子であった。
グルメハンターであれば一度は食べないと損しますわよ。オッホッホッホッ!
すべての食材に感謝の行! ご馳走様でした。
石川県にある知る人ぞ知る、分子ガストロノミーの超絶名店。
「分子ガストロノミー」とは調理を物理的、化学的に解析した科学的学問分野。分子美食学と訳されることも。
こちらのシェフは、世界が誇るスペインの名店「エル・ブリ」での経験を持つことから、豚子のよだれもいつもよりも溢れ気味。
「エル・ブリ」は『世界のベストレストラン50』というアワードが創設以来、1位を最多数獲得している世界的ナンバー1と称されるほどのお店。
世界中の料理人たちに「ミシュランより、このランキングに入りたい」と語らせるほど影響力を持つアワードなのである。
そんな超一流のシェフと熱くお話をさせてもらいまして、その世界観が非常に素晴らしく共感の嵐でした。
このお店は、あくまでも日本人、日本で育った人に向けて、昔ながらの日本で育った環境やそのストーリーを感じてもらうことで、どこかその懐かしさであったり、美味しさを感じてもらう料理に根ざしているとのこと。
その理由として、外国で育っていない人、外国の文化を知らない人が、いくら海外の素晴らしいレストランで美味しい料理が出てくるといったところで楽しめないことがあるということに起因している。
では料理の紹介へと移ることにするわ。
◎ジンジャエールを抹茶で割って和菓子風に作った米の餅と生ハム。
全体的にすごいヘルシーで、計算され尽くされた料理。
◎本日のつきだし
クリームみたいになっているが、牛すじの煮込みの香り。
口に入れた瞬間、今まで経験したことがないような、広がりと食感を魅せてくれる。
とけながら、香りと味覚だけで鼻と口を美味しく刺激し続ける中毒性のあるスタイル。
このお店はお箸の香りも料理の一部という表現方法をしているため、そのコンセプトも非常に面白いと感じた。
◎schiacciata(スキアッチャータ)
スキアッチャータとは、イタリアのトスカーナ地方で普段食べられている塩味のフォカッチャの一種。
これもシンプルでありながら、一切の余計なものをそぎ落とした中に追求されたお味がある。
◎玉露と肉のもなか
サルシッチャのようなソーセージをもなかで包んでいるイメージかな。
これも本当にワンダフルなお味。ヤバい、何食べても美味すぎるんだが…状態に豚子恍惚。
◎コーンを一度つぶして再形成したもの
クリーミークリーミークリーミークリーミークリーミー!
◎4種類のジャガイモで作られた肉じゃが
途中でフォアグラパウダーもかけていただいたり。素材が喜んでいるお味。
◎餅粉のアクアパッツァクラーラ
火の入れ具合も最強。それ以上にスープのお出汁が奇跡的というほどに感動するお味。本当にその場で卒倒しそうなぐらい美味しかった。トマトを長時間かけてすりながらお出汁を加えて昇華させていくイメージ。
◎スペシャリティ 午後の紅茶
牛肉にごぼうのスープをかけて召し上がるメインディッシュ。
残ったスープを、「二八ソバスタ」という蕎麦のようなパスタの麺にかけていただくスタイル。
「二八ソバスタ」:8は蕎麦粉で2はパスタ粉。
◎ティラミス
豚子大絶賛!日本一のティラミス。
口溶け感、甘さ、苦さ、すべてが想像を絶する世界観で気絶or昇天確定の一品。
石川県という遠いところにあるが、定期的に通って舌の勉強をさせてもらおうと固く決心した豚子であった。