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店名 |
パン工房 ケヤキ(KEYAKI)
|
---|---|
ジャンル | パン、ケーキ |
お問い合わせ |
048-816-4111 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
このお店は「さいたま市南区根岸1-6-16」から移転しています。 |
交通手段 |
JR京浜東北線南浦和駅 徒歩6分 南浦和駅から533m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 |
個室 |
無 |
---|---|
駐車場 |
無 |
利用シーン |
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ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2020年11月16日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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私のJRAとの付き合い方はここ数年ほぼ同じ形態になっています。
かつては、馬連を馬券の中心にしていたのですが、それを改めて単勝、複勝中心に切り替えたんですね。
3連単やWIN5などの射幸性、ギャンブル性の高い馬券の登場で、このままだと行き着くところまで行ってしまわないかという危機感もあって、自制の意味も込めた方針転換だったわけですが、もっと大きな理由は掛け金の払戻率、つまりJRAのテラ銭の馬券による違いです。
現在の馬券別の払戻率は、WIN5の70%が最も低く、次いで3連単の72.5%、馬単・3連複の75%、枠連・馬連・ワイドの77.5%と続き、最も高いのは単勝・複勝の80%となっています。
僅かな差のように見えますが、ギャンブルを所詮確率の問題と捉えると、長くやるほどこの払戻率が意味を持ってくるんですよね。
単勝・複勝は射幸性も低く、その分多額の払戻しを得られる快感も得難いため、方針転換した最初の頃は物足りなさもあったのですが、最近はそれが定着しており、例えばかつては鼻で笑っていた複勝の2倍の馬券なども、当たった時にそれなりの満足が感じられるようになりました。
この払戻率ですが、JRAも考えたもので、年に数回、特例を設けており、それをJRAプレミアムと称しています。
今年=2024年の場合は、年に数回ある全ての馬券の払戻率を80%に設定するJRAスーパープレミアムと、G1レースのある日の特定レースに限って全ての馬券の払戻率を80%に設定した上で更に売上の5%相当を払戻金に上積みするJRAウルトラプレミアムが行われています。
このJRAプレミアムに限っては、私も単勝・複勝以外の馬券を購入することにしており、先日のフェブラリーステークス当日に今年初めてのJRAウルトラプレミアムがあり、馬単で勝負しました。
結果は残念だったのですが、次回は高松宮記念の日になりますので、再チャレンジしたいと思っています。
さて、余談が長くなりましたが、この日は通常の競馬開催日だったので、食べログ活動もそれほど遠出しない範囲でのエリア選定となり、かねてマークしていたギガ盛り町中華の「興兵衛」を攻略すべく南浦和までやって来ました。
興兵衛は予想通りの混雑店でしたが、何とか攻略に成功し、その帰路のベーカリー巡りは、この日が雨模様であまり距離のあるところは憚られたので、同店から南浦和駅に戻る途中にあるこちらのベーカリーを試してみることにしました。
こういう書き方をするとあまり魅力的なお店では無いように捉えられるかもしれませんが、当店の最大の特徴は埼玉県産小麦の「ハナマンテン」を積極的に使用していることであり、その面で国産小麦応援団を自認している私にとっては大いに興味をそそられるお店で、たまたまそのお店が都合の良い場所にあったということです。
ハナマンテンは、恐らく「花満点」という字があてられるのだと思いますが、長野県で育種された超強力小麦になります。
埼玉県幸手市の製粉メーカーである前田食品株式会社が、埼玉県にも強力小麦の栽培をと働きかけた結果、2007年産から埼玉県坂戸市で栽培が始まりました。
グルテンの強靭な超強力系の小麦品種で、こだわりのパン屋、ラーメン店、うどん店、ピザ店などに人気が高く、小麦の風味が豊かでモチモチとした食感が特徴です。
私は、2022年12月に狭山ヶ丘のうどん店「自家製うどん うどきち」でハナマンテン麺をいただき、大満足した記憶があります。
当店もその前田食品株式会社から仕入れたハナマンテンを使用しています。
当店の場所は、南浦和駅の西口側のJR線路沿いになりますが、この日は、ランチをとった興兵衛から向かいましたので、JRの線路の東側から南陸橋を渡ってアプローチしました。
当店は、元々2014年6月にさいたま市文化センター前にオープンしたのですが、建物解体に伴い、2020年1月に一旦閉店し、同じ年の10月に移転オープンしたのが当店ということになります。
角地にあるこじんまりとしたお店で、入口扉の縁取りとその左側に掲げられた木の看板に書かれた字が緑色なので、これがシンボルカラーということになるのだと思います。
恐らく小麦畑の緑色をイメージしたのではないかなと。
店内は、入って右手の壁際の平台を中心にパンが並べられており、左手の棚にもハード系のパンやパンドミなどが並んでいます。
パンの種類は20種類少々とそれほど品揃え豊かというほどではありませんが、結構工夫されたアイテムもあり、例えばポルトガル菓子のパステル・デ・ナタなどもラインナップしています。
ただ、お値段はやや高めの設定で、例えばクロワッサンは@320円+税とかなり高いですね。
この価格帯だと3点購入は厳しく、今回は以下2点を購入しました。
・レッドチェダーチーズのベーコンエピ@290円
・クリームパン@230円
小計520円
消費税41円
合計561円
コスパの目安としている2個でワンコインを軽々オーバーですので、決してリーズナブルとは言えないです。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
レッドチェダーチーズのベーコンエピは、レンジで20秒チンした後、650Wのオーブンで3分間加熱していただきました。
小麦粉がハナマンテンだったので、是非ハード系生地を試したいと思ってこれを購入したのですが、引きの強さは思ったほどでは無く、恐らく小麦はブレンドされていると思われます。(北海道産小麦でしょうか?)
それでも小麦の風味はしっかり感じられましたし、チェダーチーズがアクセントになってベーコンエピの風味を高めており、なかなか美味しかったです。
クリームパンは、当店の人気NO1商品との表示がありました。
埼玉県産彩たまごを使用した自家製カスタードクリームは、かなり黄色味が強くポテっとした食感ですが、卵のコクがしっかり感じられ、バニラビーンズもたっぷり入っています。
優しい甘さだけにより卵の風味がしっかり感じられ、とても美味しかったです。
しっとりもっちり感のあるハナマンテン配合生地との相性も良かったですね。
欲を言えば、ブレンドしているなら、ブレンドしている小麦の品種も含めてパンごとにその旨はっきり書くべきだと思いましたが、希少価値のある地産地消ベーカリーですので、色々と改善を重ねながら更なる高みを目指していってもらいたいと思います。
個人的には地産地消色をより色濃く出すことで評判が更に高まり、食べログ評価でも更にグレードアップすることが大いに期待されるお店だと思います。
是非頑張ってもらいたいですね。