【ニラの甘い香りと細葉のシャッシャッとした繊維質の歯応えが絶品】ニラそば940円 : トキワ

今日のお昼もラーメンを。
利用させていただいたのは、先日も利用した「トキワ」です。
前回は「味噌中華そば」を頂いたのですが、その味わいにすっかり魅了されてしまいました。
また、前回は妻の注文した「塩中華そば」も少し分けてもらい、その美味しさと繊細さに、驚きました。


今日は、家族にもその味わいを楽しんでほしいと思うと共に、まだ頂いていない「ニラそば」をぜひとも頂こうと思っての訪問です。
今日は、家族も連れての利用でしたので、小上りに案内されました。


私は目的の「ニラそば940円」を。
家族は、味噌中華そば、塩中華そば、ニラめし390円をいただきました。

家族でバラバラの注文をしたのと、先客が2名いたことから、注文から15分で提供されました。
味噌中華そばについては、前回のレビューをご覧頂けたらと思います。
その味は、個人的に“どストライク”だったので、今回も味噌にしようかと思ったのですが、やはりニラそばが気になり、迷った結果ニラそばにしました。


◆総評
結論として、これも非常に美味しかったです。
ニラは、仕上げに熱したゴマ油が掛けられ、香ばしさが引き立っていました。
そして、ニラのやや甘い香りと、細葉のシャッシャッとした繊維質の歯応えが絶品です。
沢山のニラの下に潜むかの様な清湯スープは、豚骨、鶏ガラなどの動物系をベースに、煮干しや昆布などををブレンド。
動物系の旨味と煮干しと昆布の旨味が合わさり、そこにごま油の香ばしい味わいが複雑かつ立体的な味を形成しています。
美味しい♪すぎょーいシアワセ♪
「ウマラぁあああああ！！」
※毎度、ラーメン王子をオマージュさせて頂いてます


◆具材
具材は、ニラ、炙りチャーシューとシンプル。
ですが、シンプルだからこそ、この沢山のニラの味わいと風味、スープの味わいがより引き立つ感じです。
チャーシューは、バラ肉で表面が炙られているので、香ばしく、とても柔らかく仕上がっています。
箸で取ろうとすると、繊維に沿っていとも簡単に解れてしまうほどの柔らかさ。


◆スープ
先述の通り、清湯スープは、豚骨、鶏ガラなどの動物系をベースに、煮干しや昆布などををブレンド。
ふくよかな味わいと、リッチな旨味に富んでいます。
アッサリしながらも、そこに、ゴマ油の香りと上述の旨味が加わって何とも言えない、形容し難い味わいです。


◆麺
麺は、菅野製麺所のやや低加水の中細で、断面がやや平たい特徴的な麺です。
茹で上がりは、少し芯が残り、噛むとプッツリと途切れる食感です。
塩や味噌とは違った麺を使用しているとのことです。
表面がほんの少しザラツキがあり、旨味の溢れたスープをよく絡め取って口に入ってきます。


今日は幸せな時間をありがとうございました。
ごちそうさまでした。
また、ぜひとも利用させて頂きたいと思います。

今日もお昼にラーメンを。
訪れたのは、さいたま市見沼区にある「トキワ」です。
東武野田線 七里駅からも近く、徒歩で３～４分の所にあります。
今日は妻も一緒です。

クルマの場合は、周辺にコインパーキングがあるので、それらを利用しましょう。
オープンした当初から存在は認識していたものの、今回が初めての利用となりました。


11時の開店からすぐに入店しました。
一番乗りです。


店内は、カウンター席8席ほど、小上りに4卓あり、なかなかのキャパです。
幼い子連れ用に、子供用の椅子やおもちゃが小上りに置いてありました。


私は、味噌中華そば940円、妻は塩中華そば890円をいただきました。
店主さんに口頭で注文しました。


カウンター席からは、厨房が見渡せるようになっているので、調理工程を拝見できます。
塩中華そばは、スープを雪平鍋でシッカリと量って入れて温めていたのが印象的です。
また、並行して大き目の北京鍋でモヤシとひき肉を炒めて、その後スープを入れていました。
丼は、お湯で温めるのではなく、麺茹で機の湯気で温めていました。
一つ一つの仕事に、丁寧さを感じました。


塩中華そばと、味噌中華そばでは、使用する麺を使い分けているようで、それぞれ別々の容器から麺を取り出して茹でていました。
2つとも、注文から7分ほどで、同時に提供されました。
また、店主さんの細やかな気遣いも、またこのお店に食べに来よう！という気持ちにさせます。


◆総評
【味噌中華そば】
挽肉を炒めてでてきた旨味、乾物や動物系を土台としたスープに、ややコッテリ寄りで、とろみのあるスープは、味噌ラーメンでかの有名な「さっぽろ純連」を彷彿させるスープ。
麺は、西山製麺のような黄色い中太のちぢれがあるタイプで、加水率高めで、プリプリ食感。
これは、ハイレベル！！というか、個人的にどストライク！！！当然、完飲完食でした。
「うまラぁあああああ！！！生きていてよかった！！！」と、心の中で叫びました。
※毎度毎度ラーメン王子をオマージュさせていただいております


今時珍しく、雷門模様の丼で提供されるのも、個人的にとてもいい感じです。
これは、リピートは確定ですし、何より本当に美味しい。友人にもぜひ勧めたい。
シェアした妻も、このラーメンはかなり刺さったようです。食べた瞬間に何度も無言で頷いて、ため息をついていました(旨


【塩中華そば】
スープを一口いただくと、鮮烈な旨さにビックリΣ(￣□￣|||)
表面は鶏油が浮かび、琥珀色のスープは鶏の旨味が土台となり、乾物系や魚介の味わいが味の輪郭を形成しています。
角のない塩ダレの味は、本当にいい塩梅。
「いい塩梅」という言葉は、このラーメンの味のためにあるのではないかと思うほど。
上品ながら味のワイルドさも兼ね備えた淡麗スープを啜るレンゲが止まりません！！！
「うまラぁあああああ！！！！　このために生きている！！！！」
この塩ラーメンは、非常に刺さりました。ここ数年食べた塩ラーメンの中ではBEST5に間違いなく入ります。
妻が珍しくラーメンを完飲完食でした。これにもビックリΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

◆具材
【味噌中華そば】
炒めいたモヤシ、挽肉、刻みネギ、厚切りのバラチャーシュー、擂りショウガの布陣。
具材はシンプルですが、味噌ラーメンの味わいを逆に引き立てる役に回っています。
特に、ショウガは後半にスープに混ぜると、いい味変になります。
チャーシューは炙ってあり、香ばしく美味。

【塩中華そば】
チャーシュー、青菜、刻みネギの布陣。
トッピングの具材が繊細かつ大胆なスープに混ざって味を変えないように、すべてをチャーシューの上に載せる気遣いが何とも言えません。


◆スープ
醤油、塩ともに、乾物系や魚介の清湯スープが特徴かと思います。
カエシも角がなく、コクとキレを兼ね備えた清湯スープです。
味噌は、複数の味噌をブレンドして、作っているようです。やや郷愁を誘う香りもしながら、その鮮烈な美味しさは言葉になりません。


◆麺
味噌中華そばは、上述の通り西山製麵を彷彿させる黄色い中太の縮れ麺です。
麺の食感と、味わいがよくて、「大盛にすればよかった」と後悔したほど。

塩中華そばは、ストレート中細麺です。茹で加減も程よく、噛むとプッツリと途切れる食感で、麺の微妙なザラツキがスープを一気にも絡めて口に入ってきます。
麺と、スープが一体です！


結論！！！
味噌も、塩も旨すぎます！これは、ぜひ、醤油も頂きたいと思います。


うーん、今日もラーメンが美味しい！！
すぎょーいシアワセ♪
「うまラぁああああああああああああああ！！！」(あまりに美味しいので複数使うと同時に長くしています)
※毎度毎度ラーメン王子をオマージュさせていただいております


今日はご馳走さまでした。
幸せな時間を、本当にありがとうございました。
また利用させていただきます。