ディナー前の和みの時間 : オービカ モッツァレラ バー 六本木ヒルズ店

シナボン のテラスで ラッフィナート のジェラートをいただいて・・どこか
でベアトリーチェと One for the road？？すぐ先にある R１Tokyo まで行っ
みますと・・お気に入りだったハイ・テーブルがなくなってお洒落だったテ
ラスが全くお洒落感のない単なるコンクリート・スペースに変わっていてガ
ッカリ〜店内に変わりはなくカウンターには数人の女性客〜Happy Hour だ
し！と思ったのですが "ワインならオービカでも飲めるよ〜♬” とリーチェ
パパは最初から R１には興味なし！という姿勢と貫き He won the case!!
オービカのテラスに先客はなくヴェネトのオーガニック・シャルドネ（¥１
５００）とダージリン（¥６５０）をお願い致しました。スパークリングに
プロセッコのロゼがありますがボトル・オンリー（¥５８００）で残念！白
ワインにはちょっと珍しいピエモンテのアルネイス（¥８３００）やフラン
チャコルタ（¥１４０００）もありましたがいずれもボトル・オンリーでし
た。でも私はシャルドネ好きなので全く問題なし！！ベアトリーチェとテ
ラスで和んでおりますと休憩からお戻りになった田中店長が満面の笑みで
”お久し振りじゃないですか！” ディナー前の静かな時間帯でしたので周防
和起料理長と田村明生ホール主任をご紹介してくださって〜このお二人は
テラスに出ていらっしゃることがありませんのでベアトリーチェを見るの
は初めて〜♬ ふわもこですネッ！喜んでいただけてよかった・・また旬の
フルーツとモッツァレラの前菜とキノコのピッツァを楽しみに〜♬ おじゃ
まさせて戴きま〜す！

季節は晩秋に入り、寒い日も出てきましたが此の日は風がなかったので
テラス行けそうネッ！５：３０pm にベアトリーチェと六本木ヒルズま
で参りましたらイルミネーションで飾られた木々が凄いですネ！けやき
坂のイルミネーションと違って此方はカラフル（個人的にはブルーと白
でまとめられたけやき坂の方がシックで好みですが）木の下に立って記
念撮影される方多数〜半月のお月様がちょうど木の上に〜♬ オービカ前
のライトアップは赤とゴールドで暖色系〜あいにく店長はお休みでした
が ”お見えになったこと言っときます！” と、若者スタッフ〜早い時間
でしたのでテラスに先客はなし ”ヒーターすぐ点けますから！ヒーター
とヒーターの間にお座りになると暖かいですヨ！” と、キメ細やかなサ
ービスが光ります。ビオのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ（¥４０
００）はオービカ・ラベルで味わいは果実味たっぷり〜ふくよかで期待
通り〜♬

私はワインのお供にピッタリで！アンティパスト的に愉しめるオービカ
のカリカリ・ピッツァが大好きでピッツァ・トンノ（¥３７００）をリ
クエスト！リーチェパパはリゾット派で和栗とパンチェッタのリゾット
（¥２５００）アンティパストにはシャインマスカットとブッラータの
カプレーゼ（ハーフ ¥２０００）をお願い致しました。シャインマスカ
ットの甘さは天下一品ですがプラス！身がしっかりしているのでカプレ
ーゼにしてもブッラータが水っぽくならなくて〜ホントに美味しい〜♬
トンノはイタリア語でマグロ〜カラブリア産のツナに４種のキノコ、モ
ッツァレラのアッフミカータ、マグロのカラスミのトッピングで楽しむ
ピッツァはミミがカリッ！生地もカリッ！と軽い食感でアンティパスト
的にいただけて〜♬ モッツァレラがアッフミカータなので燻製香がほ
どよくマッチ！絶品でございます。リゾットもイタリア産のお米を使用
していてオービカのこだわりが感じられます。初志貫徹でイタリア愛を
貫くオービカの姿勢には心を打たれるものがありますよね・・パンチェ
ッタの塩味が栗の甘さを引き立てて素晴らしいリゾットだったと思いま
す。これからは日に日に寒くなりますのでテラスでのディナーには厳し
いものがありますが！オービカ・モッツァレラ・バーは定期的におじゃ
ましたい！六本木ヒルズの名店でございます。　

いつもベアトリーチェと一緒にテラスで〜♬ 店内に足を踏み入れたこと
がなく！今回初めて！５月に高輪ウイングの オービカ でディナーを楽
しんだ高校時代の親友が ”次回は私もビーちゃん、お散歩させたい！”と
言うものでホテルからお散歩で往復できる高輪店に予約を入れていまし
た。ところが！台風１２号の接近で彼女が成田に着く朝には週間予報で
も雨マークが付き、お散歩プランは夢と消え・・当日ベアトリーチェは
お留守番〜予約を人間だけで店内に変更をお願いしたところ満席で変更
できず！それでは六本木へ、という展開に〜♬ 店内って〜こんな感じだ
ったのネ！田中店長もいらして接客・サービス共に大満足！ホテルの車
寄せからクルマに乗り込む前ガールズ・トークのお供にシャルドネをい
ただいた新高輪の もみじでは、そのどちらもなく悲しい思いをしており
ましたので嬉しさも一入〜♬ ５：３０pm の店内に先客はなくディナー
のセットが整ったダイニング・ルームには凛とした雰囲気が漂って気持
がヨイですネ！これまでも毎回ガラス越しに賑やかなディナー風景を見
て参りましたので暫くすると高輪店同様こちらも満席になるはず・・

シチリア産マンダリン・ジュース（¥７００）とポッセンテ・ゾーラ（¥
５５００）で３人での乾杯は去年のハロウィーン@オクシタン 以来〜♬
前菜は３種類の水牛モッツァレラと白桃（¥３７００）ラザーニャ（¥２
４００）リーチェパパはクレーマ・ディ・ズッカ（カボチャのスープ ¥
１４００）パスタはリモーネ（レモン・スパゲッティ ¥１９００）ボッ
タルガとズッキーニのピッツァ（¥３６００）をお願い致しました。オー
ビカのアンティパスティには水牛モッツァレラと季節のフルーツのカプ
レーゼがあって前回のマンゴーも美味しかったし今回は白桃を水牛モッ
ツァレラのクラシカ、藁で燻製にしたアッフミカータ、プーリア産のス
トラッチャテッラをモッツァレラで包んだブッラータの３種と合わせて
堪能〜♬ 白ワイン・ヴィネガーですっきりまとめたカプレーゼは絶品！
リーチェパパのスープにはシチリア産ピスターチオ、パンプキン・シー
ド、玄米シリアルが添えてあり、ひと口お味見しましたがしっかり美味
しいのに決して濃厚過ぎることなく夏にも楽しめるセンスのよい一品！
Kは "私ここのパンが大好きなのよ” はい、私達も！！パスタは初めての
リモーネ！シチリア産オーガニック・レモン I.G.T. を使ったカチョ・エ
・ペペをスパゲッティーニで楽しみます。カチョ・エ・ペぺはローマの
郷土料理で近々では ビルバンテ・ジョコンドでいただきましたがオービ
カではペコリーノではなくグラナパダーノと黒胡椒でシェフのアイディ
アが光ります。そして、お約束の熱々ラザーニャ！！皆かなりお腹いっ
ぱいでしたが Kにオービカのピッツァも食べさせたかったのでビアンカ
でサルデーニャのボッタルガとストラッチャテッラを載せたズッキーニ
のピッツァを最後にシェアー・・大満足で夏バージョンの東京タワー→
高輪プリンス ”今日ベアトリーチェに着せようと思ってたのに！着せら
れなかったわ” と残念がっていた Kの代わりにプレゼントの夏服は私が
着せて即！ラインで写真を送りました。次回まだ凍えるほど寒くなかっ
たらテラスでベアトリーチェと一緒にオービカ三昧〜致しましょう〜♬

高輪の オービカ でラザーニャが絶品〜♬ だった話を致しましたら〜
夕方からの参加予定がクライアントのお通夜になってしまったリーチェ
パパが今日こそは！で・・ベアトリーチェと六本木ヒルズのテラスに向
かうことになりました。雨は降っていませんでしたが８pm のテラスに
灯りはなく、パラソルもなく ”すみません、今日テラス閉めてるんです”
と、ご案内係の女性スタッフ・・オープン・キッチンの横に田中店長の
お姿がチラッと見えましたの店長にお会いしたい旨をリクエスト→ ”今
日はスタッフがたりなくてテラス閉めてるんですよ・・” と申し訳なさ
そうに・・食べたいものが決まってるので！それだけお願いできればパ
ラソルもいらないし、と珍しくネバるパパ・・すると ”お料理の提供に
時間がかかるかもしれませんが一時間ほどのご使用で宜しければ” とい
うことになり〜無事エントランス寄りのテーブルに着席〜♬

QRコードではメニューが読み取れず口頭で先日オービカ高輪で美味し
かったラザーニャ（¥２２００）とシチリアのラザーニャポッセンテ・
ゾーラ（ネロ・ダーヴォラ・シラー・カベルネ・ソーヴィニヨン ¥４５
００）をお願いしました。やはり前菜のマンゴーも気になって温めたパ
ンを持って来てくださった店長に ”前回はマンゴーがコチコチでガッカ
リ〜高輪でもマンゴーがお客様にお出しできるレベルではないというこ
とでいただけなかったのよ” と、ワタクシ・・”だいじょうぶです！今日
のマンゴーは完熟で糖度もバッチリです！！” よかった！１５分ほどで
ブッラータとマンゴーの前菜（ハーフ ¥２４２０）がテーブルに載りま
した。ひと目で熟していることがわかります！ 絶品！！ とろとろブッ
ラータのクリーミーな味わいはニュートラルなのでマンゴーの香りや風
味を損ねることなくマンゴーに寄り添ってマンゴー好きの私達にはこれ
ぞ！珠玉の一品〜♬ 続くラザーニャも自家製麺に自家製ミートソース、
水牛モッツァレラと三拍子揃って文句なし！ベアトリーチェと一緒でし
たので最初テラスがダメなら ディヤ があると思いましたが初志貫徹で
念願のラザーニャがいただけてリーチェパパもご満悦！巷にラザーニャ
数あれどモッツァレラ・ブーファラを入れる贅沢なラザーニャ〜♬ は
オービカ以外ではいただけない究極の逸品〜♬ なのでございます。

２０１９年４月の初回レビューで創業者シルヴィオ・ウルシーニ氏のご
紹介を致しましたが、氏は P&Gイタリアから１９８９年ブルガリに入
社〜社長の右腕としてジュエリーと時計のクリエイティヴ・ディレクタ
ーとして活躍する傍ら世界初のモッツァレラ・バーを作った人物でもあ
り、そのブランド・イメージは１９９０年に来日した際、寿司カウンタ
ーで大将が握った寿司を差し出す時の ”さぁ、どうぞ！” これが故郷ナ
ポリの言葉でオービカだったのです！がやがやと騒々しい厨房と違って
寿司職人が黙々と寿司を握る職人の聖域：寿司バーに魅せられた氏は故
郷の南イタリアでしか流通していないカンパーニャの新鮮な水牛モッツ
ァレラ（イタリアでも南イタリア以外の地方では牛乳から作るモッツァ
レラが殆ど）を主役にして！２００４年ローマに世界初モッツァレラ・
バーを誕生させ〜今日に至るのです！

ランチがフル・コースだったので〜まだお腹そんなに空いてないけど
何か食べないと落ち着かないような・・そんな夜にベアトリ〜チェと
行かれる広々テラス！ 予約は入れてなかったけど OK〜♬ ゴールデン
ウィーク初日ということで？テラスはけっこうな賑わい・・店長の姿
が見えなかったので伺ってみますと ”中川がミッドタウンにオープン
したユニオン・スクエアの方に移動になったので彼のポストを僕が引
き継ぎました” と、お名刺をくださったのは田中宏典・新店長〜背が
高くて穏やかなフレアーが中川さんにそっくりでビックリ〜♬ 店内
はガラス越しに見える左側も、いつも空いている右側の奥の個室まで
満席で８：３０pm からドアの前に数人並ぶ状態・・外国人グループ
の姿もあります。グランド・ハイアットにお泊まりなのかもしれませ
んネ！私達は季節のメニューからマンゴーのカプレーゼ（¥２２００）
ホウレン草のスープ（¥１８５０）エンドウ豆と水牛モッツァレラのリ
ゾット（¥２２００）をお願い致しました。私はヴェネトの I.G.T. ラ
・ジャーラ・ゼロアッソルート（¥１０００）も！リストではスパー
クリング・ワインとして載っていますが泡は微発砲で白ワインに近い
控えめなスプマンテ〜♬ お味はドライ！！ 残念だったのはマンゴー
が完熟ではなかったこと・・熟していないのでコチコチ！せっかくの
ブッラータになじむことなく、マンゴーはマンゴー、ブッラータはブ
ッラータという一品で、マンゴーの芳醇な香りが楽しめなくてシェリ
ー・ヴィネガーでまとめようにもまとめる以前の問題で残念至極・・
救われたのは濃厚なホウレン草のスープで！熱々〜♬ スープにスプー
ンを入れると中から大麦とキヌアが出てきてサプライズ感も満載〜♬
別添えのストラッチャテッラとクルトンを入れて楽しみました。エン
ドウ豆のリゾットはイタリア産のお米で作られていてモッツァレラが
優しい味わい〜♬ 店名のとおり、メニューをモッツァレラに特化した
アイテムでしっかり構成されているところはさすが！マンゴーだけが
残念でした！！

風がなくて暖かい夜でしたのでベアトリーチェと毎年恒例けやき坂
のイルミネーションを満喫してからテラスに行ってみますと先客は
女性二人組のみ・・ラッキー！！ただ、中川店長がお休みの日でお
会いできなくて残念〜私達のすぐ後でカップル一組がお隣へ・・オ
ービカのテラスは広いのでゆったり〜けやき坂のイルミネーション
は昔からブルーと白ですがこちら側のイルミネーションは暖色系で
温かみがあります。季節のアンティパストにシャインマスカットと
モッツァレラ２種+ブッラータという贅沢な組合せがあって（モッ
ツァレラはクラシカと藁で包んで燻製にしたアッフミカータ）ハー
フ（¥３６００）でお願いしましたが二人だったら充分！！ シャイ
ンマスカットは長野県産で粒が大きく、歯応えのある果肉は鍛え上
げられたボディーのように引き締まっているのに甘みが強くジュー
シーなこと！この上なし！！これぞ日本が誇る白ブドウの傑作です
よネッ！ モッツァレラ・クラシカやクリーミーなブッラータに合う
のはもちろんですがボディーがしっかりしているので燻製のアッフ
ミガータにもよく合います。ワインはビオロジコのモンテプルチャ
ーノ・ダブルッツォ ’テッレ・カザーリ’（２０２０年 ¥３９００）
で愉しみました。ピッツァは黒舞茸と水牛モッツァレラのアウトゥ
ンノ（秋）¥３３００もありましたが私達はオービカのタルトゥー
フォ（トリュフ）の大ファンで〜♬ やはりウンブリア州のトリュフ
を使ったタルトゥーフォ（¥３９５０）をお願いすることに・・♡

リーチェパパのパンプキン・スープ（¥１２００）はたっぷり二人
前あってシチリア産のピスターチオとパンプキン・シードが入って
コーン・フレークスみたいに見えるのは玄米のシリアル！ヘルシー
な一品でございます。モッツァレラもブッラータも、もやは珍重さ
れるチーズではなくなって来ていると思われる今日この頃ですが！
オービカのモッツァレラとブッラータはフレッシュで甘みが強く本
当に美味！！ モッツァレラのアッフミカータにはなかなか出会え
ませんしネッ！ 店長がいらっしゃらなかったことだけが残念なオー
ビカのディナー・タイムでございました。６：３０pm を過ぎると
テラスも店内の窓際テーブルも満席になりチェックをお願いする頃
はお勤め帰り４名くらいのグループが次々にご来店・・４名以上の
グループがエントランス前で待っていて〜このくらいの規模とレベ
ルになったら店長代理がいらっしゃらなくてはネ！と思った瞬間！
黒服の女性マネージャーらしき方が大人数グループを店内にご案内
していらっしゃるのが見えて少しだけホッ！と致しました。

テラスで味わう水牛モッツァレラとブッラータ尽くしのコース
＊＊＊＊＊＊＊＊＊

６pm にテラスのテーブルを予約〜♬ ちょっと寄り道して参りました
が ”お久し振りです！！” と中川支配人が満面の笑みで迎えてくださ
いました。翌日からまた雨の予報が出ておりまして ココ・アンジュ
でパンを買って さくら のピッツァ窯を確認後 R1 TOKYO でハッピー
・アワーの泡を楽しみ・・リオ・グランデ のテラスが今もテラス→
ワンOK〜♬ を確認して数年振りでアンジェリーナとの思い出に彩ら
れた懐かしい六本木裏通りのお散歩ができてママは嬉しい・・♡ ”ち
ょうどメニューが新しくなったところなんです！！” と中川支配人も
嬉しそう〜テラスはイタリア人女性を含むカップルとお勤め帰りと思
しき男性３人組、私たちの後に若者４名グループ x２でほぼ満席とな
りました。そうそう、この味！この食感！！ 着席後すぐテーブルに
載る温められてふっくらと美味しいパンをテッレ・カサーリ（¥３８
００）で楽しみながら新しくなった季節のメニューからマンゴー・カ
プレーゼ（¥１９００）花ズッキーニと生ハム・水牛モッツァレラの
カツレツ（¥２２００）をお願い致しました。テッレ・カサーリはモ
ンテプルチャーノ・ダブルッツォのビオロージコ（ビオ・ワイン）で
野の花のような可憐な味わいとバック・ラベルに書いてありましたが
確かに明るいニュアンスでモッツァレラが主役のレストランのハウス
ワインにピッタリ〜♬ バランスのとれた美味しいミディアム・ボディ
ーでございます。

カプレーゼのマンゴーはアップル・マンゴーでなめらか〜ジューシー、
甘みが凝縮しております。ブラック・ペッパーとオリーブ・オイルだ
け・・ヘーゼルナッツが散らしてあって極上の前菜〜♬ 花ズッキーニ
は通常のフリットではなく、しっかり衣をつけたタイトなディープ・
フライで一見コロッケみたい（笑）細かくカットされた生ハム入りで
茎の部分まで美味しくいただけてドーーンと迫力のある逸品でござい
ました。ピッツァはプリマヴェーラ（イタリア語で春 ¥３０００）に
して待つこと１５分〜６：３０pm になると暮れなずむ空がすっかり
夜のブルーになってベアトリーチェと楽しむテラス・タイムはピッツ
ァ・プリマヴェーラで旬のスナップエンドウとシラスたっぷりで〜♬
エンドウ豆のスプラウトが入っているところがヨイですネッ！スナッ
プエンドウも新鮮でジューシーで甘いこと！！ とろけるクリーミーな
水牛モッツァレラで至福の味わいでございました。

デザートは手作りにこだわるヴェネツィアのジェラテリーアから届く
ジェラート・ディ・ナトゥーレ（¥７００）なめらかで美味〜♬ 原材
料は原産地管理下で品質基準をクリアーしたもののみを使用したヴェ
ネツィア産の天然ジェラートで着色料も香料も天然〜オービカのこだ
わりとプライドを感じるドルチェでございます。ダージリン（¥６５
０）でゆっくり寛ぎ東京タワーのライトアップを見て家路に・・六本
木ヒルズに来たら東京タワーを愛でなくてはネッ！

西麻布の ふるめんクロスロード で早めのディナーをしてデザート
でお寄りしてみますと・・店内窓際は賑わっておりましたがテラス
はすっかり片付いていて ”雨がヒドかったものですから〜すぐにテ
ーブルご用意致しますので少々お待ち戴けますか？” 有難うござい
ます！７pm 少し前という時間でしたが渋々ではなく、嬉しいです
よネッ！ ここは店長始め、スタッフ全員が揃って素晴らしいお店
で本当に気持がいい〜〜♬ パンナコッタ（¥９００）とダージリン
（¥６５０）シチリアのマンダリン・ジュース（¥８００）をお願
い致しました。パンナコッタはブロンテ産のピスターチオの粒々が
載っていて食感は固め、杏仁豆腐みたいな感じの一品でございます。
お寒くないですか？とブランケットも用意され ”常温のお水よりも
温かいお湯をお持ち致しましょうか？” と至れり尽くせり・・カフ
ェで冷たいお水ではなく、お白湯をいただいたのは初めてでしたが
意外に美味しいものですネ！ お白湯は素朴な感じの厚手のマグで
供され〜この日も秋雨前線が停滞する肌寒い夜で温かいおもてなし
に癒されました。シチリア産のマンダリン・オレンジは少し苦味が
あってブラッド・オレンジより酸味が強いので甘さはあまりなく日
本の温州みかんに近い味わいのジュースでございました。テラスが
広いので予約なしでもだいじょうぶだろうと思い、ふらっとお寄り
致しましたが接客とサービスが完璧で〜♬ 短いデザート・タイムが
上質な時間になり心地よく過ごさせて戴きました。
　

モッツァレラの三重奏を満喫した８日後に再訪〜アンジェリーナ
と果たせなかった約束をベアトリーチェと２年後に２回続けて叶
えることができました。ウエスト・ウォーク４F にあるイワキで
パパのメガネの調整があり ディヤ・ルートではなく今回はイワキ
から初めてテラスの全景を上から眺めてエスカレーターで地上階
へと下りました。ちょうどメニューが変わったところなんです！
と中川氏が満面の笑みで出迎えてくださって〜アンティパストは
ダーク・チェリーのカプレーゼ（¥１８００）前回に続いてフラ
ンス産オピアのオーガニック・ノンアルでカベルネ・ソーヴィニ
ヨン（¥６００）を試してみることに・・でも、うーーん、希釈
したグレープ・ジュースのような味わいでお料理に合わせるには
相当ムリな感じがあり、ノンアルのワインは単独で楽しむべし！

前回テラスは私達の貸切でしたが今回は男性二人組にスーツケー
スを椅子の横に置く男女４名のグループ、店内も７割ほどの入り
のようでございます。少しずつでも、お店が元気になって行くの
を見ると嬉しくなりますよネ！ 捻った水牛のモッツァレラ ’トレ
ッチャ’ にダーク・チェリーを合わせてモデナ産のオーガニック・
バルサミコをたっぷりかけたカプレーゼを堪能後、温かい前菜で
米ナスのオーヴン焼き（¥１０００）をお願い致しました。大き
な米ナスは厚切りで３つ、水牛のモッツァレラが載ってプーリア
産のトマトソースは酸味しっかりでパワフルな一品（ナスがほぼ
レアーで個人的には〜もう少しナスがしんなりとモッツァレラに
絡む感じの方が好み）続いて真打タルトゥーフォの登場でござい
ます。オービカのピッツァは古代ローマ時代から作られているピ
ンサのレシピーをベースにイタリア産小麦を低温で４８時間発酵
させ二段階熟成で作られた極薄パリパリ生地が香ばしくクリスピ
ーで美味〜♬ ピッツァがテーブルに載った途端テーブルがトリュ
フの香りに包まれて・・なんとも幸せな気分に〜♬ ウンブリア産
トリュフとマッシュルームのペーストがタルトゥーフォを力強く
バックアップ！トリュフ風味とクリスピーな生地の薄さが絶妙に
マッチして完璧なマリアージュ（¥３８００）お薦めでございます。

ただ、二人で一枚はちょっと大変〜ラスト３カットは TO GO に
して戴き帰宅後すぐに冷凍して翌日いただきましたが全く遜色な
し！！ オーヴンで温めるとクリスピーさがより増して香ばしくラ
イトな食感〜♬ 堪能させて戴きました。ナスのオーヴン焼き半ば
で雨がパラリ・・男性二人組と４名グループは店内に移動されま
したが私達はベアトリーチェがいるので移動できません。大雨に
なることはありませんでしたがすぐに庇のある窓際にテーブルを
作ってくださってオービカのスタンスとスタッフは本当に素晴ら
しい！！ ベアトリーチェは帰りがけにずっ〜とクローズしていた
JOKER 前で（未だフル・オープンではありませんが）看板犬パー
シー君がカーテンの隙間からガラスをカリカリ〜♡ 熱烈歓迎して
くれて此の日初めて！お家以外の場所でメンシェンができて嬉し
そう・・学習能力が高く、意欲的で芸達者だったアンジェリーナ
に比べると２歳でたったこれだけ？という情けなさはありますが
Slowly but Surely!! で〜♬ 少しずつ芸の幅を広げて行きたいと
密かに願う教育ママなワタクシ・・また一緒にテラスにおじゃま
させて戴きましょうネ！

２年振りの再訪でございます。こちらに移転される前けやき坂に
あった 旧店舗 にアンジェリーナと最後におじゃましたのは２０
１３年４月、六本木ミッドタウン店 は１４年と１６年、高輪店
は１９年の４月でベアトリーチェとは今回が初めて〜♬ ディヤ
の上の階段を上がって東京タワーを見て（帰りは８pm 前に消灯）
昔 エッグセレントがあったハリウッドプラザの中は抱っこで１０
メートルほど進むと六本木通りに出る手前にオービカのテラスが
あります。平日 ＠６：３０pm のテラスは私達の貸切で前回いた
だいたカプレーゼ・アル・マンゴー（プーリア産ブッラータにア
ップル・マンゴーとヘーゼル・ナッツ）がなくて３種モッツァレ
ラ盛り合わせに産直トマトを添えたアンティパスト（¥３２００）
と茨城産アスパラのセモリナ・フリット（¥１９００）をお願い
致しました。お飲み物はどうされますか？と中川氏〜”ノンアル・
ワインのご用意もありますが！” そうなの？ それではノンアルの
スパークリングをお願いしようかしら？ノンアル・ワインは泡・
白（シャルドネ）赤（カベルネ・ソーヴィニヨン）すべてオピア
のオーガニック（¥６００）でスパークリングのシャルドネは南
仏のロゼのようなオレンジ色〜♬ 泡立ちも殆どなくスティル・ワ
インのようでしたがノンアルのスパークリング・ワインがあるだ
けで華やかな気分になれて緊急事態ですから〜お味は二の次！！

イタリアのカンパーニャから週３回空輸で届く水牛のフレッシュ
・モッツァレラは伝統的な手法でチーズ職人が作るオーセンティ
ックなチーズでオリーブ・オイルとバルサミコのセットも温めて
供される美味しい丸パンも以前と変わらず、クラストが薄くてパ
リッ！と歯応えが心地よいパンでクラムがもっちり〜♬ ３種盛り
合わせ（４０g）には産直トマトの他にパルマ産プロシュートも
あって共に ¥３２００。スタンダード・タイプのクラシカ、藁で
燻製にしたアッフミカータにプーリア産モッツァレラを生クリー
ムで和えたストラッチャテッラをもう一度モッツァレラで包んだ
ブッラータが加わったフレッシュ・チーズの醍醐味はオービカな
らでは！！ セモリナ粉を軽く振ったアスパラのフリット（¥１９
００）は穂先にかけての上半分は柔らかく甘みがあって大変結構
でしたが下半分は筋っぽく水気が多く芯まで旨味が詰まっている
グリーン・アスパラではなく・・でも、接客・サービス共、申し
分のない特A で楽しいミール・タイム！！ 最後にお願いしたカリ
フラワーのグリル（¥１９００）は房の中にザクっとナイフを入
れて切り分けるダイナミックな野菜料理でとってもよかったので
すがリグーリア風クルミ・ソースの塩味が強くてリーチェパパは
完成度が今ひとつ、もうひと頑張り〜私は元々大のカリフラワー
好きなのでメニューに載っているだけで嬉しく（レストランでカ
リフラワー料理をメニューに載せているところは少ない！）プリ
ミティーヴォでもあれば問題なく！と思いつつ・・添えてあるビ
ーツが美味しかったのでしょっぱいお味噌風ソースということで
ヨシとすることに・・ところがドルチェに選んだティラミス（¥
１０００）はイタリアでも見たことのない ’ゆるゆる’ 液状ティラ
ミスでビックリ〜マスカルポーネが新鮮だからだそうですがやは
りもう少し質感がほしかったかしら・・アールグレイ（¥６５０）
をいただいて次回はもう少し時間的に余裕を持ってゆっくりおじ
ゃましたいと思いながらチェックをお願いしようと致しましたら
〜ちょうど中川氏がエントランス前に朝食のご案内を立てるべく
店内から出ていらして丁寧なお見送り・・オービカでは６月１日
から朝食が始まりました。ストラッチャテッラのクロストーニ美
味しそう〜〜♬ オービカとはナポリ地方の方言で ”さぁ〜どうぞ”
梅雨が明けたら・・六本木の朝のテラスも気持がよさそうですネ！

移転されたことは知っていましたが・・此処だったんですネッ！
TUSK の上でアンジェリーナとテラスにおじゃましたことのある
ドイツ料理 フランツィスカーナー・バー＆グリル があった場所
でテラスは以前のままキープでした。夕方一時間ちょっと時間が
あってお寄りしてみました。オービカは此処に移転される以前の
六本木ヒルズ店 とミッドタウン店 のどちらにもアンジェリーナ
と一緒におじゃましております。エントランス右は長いテーブル
に１２名が着席できるミーティング・ルームのよう個室、左は５
〜６名で円卓を囲む個室〜でも、両室とも全面ガラス張りなので
テラスからは素通し状態、店内はカウンターのあるカジュアルな
造りでございます。

夕方のワイン・タイムでマンゴーのカプレーゼ（¥１４００）と
椎茸のサルターティ（¥１８００）ダージリン（¥６００）ヴェネ
トのオーガニック・カベルネ（I.G.T. ¥３５００）をお願い致し
ました。ワインを開けてくださったのは店長と思しき男性でこの
方の接客が素晴らしく、お店の格がワン・ランク上がっています。
マンゴーのカプレーゼはプーリアの燻製ブッラータにアップル・
マンゴー、フィノッキオのアクセントとシェリー・ヴィネガーで
お洒落な仕上がり〜♬ ブッラータは燻製なので表皮の歯応えと
中のクリーミーな部分の兼ね合いが絶妙で〜♬ 大きな春の椎茸
を使ったサルターティは肉厚の椎茸にカチョ・カヴァッロを挟み、
そこにシチリア伝統の濃縮トマト・ペースト ’エストラッド’ の隠
し味〜♬ ミディアム・ボディーのコンセルヴァーノ（カベルネ・
ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー）は明るい印象で
華やかさもありチーズを引き立てる名脇役〜♬ おもしろいです
ねぇ〜オリーブ・オイルのエクストラ・ヴィルジネはナポリ産で
（もちろん、バルサミコはモデナですが）その名も ’南の’ なのに
シチリアなどの南のワインは置かずトレンティーノ、ピエモンテ、
フリウリ、ヴェネトと北のワインが主流です。パンは温かい状態
で供されました。クラストは薄めでパリッ！クラムしっとりで美
味！！ チーズがあってパンが美味しいと嬉しくなりますよネッ！
（美味しいパンとワイン、チーズがあれば生きて行かれる私〜♡）
ただ、テラスを通り抜ける風が凄い！！

午後は気温が２２℃ ありましたが此処に来ると風が凄くて暖かさ
は何処へ・・”昨年の５月に移転しましたので来月で一年になりま
す” と店長・・”此処で初めての冬を越されたのね” と私はしみじ
み・・”はい、でも冬の間テラスに人が入ることは殆どありません
でした” パラソル・ヒーターが置いてありますが風が通り抜けて
行きますので何台あっても間に合わない感じ・・以前は夜賑わっ
ている時間帯におじゃましたせいか、あまり気になりませんでし
たがすぐ後ろのエスカレーターを上がって行く人の波や首都高を
通る車の音が少し気になりました。昨年５月１６日（ワタクシ的
にはアンジェリーナの１０歳バースデー）のオープン１ヶ月前に
高輪 WING店がオープン〜オービカは２００４年ローマに出店→
現在イタリア国内に１０店舗、ロンドンとニューヨーク、L.A. な
どアメリカの主要都市にそれぞれ５店舗ずつ、以前けやき坂にあ
った店舗はアジア第一号店として０８年にオープンしました。カ
ンパーニャ地方の水牛のミルク１００％ を使い伝統的な製法でチ
ーズ職人が作るフレッシュ・モッツァレラは世界各地の店舗へ週
３回空輸されています。

オービカとはナポリの方言で "さぁ〜どうぞ” という意味だそうで
すが ブルガリ・レストラン（の他、銀座 BVLGARI Il bar と大阪
の ブルガリ・カフェ におじゃま致しました）などを手掛けてこら
れた創始者シルヴィオ・ウルシーニ氏は水牛の飼育が盛んな南イタ
リア・カンパーニャご出身でオービカ・モッツァレラ・バーの発想
の原点は東京の寿司カウンターにあったと語ります。大将が保冷ケ
ースからヒラメを取り出し見事にスライスして行く傍で弟子が器を
用意、もう一人の弟子が付合わせを準備しているのを見て調理工程
をカウンター越しに見せるという大胆は発想は切り身が驚くほど新
鮮で職人が自分の技量に自信が持ててこそ！ 鮮魚をモッツァレラ
に置き換えたらどうなるだろう？と考えたとのお話。こうして〜お
客様の前で新鮮なモッツァレラを塩水から取り出し一品の料理に仕
立てて行くオービカのバー・スタイルが生まれました。次回はディ
ナーでおじゃまして（暑い日だったら風が吹き抜けて気持いいかも）
アンジェリーナとテラスでラザーニャとトリュフのピッツァでもい
ただきましょうか！